インプレスeスポーツ部女子レトロゲーム班
黒田瑞貴、「クロノ・トリガー」で無罪判決からの投獄
- 黒田 瑞貴
2022年3月12日 08:00
こんにちは、黒田瑞貴です! 今回も前回に引き続き、1995年にスウェア・エニックスから発売された「クロノトリガー」をプレイしていきます。最初に発売したスーパーファミコン以外にも、プレステーション版、モバイル版なんかもあって沢山のプラットフォームで遊ぶことができるクロノトリガーですが、Steam版を1980円で購入しました!
前回、地球グミ(マール)を追いかけて400年前のガルディア王国にテレポートしたので、その続きからやっていきます! ちなみにここから記事を見た人で、「地球グミってなんだよ。どういうゲーム? 操作方法は?」など、基本的なことは前回の記事にありますので、良かったら見てみて下さい。('ω')
400年前の世界でも建物や、森の配置は一緒だったので、とりあえず散策していると、入った修道院のシスターがモンスターに変化! 戦闘が始まりました。
それほど強くないので難なく倒すことができ、全員倒すと新キャラ"カエル"が登場しました! このカエル、見た目もそのままカエルですが、もともとは人間だったらしい……。魔王に逆らい返り討ちにあってしまい、今のカエルの姿になったんだとか。パーティーメンバーの人気ランキングでは堂々の1位で、攻守ともに優れる縁の下の力持ち。「カエルフレア」の連携技が強いらしいので、私も早く覚えたいです! カエルがパーティーメンバーに加わり、名前を十万石饅頭にしました。
そのまま修道院を探り続けると、いました! 400年前の王女様! この人がいなくなったのに、そっくりな地球グミが現世からテレポートしてきたために、王女と勘違いされ、実際のこの王女様は攫われたのに放置されていました。連れて帰ろうとすると、近くにいた老人がモンスターに変身。
ヤクラ……? え……可愛い。なにこの黄色い可愛いの。と思いつつ初めてのボス戦です。
「デロロロロ~」と言いながら走り回る全体攻撃があり、単体攻撃は通常と、スピンニードルの2種類。まあ、最初のボスだし、チュートリアルっしょ('ω')……!
と思ってたらしっかり負けました。あれ? 強くない??(笑)。思ってる3倍くらい強かった……(笑)。ちゃんと回復とかしないとだな。
建物の中ではセーブができない代わりに、セーブポイントが存在して、緑色にきらきら光っています。絶対勝てるとふんでいましたが、ちゃっかりセーブはしていたのでここから再スタートです!
今度は回復しつつ、しっかり倒せました! 最初のボスだからって舐めすぎていました……。
王女をヤクラから開放して、城まで送り届けると、十万石饅頭(カエル)はパーティーから離脱することに。カエル好きだからいてほしかったし、まだカエルフレア覚えてない……。でも、ここでカエルフレア覚えてないってことは、まだどっかで会えるってことだよね!
とりあえず、400年前のガルディア王国はここでいったんハッピーエンド(?)で現代にワープします。
現代に戻ると、地球グミ(現代の王女)がいなくなって大騒ぎになっていました。急いで地球グミを連れ城に帰ると、いきなり衛兵に取り囲まれ殴られて気絶からの連行。完全に怪しい奴だと思われてる( ;∀;)。そしてめちゃくちゃ手荒だぁ!
ここのシーンで地球グミが驚いたり、叫んだりするんですが、当時のドット絵ってすごいなと思いました。
このドットの数で、この表情の豊かさ。情景も本当に分かりやすくて、限られたものの中でも、これだけ表現できるんだなってかなり感動しちゃいました。主人公が殴られてる間そんなことばかり気になっていました。
連行され目を覚ますと、裁判所の中でした。ここでのBGMはかなりよかったです。リスナーさんや、この記事を読んで下さっている人の中にも、「クロノトリガーはBGMが最高!」って方多いんじゃないでしょうか。
光田康典さん作曲で、"ファイナルファンタジー"や"マリオパーティー"などの音楽を作っている方で、調べれば調べるほど、「なんだただの天才か('ω')!」って方でした。
本題の裁判は、主人公はたまたま事故に巻き込まれてしまっただけなのか、一国の王女をさらった大罪人なのかの話に。大臣から誘導されるような質問が何度も飛んできます。その都度、私は正直に答えました。ただ大臣が言葉巧みに、どんどん私が悪いっぽくなっていく……(笑)。
「うわ! はめられた!」。裁判中に、何度言ったか分かりません(笑)。
冤罪事件ってこんな感じなんかな……、と発言権がない自分がもどかしくなりました。
最後に7人の投票によって判決を出します。
結果は……、
5対2で無罪!!!!
よっしゃ! 勝ち取りました。絶対勝てないと思った~( ;∀;)。いや、でも、もともと冤罪だしね!!!!やってないもん! 罪ないもん! やっぱり人間正直に生きるべきですね。無罪になったやつとは思えない顔しながら、なぜかこの後独房に入れられます。
独房には室内のセーブポイントと、HPとMPが完全回復するコップ、エーテルというアイテムが2つ。無罪だったのに、なんだかんだやっぱり罪人にされて処刑の日まで独房でカウントダウンすることに。残り1日になったところで、独房の策をガシガシやっていたら、うるさいと中に見張りが入ってきて、倒すことに成功!!脱獄チャンス☆!
脱獄って現実だと多分この先経験できない気がするので、ものすごいわくわくしますね!
すれ違う見張りを片っ端から薙ぎ倒していくと、ついに見つけました、諸悪の張本人!!さんざん裁判ではめてきた大臣が、戦車で襲ってきました。
一国の大臣でもここまで私用で兵器使っていいと思うなよ! 叩きのめしてくれる! と気合は十分だったのですが普通に叩きのめされました。
ドラゴン戦車は頭部、車輪、本体の3部位に分かれていて、頭部がある限り回復をされ続けてしまう。加えて頭部には火属性と天属性のダメージは入らないほか、主人公の回転切りは反撃があるのでできない。地道に通常攻撃を繰り出すほかない。
一気にボス攻略感出てきましたね!!
頭部から破壊しなければいけないのは、分かっていつつ……。ここから2連敗……。とりあえずここにきて初めてレベリングをすることに。
城の中の見張りを端から端まで一掃し、経験値を稼いでいきます。敵が回復薬なども落としてくれるので、ドラゴン戦車と戦うとき用の回復もここでちょうどよく溜まりました。
そして再挑戦! 回復され続けないように、頭部から狙っていくんですが、戦闘がリアルタイムで進んでいくのでかなり急かされる! 相手の攻撃スピードと回復スピード考えると、早くやらなきゃ! しかもアイテムの回復も挟みながらで、選択ミス連発( ;∀;)。
当時の皆さんも、「あぁぁ! これじゃない!」ってなっていたに違いない。焦っちゃうんですよね……。
それでも何とか回復アイテムを使いながら、勝つことができました!!
2体目のボスでこんなに苦戦してて大丈夫かって気もしますが、ドラゴン戦車討伐です。この後、橋が崩れたので、大臣を橋の代わりに踏み台にして、裁判編はハッピーエンドです。
苦しめられた分、喜びもひとしお! 悪魔みたいに笑いながら、大臣を踏みつけてこの刑務所をあとにしました。
クロノトリガーはワープゲートを作ったことで生じてしまった問題を時代や場所をワープしながら、解決していく物語なので言葉足らずで記事が分かりずらかったらすみません( ;∀;)。
ちなみに、今回の裁判の選択肢の結果や、独房から出る出ないなど、何通りかルートがあるみたいなので、もしプレイされる方がいたら、ぜひ違う結果も楽しんでみて下さい!
今回も最後までご清覧ありがとうございました! 次回もお楽しみに♪