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Microsoft、「Office 2019」を2018年下半期に提供

 米Microsoftは26日(米国時間)、米オーランドで開催中の「Microsoft Ignite」にて、次期バージョンである「Office 2019」を2018年下半期より提供開始することを発表した。

 Office 2019で追加される機能として、圧力感知や傾き、インクリプレイといった改良されたInk機能により、より自然に作業できるとしている。

 Excelでは、新しい数式およびグラフを使用して、データ分析機能を強化。PowerPointではモーフ、ズームといったビジュアルアニメーション機能がさらに洗練され、サーバーの機能拡張には、IT管理、ユーザビリティ、音声、セキュリティのアップデートが追加される。

 製品としては、Word、Excel、PowerPoint、OutlookといったOfficeアプリケーション、Exchange、SharePoint、Skype for Businessなどのサーバーサービスが含まれる。

 同社では、Office 2019はクラウド対応を推し進めつつも、自社アプリやサーバーの一部、または全部をオンプレミスに保つ必要がある顧客にとって、重要なアップグレードになるとしている。

 プレビュー版は2018年半ばごろに公開される予定。