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ジム・ケラー氏の退職で、Hot ChipsのIntel基調講演はラジャ・コドゥリ氏に

ラジャ・コドゥリ氏

 8月16日(米国時間)より開催されるHot Chips 32のカンファレンス1日目で予定されていたジム・ケラー氏による基調講演だが、同氏が6月中旬にIntelを退職したことを受け、ラジャ・M・コドゥリ氏が代わりを担当することが明らかとなった。

 ケラー氏は著名なCPUアーキテクトで、Intelに入社する以前は、AMDのZenやK7/K8アーキテクチャ、AppleのA4/A5プロセッサ、DECでAlphaプロセッサなど、数々のヒット作を残している。Intelではどのような功績を残したのか、まだ明らかになっていないが、一身上の都合によりIntelを退職している。

 一方、代わりに基調講演を担当するコドゥリ氏は、Intelでアーキテクチャ、グラフィックス、ソフトウェアのアーキテクチャの統括部長。現在Xeアーキテクチャの開発を率いている。Intel入社前はAMDに在籍し、Radeonで使われたCGNアーキテクチャの開発に携わった。