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Microsoft、今年後半にOffice 2019を出荷。延長サポートが約2年に短縮

 Microsoftは2月1日(現地時間)、現行のOffice 2016の次期バージョン「Office 2019」を2018年下半期に出荷すると発表した。また、プレビュー版についても2018年の第2四半期に出荷する予定。

 Office 2019は、昨年(2017年)に米国で行なわれたイベント「Microsoft Ignite」にて発表されていた。アプリとしては定番のWord、Excel、PowerPointのほか、OutlookやSkype for Businessなどを収録する。

 Office 2019は、3月と9月に更新プログラムをリリースする一般向けの「Windows 10 SAC(Semi-Annual Channel)」、2~3年おきにリリースする長期利用のためのWindows 10 Enterprise LTSC(Long-Term Servicing Channel)、次期LTSC向けのWindows Serverでサポート予定。

 また、今回のバージョンではメインストリートサポート期間はこれまでと同じく5年間だが、セキュリティの更新が行なわれる延長サポートの期間は5年から約2年に短縮された。これについてはOffice 2016の延長サポート期限が2025年の10月14日となっており、それに合わせたようだ。

 すでにリリース済みのOffice製品についてはサポート期間の変更は行なわれない。