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インテル、Cortex-A53プロセッサを統合したハイエンドFPGA

インテル、Cortex-A53プロセッサを統合したハイエンドFPGA Stratix 10 SX FPGA
Stratix 10 SX FPGA

 インテルは31日、4コアのCortex-A53プロセッサを統合したハイエンドFPGA「Stratix 10 SX FPGA」を出荷開始したと発表した。

 100万個以上のロジックエレメントを集積しており、高性能/高集積FPGAと、RMプロセッサの統合による柔軟性と低レイテンシが特徴。5G通信、ソフトウェア無線、軍事用セキュアコンピューティング、ネットワーク機能仮想化、データセンターアクセラレーションに好適としている。

 本製品でのデザイン実装は、組込みソフトウェア開発向けのツールスイート「インテル SoC FPGAエンベデッド開発スイート」を使用して行なう。

 製造はIntelのトライゲート14nmを使って行なわれた。プロセッサの駆動周波数は1.5GHz、ロジックコアの駆動周波数は1GHz。229Mbのメモリを内包し、チップ間の最大転送速度は30Gbps。メモリはDDR4/DDR3/LPDDR3/RLDRAM 3/QDR IV SRAM/QDR II+ SRAM/Hybrid Memory Cubeをサポートする。