ニュース

AMD Radeon部門のトップがIntelに移籍

Raja Koduri氏

 元AMD Radeon Technologies Group担当上級副社長兼首席設計者だったRaja Koduri氏が、8日付け(現地時間)で米Intelに転職した。

 Koduri氏は、Radeonの開発において、APU、単体GPU、そしてセミカスタムチップなどAMDのグラフィックス事業を率いていた人物。IntelとAMDは6日(同)に、歴史的協業とも言える、CoreプロセッサとRadeonベースのGPUを1パッケージ化した製品を発表したが、その翌日にKoduri氏がAMDを退職することが明るみとなった。そして、その翌日に今回のIntelへの転職が発表された。

 Koduri氏はIntelでは「Core and Visual Computing Group」部門担当の首席設計者兼上級副社長およびエッジコンピューティング担当のジェネラルマネージャを務める。同部門は新たに設立されたもので、同士はPC向け内蔵グラフィックスおよびハイエンドディスクリートグラフィックスソリューションなどを率いることとなる。