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GeForce RTX搭載PCで動くローカルAI「ChatRTX」刷新。画像認識や音声入力に対応

 NVIDIAは、ローカル環境でAIチャットボットを簡単に利用できる「Chat With RTX」を更新した。

 PC上で動くカスタムAI。今回の更新で名称を「ChatRTX」に改めたほか、利用できるLLMを拡張。従来から利用できたMistral、Llama 2に加えて、新たにGemma、ChatGLM3、CLIP(Contrastive Language-Image Pre-training)をサポートした。CLIPはローカル環境にある画像データの内容を認識するためメタデータを必要とせず、自然言語による対話の中で画像の検索や提示などが行なえる。

 このほか音声認識AI「Whisper」も利用可能になっており、PCのマイクを使ってチャットボットと対話できるようになった。

 ChatRTXのシステム要件は、GPUがGeForce RTX 30/40シリーズおよびNVIDIA RTX Ampere/Ada世代、メモリ16GB以上、ドライバのバージョンは535.11以降、OSはWindows 11のみとなっている。

【17時50分訂正】記事初出時、メモリ必要要件をVRAM必要要件として記載し誤っておりました。お詫びして訂正します。