インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
黒田瑞貴、「三國志II」は計略ゲーだと気づく
2022年10月8日 08:00
こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も、1989年にコーエーテクモゲームス(旧光栄)から発売された「三国志II」をプレイしていきます! Steamで1,320円で購入可能です。PC‐8801から始まり、スーパーファミコンやメガドライブ、今ではスマホ版なんかも出ていて、たくさんの人に愛されている今作品の魅力を、今回も見つけ出していこうと思います!!!
今回で第6回目の三國志II記事ですが、この記事から読み始めた方で三國志IIってなに? って方もいらっしゃると思いますので、このゲームの事がわかる第1回目の記事のリンクも張っておきます。武将は劉焉、シナリオは1の董卓洛陽を騒がし群星起つ(董卓の横暴) 189年を忠実モードでやっています!
前回手こずりまくった、敵武将張任の寝返りと39国略奪作戦。いろんな事をしましたが、結果として敵中作敵の計略がはまり、わずか9日間で戦争が終結。計略ゲーじゃんかぁああああ! 三國志IIを死にゲーだと思っていた私が、ついに計略を覚えました。
国を縮小させなければいけないくらい、一時は勝手に追い詰められていましたが、国を取り返し1つ1つの国も内政には問題のないくらい潤ってきています。ここからは覚えたての計略をどんどんしていき、今まで私を裏切った漢達(武将)にわからせていこうと思います('ω')!
女は怖いぞ覚えてろよ( ^ω^ )。
中華統一のため領土を増やしていくのに、切っても切れない問題が武将の数。序盤に凡骨君主の元を次々に武将が去っていってしまったため、私の国にはいつでも武将が足りないのです。厳顔おじいや、張任さんは無理矢理連れ戻すことに成功しましたが、まだまだ武将が欲しい! 前線の数カ国に5人ずつくらい配置したい!!
と言うことで、まずは武将のスカウトから今回はやっていこうと思います!!あちこちと戦争をしている7国(曹操軍)を見ていきます。
この7国の曹操、終盤まで必ずと言っていいほど残ってくるらしいので、序中盤から戦力を削いでいくのも中華統一の鍵らしいです。なのでこの7国から武将の登用ができれば、戦力も削げるし私の配下も増え一石二鳥なのです! と言っても、みんな忠誠度高っ!!!!
しかもここで驚いたのが、曹操の能力値。知力95、武力91、魅力95って……。能力値は100が最大なので、ほぼカンストじゃないですか( ;∀;)! ラスボス!!
この曹操級の武将があと何人かいると思うと、先が思いやられますが、これだから乱世は面白い( ;∀;)。そりゃ現世まで名前残るよね、三國志無知の私でも知ってるくらい強かった、というかカリスマだったのでしょうね( ;∀;)
ほぼ全員が95くらいの忠誠度の中、1人だけ忠誠度37の方がいらっしゃいました。なんと前回諦めた李儒さんです! 前に登用を断られてから数カ月たちましたが、まだ曹操に心を開いていない! 一緒に捕虜になっていた賈詡さんは完全に曹操の手下になった感じですが、李儒はなぜか前回からさらに忠誠度が下がり、47→37まで落ちていました。これは狙うしかない!
セーブして登用チャレンジすると……。「成功です、李儒は配下に加わりました」。
いやぁああああ、これはうれしい。例えるなら、ソシャゲのSSRをノーマル10連であてた感じ……。ううう、知力90越えの軍師が、凡骨の横に着席してくれました( ;∀;)。李儒の忠誠度をお金で解決し、早速ですが働いてもらいます! 凡骨君主の私には李儒君、君が必要なのだよ。
3国(袁紹)、7国(曹操)、10国(董卓)が大戦争しているので、敵国に捕虜になっている武将がいたら、すかさず禁断のセーブ＆リセットで、どんどん登用チャレンジしていきます!
この登用の過程で“三顧の礼”を使い、敵国に捕まり劉焉は何度か亡くなることになりますが、違う世界線の話なので気にしないことにします。ごめんよ、違う世界線の劉焉おじい……。こんなに君を馬車馬のように扱ってしまって……。
武将の登用は引き続き行なっていくとして、ここからは39国を取り返すことに成功し、勢いづいている前線そのままに、孫堅軍を追い詰めていきたいと思います! コマンド8の情報で孫堅軍の領土を調べると、31国にはなんと黄蓋の1人しかいませんでした!これはチャンス('ω')。
育てた李儒の計略を見てみたいので、数で圧倒できる戦争ですが試しに計略“埋伏の毒”を使っていくことにします。李儒の忠誠度を100にして、まずは絶対ににおいしい敵の話にも乗らないように躾をします!
それから“埋伏の毒”発動! この計略は自国の武将を他国に在野武将として送り込み、その国で登用されると、戦争時寝返らせることができるんですが、果たして上手くいくのか……。
結果、3カ月待っても登用されず……。うーーーん、やり方を間違えているのか、もっと気長に待たなければいけないのか……? もう戦争を仕掛けたくてうずうずしている私は、今いる武将の中で精鋭と思われる5人を集め、計略は中断! 李儒を本国に戻し、もう行ってきます!!!李儒の計略がハマるのはもう少し後になりそうです。
雷同、厳顔、張任、呉蘭、呉懿この5人で黄蓋1人の31国(孫堅軍)に攻め入ります。総大将は何度でも寝返る漢、張任。総兵力はマックスの5万人。黄蓋1人なのでお金は持っていかなくてもいいかと思いましたが一応2千円。兵糧は25万。兵糧は多めに持たせても、戦争に勝ち自国になった時、そのままその土地の資産(兵糧)になるので、運ばせなくていい分多めに持たせておきました!
ワクワクしながら開戦。40国から31国に攻めるので、戦争マップでは下から敵陣まで上がっていくことになります。途中、川が流れているんですが、川を渡るには機動力が5必要です。機動力は武将ごとに変わり、戦争用のコマンドの待機で1増えます。待機でもターンは1日分消費されるので、これは痛いです。
張任の機動力は5、最初から目の前の川を渡ることができます。しかし雷同、厳顔、呉懿に関しては機動力2なので、川を渡るのが3日後になってしまいました。ここで訓練の差が出てくるのか( ;∀;)!!
訓練なんて「お金ない! 兵糧もない! 何もできない～」って時に、「訓練なら無料だしやるか('ω')」くらいにしか思ってなかったです。
しかしながら開戦はしてしまったので、分断されてしまった土地で訓練しかすることなくて、足腰ムキムキの機動力6の呉蘭さんと、張任だけ先に行くことにします!!
ただどんどん起動力の差はでてきて、みんなで黄蓋囲んで戦っているのに、機動力2の呉懿おじいさんはようやく川を渡り終えたあたり……。
「黄蓋を捕らえました」。ついに戦争が終わるその時まで、呉懿おじいが戦地に着くことはありませんでした。帰ったら呉懿おじい、特訓しよう……。
なにはともあれ、戦争には勝てました! 黄蓋さんも仲間に引き入れ、能力値を見るとなかなかに強い! 前線のセンターとして、張任と一緒に頑張ってもらいましょう。
この31国との戦争後、なんと戦利品“孫子の兵法書”が出ました! 戦利品が出るのはこれが初めてです。このアイテム、武将の能力の知力の部分を上げられるらしく、早速軍師を務めてくれている李儒に与えると……。
「李儒の知力が9上がりました。より一層忠誠を尽くす事でしょう」。
うえええええ!すごい…!!もともと知力が91だった李儒は、これで知力がカンストしました! と言うことは、これからの助言が、全て予測ではなく予知に変わります……。登用にしても計略にしても知力が100なら、当たる確率100％です。これはすごすぎるのでは!?
「曹操、君が捨てた李儒の計略は、いつか君の喉元まで届くよ」。ふふふふふふ、三國志無知の私に、だんだんと三國志IIの偏った知識だけがついてきているのを感じます。本人は非常に楽しいです。こんなことになるなら、小学校の図書室に唯一あった漫画の三國志を読んでおくんだったな。
そんな中、戦争に夢中になっている私に13国の馬騰からお手紙が。実は何回か来ているんですが、最近のはなんと、お金入り……。534円もらいました。同盟を結んで下さい! とかでもないのに、単にお金だけ送ってくる……。「君たちとは仲良くしたいな( ^ω^ )!」ってことなのか?
それとも、もしかして私から「同盟結びましょうよ」とか言わなきゃなのかな? 信用度35での空気が読めない私にはわからないです('ω')。でも、もらえるもんはもらっておく主義です。この後追加で1,000円もらったけど、返してって言われても返しませんからね('ω')!
あと君は忘れているかも知れないけど、君のいるその13国、元は私の土地だからな( ^ω^ )!!!!とは言っても、まずは孫堅軍に集中したいので、同盟を結ぶのもありか……。ご近所付き合いも、国が大きくなっていく過程で出てきそうです。「勝って中華統一だ!」ではなくて、ご近所の意味深な馬騰さんの事まで考えるのが三國志なんですね……。細かい設定がゲーマーには刺さりますね。実に面白い。
戦争の話に戻るんですが、戦争には5人しか送り込めないので、1人1人を強くする必要があります。先ほど戦地に最後までたどり着けなかった呉懿さんは、もちろん訓練で足腰鍛えてもらうとして、訓練以外にも商人から武器が買えて、それで兵士たちを強化できることをリスナーさんから教えてもらいました! お米の売買が楽しくて、商人のコマンドしっかり見てませんでしたが、ありました! 武器の購入!!
商人は私の国では33国に常駐していますが、他の国にはランダムで訪れます。来ているタイミングはお知らせなどがあるわけではないので、アナログに毎回コマンド13を打ち込みチェックをしていきます。
武器は最大1万個買えるので、これは兵士1人1人が武装するって認識でいいのかな。前線の精鋭とお気に入りの潘鳳に武装させました!
武装も終え、次に攻めたい23国を調べると、なかなか強そうな武将が揃っています。孫策、周泰、呂蒙、魏延、劉巴の5人です。23国戦はしっかりしないと簡単に負けてしまいそうです。
作戦を練っていると、なんと孫堅軍の孫策が1人で38国に攻めてきました。まずい! 防衛戦とか何も分からない! ただここで孫策を捕らえれば、23国の武将を1人減らすことができます! むしろ最大のチャンスなのでは!?
ただ、まさか攻めてくるなんて思ってなくて……。確認したら38国は兵士ゼロなんです。
「おい、お前まじかよ」と思ったそこの貴方('ω')。まじです。これが凡骨君主黒田です('ω')。自分のダメっぷりにこの辺は笑いが止まらなかったですね。とりあえず1万人VS高沛さんになるのは流石に可哀想すぎるので、38国を手放します。本当に私は成長しているのか……?
38国は取られてしまいましたが、プラス思考にするなら、23国から武将が1人減っています!!ここからさらに計略と登用を行ない、有利に戦争を仕掛けていきたいと思います。
李儒の予知を使いつつ、敵国武将の劉巴に計略敵中作敵を、魏延に偽書疑心をかけます。敵中作敵は戦争中に寝返ってくれる約束を取り付ける計略で、偽書疑心は他国の武将に偽手紙を送り、君主との仲を裂くように計り忠誠度を下げる計略です。この作戦で魏延は戦争前に登用で引き抜き、戦争中に劉巴を寝返らせることで、戦況を孫堅軍2人に対し自軍を6人にすることができます!
この計略がはまれば、厳しいと思っていた23国も落とせる! 精鋭の張任、雷同、厳顔、呉蘭、黄蓋の5人を集め、全ての準備が整い、いざ開戦!!!
「呉蘭が寝返りました」
開戦2日目で呉蘭が寝返りました。
………。私はそっとゲームのウィンドウを閉じました。いいんだ、裏切られることには慣れている。
気を取り直して、兵力5万、兵糧20万、軍資金2千、総大将張任! 呉蘭の忠誠度100!!!よし!再スタート!!!!もーーー( ;∀;)。忠誠度95とかで裏切るのやめてよ!
敵中作敵を発動し、2対6の戦況にすることに成功。孫堅軍総大将周泰を取り囲み、全軍撤退まで追い詰め23国戦に勝利。思い描いた完封勝利です( ;∀;)。これがしたかったのよ! ここまで綺麗に思い通りだと、勝った時かなり気持ちいです! これで奪われた38国も孫堅軍本国と分断できたので、孫策さんを袋たたきにするのも時間の問題('ω')!!
この戦争で敵軍武将の呂蒙を捕らえることに成功し、配下に加えることに! この武将、バランスが良く能力ゲージが全て80以上。これは強い! しかも、時を同じくして本国では、ずっと欲しかった賈詡も登用でき、ますますいい人材が揃ってきました( ;∀;)。シンプルにうれしい。
計略も複数使えるようになり、戦争が描けるようになってきました。小さな一歩ですが、また少し成長です。この自分の成長を感じられるのが、私は割と好きでゲームやっているところがあるんですが、皆さんはどうでしょう。それぞれ違った楽しみ方があると思いますが、回を重ねるごとに私は三國志IIの魅力に気づかされます。流行ったものには、やっぱり理由がありますね!
今回は武将の登用をメインに行ないいつつ、国も取ることができました。まぁこちらも取られてしまったので、国の数的にはトントンなんですが。すぐに取り返して見せます! 次回はついに、隣人孫堅との直接対決をしたいと思いますので、そこもお楽しみに!
今回もご清覧ありがとうございました!