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2016年度第2四半期のマザーボード出荷枚数は2~3割減か

~撤退も相次ぐ

台湾メディア「DIGITIMES」による報道

 台湾メディアのDIGITIMESは8日付け(現地時間)で、マザーボードメーカー各社の2016年度第2四半期におけるマザーボード出荷台数が、昨年比で20~30%ほど下落する見込みであると報じている。

 DIGITIMESの調査によれば、大手メーカーのASUSTeKとGIGABYTEの場合、2015年度の出荷台数はASUSTeKが1,780万枚で、GIGABYTEは1,710万枚であり、それぞれ2014年度の1,900万台から大きく落ちている。そして2016年度に関してはASUSTeK、GIGABYTEともに出荷予想枚数を1,700万枚に引き下げたという。

 2016年度についての他社の出荷予想枚数は、MSIが450万枚、ASRockが400万枚、中国Colorfulが190~200万枚、ECSは200万枚未満、BIOSTARは100万枚未満になる見込み。

 最近では中国と台湾の準大手メーカーの撤退なども報じられており、中国ではJweleが撤退、Ondaは2in1や小型PCや液晶ディスプレイに注力事業を移した。台湾ではECSが自社ブランドの提供を止めており、BIOSTARは組み込み系に軸足を移している。BIOSTARに関しては2015年度の出荷枚数が171万枚で、昨年比で44%も低下した。

 DIGITIMESは市場全体の出荷減の理由として、為替相場の変動、政治的な不安定さ、Intelの次世代CPUであるKaby Lakeプラットフォームの遅れを挙げている。価格の大幅値下げも要因としているが、ASUSTeKに関しては潤沢な資産を備えていることから、ライバルに対して有利であるとしている。また、メーカー各社が中国市場での拡大のために、代理店やリテールパートナーを鼓舞すべく販売ボーナスを上げたことも影響しているのではないかと見ている。