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ASUS、8コアCPUとメモリ4GBを搭載しながら実売3万円の「ZenFone 3 Laser」

ZenFone 3 Laser

 ASUSは、実売3万円の低価格を実現したスマートフォン「ZenFone 3 Laser」(型番:ZC551KL)を26日に発売する。価格はオープンプライス。

 「ZenFone 2 Laser」(ZE550KL)の後継モデル。低価格ながら、CPUにオクタコア(8コア)CPUのSnapdragon 430、メモリに4GBを搭載するのが特徴。最速約0.03秒でピント合わせが行なえるレーザーオートフォーカスは第2世代となり、従来の約3倍の距離である1.2mの焦点距離まで対応する。ディスプレイはIPSパネルを採用し、500cd/平方mの明るさで屋外での視認性を高めた。また、背面をアルミ合金のメタル筐体に変更し、前面は指紋防止付きのCorning Gorilla Glass 3の2.5D曲面ガラスを採用。高級感のあるデザインとした。

 背面には指紋センサーを搭載。ログインを容易にするだけでなく、ダブルタップでカメラの起動およびタップによる撮影もサポート。バッテリは3,000mAhとなり、最長22日間の3G待ち受けに対応。また、auのVoLTEもサポートする。

 カメラ機能も強化。暗所での撮影でも素早くピント合わせが行なえるようになり、電子式手ブレ補正機能も搭載。自然な色合いの写真が撮影できる色彩補正センサーや、フラッシュ撮影時に自然な色合いを実現するリアルトーンフラッシュ機能も備える。背面カメラの画素数は1,300万画素。前面カメラは84度のワイドアングルとなり、画素数が800万へと向上することで自撮りも高画質化した。

 そのほかの仕様は、ストレージが32GB、OSがAndroid 6.0.1、液晶が1,920×1,080ドット表示/10点タッチ対応の5.5型。インターフェイスは、Micro USB、microSDカード、Micro SIMスロット、Nano SIMスロット、IEEE 802.11n対応無線LAN、Bluetooth 4.2、音声入出力などを搭載する。

 センサーはGPS、加速度、電子コンパス、光、ジャイロスコープ、近接、指紋、RGBなど。対応バンド帯はFDD-LTEが1/2/3/5/6/7/8/18/19/28、TD-LTEが38/41、W-CDMAが1/2/5/6/8/19、GSM/EDGEが850/900/1,800/1,900MHz。

 バッテリはリチウムポリマーで、駆動時間は約13.1~14.8時間。本体サイズは約76×149×7.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g。