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Microsoft Officeのストア版登場。ただし対象はSurface Laptopユーザーのみ

 米Microsoftは15日(現地時間)、デスクトップ版Microsoft OfficeのWindowsストアでの配布を開始した。ただし、現時点での対象機種はWindows 10 Sを搭載したSurface Laptopのみとなる。

 Surface Laptopが搭載するWindows 10 SはWindowsストア経由でしかアプリをインストールできない。今回のストア版配信によりSurface LaptopでもOfficeを利用可能となる。配信はストアだが、アプリの中身自体はデスクトップ版と同じなので同じ機能が使える。ただし、OneNoteのみはデスクトップ版ではなく、UWP版での提供となる。

 なお、ストア経由での配信はプレビュー扱いとなっているため、インストールやアップデートに関して予期せぬ問題が発生する可能性もあるとしている。

 ストア経由で配信されるは、Word、Excel、PowerPoint、OneNote for Windows 10、Outlook(※)、Access(※)、Publisher(※)で、現時点では32bit版のみが利用可能(※のつくものはOffice 365 Education plansではプレビュー期間は利用不可)。

 プレビュー期間が終了次第、他のデバイスでもストア経由でOfficeのインストールが可能となる。

 以前より、タブレットやスマートフォン向けに提供していたOffice Mobileアプリは10.1型未満の端末でのみ無償でも編集機能が利用できるが、Windows 10 S端末では画面サイズを問わず利用可能(ただし、10.1型以上の端末での編集機能の利用にはOffice 365のサブスクリプションが必要)。