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Intel Securityが独立し「McAfee」に

~株式の過半数をTPGに売却

IntelとTPGが新セキュリティ会社「McAfee」を設立

 米Intelは7日(現地時間)、オルタナティブ投資会社のTPGと共同で新しいセキュリティ会社「McAfee」を設立したと発表した。

 Intelは2010年8月にセキュリティソフト会社のMcAfeeを買収し、社名を「Intel Security」としてセキュリティ事業を展開させてきたが、この株式の51%をTPGに売却し、31億ドルを入手。49%の株式は保有する構え。TPGはこの51%の株式を得てIntelと共同でIntel Securityとは独立した「McAfee」を運営することになる。McAfeeの資産価値は約42億ドルになるという。

 現時点ではIntel Securityとどのように異なる事業展開を見せていくかは不明。

 なお、先日の記事でお伝えした通り、旧McAfeeの元創業者であるJohn McAfee氏が、自身の名前をビジネスで利用する権利を求めてIntelを起訴している。