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ChatGPT、学習用データを提供しなくてもチャット履歴が残せるように

AIモデル学習用のデータ提供に関する設定が独立した

 OpenAIは、ChatGPT Plusおよび無料プランにおいて、AIモデル学習用データ提供に同意するかどうかを問わず、チャット履歴機能が利用できるよう変更を実施した。Web版ではすでに変更されており、モバイル版でもまもなく適用されるとしている。

 これまでChatGPT上の設定では、チャット履歴機能とAIモデル学習用のデータ提供の設定項目が一体となっており、チャット履歴を利用するにはデータ提供にも同意する必要があった。今後はチャット機能が標準で利用可能となり、データ提供の設定は個別に変更できるようになる。なお、以前から同意しないを選んでいた場合、その設定が維持される。

 同社ではあわせて、チャット履歴やMemory機能などに情報が残らず、学習用データとしても利用されない「Temporary Chat」と呼ばれるモードも追加している。

Temporary Chat