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Radeon Technologies Groupが2人の新リーダーを迎える

 米AMDは23日(現地時間)、グラフィックス部門「Radeon Technologies Group」の新しい人事を発表した。

 コンシューマ向けグラフィックスやセミカスタム製品など、AMDグラフィックス事業の戦略およびビジネスを担う役目のシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャとして、元MicronのMike Rayfieldを任命。

 Rayfield氏はかつてMicronのモバイル事業を担当し、大幅な収益成長と収益改善を実現していた。それ以前はNVIDIAのモバイルビジネスユニットでゼネラルマネージャを務め、Tegraのチームを率いていた。

 一方でグラフィックスのアーキテクチャ、ハードウェア、ソフトウェアといった開発のすべてを率いるエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとして、元SynapticsのDavid Wang氏を任命した。

 Wang氏は25年以上に渡るグラフィックス/シリコン開発経験を持っており、Synaptics時代に買収などを通じて設計チームを4倍以上に拡大した実績を持つ。Synaptics入社以前はかつてAMDでSoCの開発を担当していたため、AMDに戻ってきた格好だ。さらにその前は、ATI、ArtX、SGI、Axil Workstations、LSI Logicといった企業で経験を積んでいる。

 かつてRadeon Technologies Groupを率いていたRaja Koduri氏は、2017年11月にAMDを退社を発表し、Intelに入社している。