西川和久の不定期コラム

Haswellから一気にCoffee Lakeにジャンプした「Mac mini」

Mac mini

 Appleは10月31日、新型のMac miniを発表した。1つ前のモデルが“Late 2014”なので、じつに4年ぶりのモデルチェンジとなる。筆者もMac miniユーザーなので、待ちに待った1台だ。編集部から実機が送られて来たので、試用レポートをお届けしたい。

第4世代Haswellから一気に第8世代Coffee Lakeへアップデート

 毎年年末の今年を振り返る的な記事で「新型Mac miniはまだか……」と書いてきたが、ようやく今年登場した。1つ前のモデルがMac mini Late 2014なので、なんと4年ぶりのモデルチェンジだ。その間、プロセッサは、5世代、6世代、7世代、そして8世代と、4つもアーキテクチャを更新している。メインメモリもDDR3からDDR4へと世代替わりした。

 今回は、Mac miniユーザーとしてせっかくの機会なので、普段のレビューに加え、「あるMac miniユーザーの与太話」的な内容と、手元の実機だけではわからない、複数のソースから得た情報も織り交ぜ試用レポートをお届けする。

 筆者とMac miniの付き合いは、Core 2 Duo搭載機からなので、約10年ほど(Intel版Macは初代のiMacから)。もともとiOSアプリ開発用として購入したが、使い勝手がいいのでメインマシンに昇格。そして2018年もそろそろ終わる時期なのに、サブとは言え未だMac mini Mid 2011を使い続けている。

 「4年未満のPCと比べて約35万円の損失と等しい=4年前のPCは使えば使うほど損」と日本マイクロソフトと言われそうだが(これに関しては反論があるが、またの機会に)、なぜか、と言われれば理由は単純だ。Mac miniを購入した翌年、Late 2012が出たものの、Mid 2011の使用期間が1年未満なのでスキップ(ただこれはUSBが3.0になり、さらにMojave対応となったのでのちに後悔)、「次は……」と、思っていたところにLate 2014が発表されるも、メモリ/ストレージが交換できず、欲しかった4コア/8スレッドもなくこれもスキップ。その後、何年も新型が出ず、気が付いたら今年(2018年)だった、という話だ。

 Mid 2011からの買い替えは少数派かも知れないが、Late 2012や2014からの更新を待ち望んだユーザーは多いのではないだろうか。そこにやっと登場したのが、Mac mini Late 2018となる。下位モデルと上位モデル、さらにカスタマイズといろいろなパターンがあるなか、手元に届いたのは、“ほぼ”最上位に近いCore i7モデルだ。おもな仕様は以下のとおり。

【表】Apple「Mac mini Late 2018」の仕様
プロセッサCore i7-8700B(6コア12スレッド/3.2GHz~4.6GHz/キャッシュ12MB/TDP 65W)
メモリ32GB 2,666MHz DDR4(16GB×2、スロット2空き0)
ストレージSSD 1TB(PCI Expressベース/オンボード)
OSmacOS Mojave (10.14)
グラフィックスIntel UHD Graphics 630/HDMI、Thunderbolt 3
ネットワークGigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応、Bluetooth 5.0
インターフェイスUSB 3.1×2、Thunderbolt 3×4、音声出力
その他T2セキュリティチップ
サイズ/重量197×197×36mm(幅×奥行き×高さ)/約1.3kg
税別価格89,800円から(今回の構成で276,800円)

 プロセッサはCoffee Lakeとなる第8世代Core i7-8700B。6コア/12スレッド、クロックは3.2GHzから最大4.6GHz、キャッシュ12MBでTDP 65W。カスタマイズで選択可能なSKUで、Core i7-8700のモバイル版に相当する。

 メモリはSO-DIMMで2スロットあり、2,666MHz DDR4 16GB×2の計32GB。今回お借りするにあたって「分解は不可」とされたので、内部写真は掲載していないものの、すでにiFixitを含め情報は出回っており、交換可能なのは分かっている。

 ただしMid 2011/Late 2012のように裏蓋を開けて簡単に……とは行かず、ロジックボードを筐体から引っ張り出す必要があり難易度は高めだ。いずれにしても8GB(4GB×2)スタートなので、以前より積極的に自分で増設するユーザーの割合は少ないのではないだろうか。

 参考までに(Core i7もだが)Apple的には公開していないものの、下位モデルはCore i3-8100B(4コア4スレッド、クロック3.6GHz、ただし執筆時点でark.intel.comにデータはない。おそらくデスクトップ版Core i3-8100のモバイル版)、上位モデルはCore i5-8500B(6コア/6スレッド、クロック3.0GHzから最大4.1GHz)となっている。

 どちらも第8世代だが、一方はTurbo Boost/Hyper-Threadingなし、もう一方はHyper-Threadingなし……と、やや微妙なモデルだ。しかし、従来のMac mini Mid 2011/Late 2012/Late 2014どれから乗り換えても性能は圧倒的に上位となる。

天板。色はスペースグレイでAppleのロゴのみ
底面の蓋はMid 2011/Late 2012と違ってクルっと回して外れる機構にはなっていない

 ストレージは、PCI ExpressベースのSSD 1TB。128GB/256GB/512GB/1TB/2TB、すべてSSDでカスタマイズできるが、オンボードなのでユーザーによる交換はできない。SSD過渡期にあったSSD/HDD合わせ技の「Fusion Drive」は消えてしまったようだ。OSはmacOS Mojave(10.14)だ。

 グラフィックスは、プロセッサ内蔵Intel UHD Graphics 630。出力はHDMIとThunderbolt 3が利用できる。ちなみに、個人的にMac miniが好きな理由の1つが「液晶がないから」(Mac Proはハイスペック過ぎる)。つまりディスプレイを自由に選べることだ。仕事柄、長時間ディスプレイと睨めっこするため、光沢ありのディスプレイは使いたくない。

 ネットワークは、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応、Bluetooth 5.0。10Gb Ethernetの選択も可能。10Gb…もうそんな時代に突入かと改めて思ってしまった。

 そのほかのインターフェイスは、USB 3.1×2、Thunderbolt 3×4、音声出力。Thunderbolt 3が4ポートはなかなか強力。ただし旧モデルにあった、SD(XC)カードスロット、オーディオ入力、光デジタル出力、IEEE 1394(Mid 2011/Late 2012)はなくなっている。

 SDカードスロットは仕事場で物撮りし、そのままMac miniへ読み込むときに使用。光デジタル出力は、Mojoを接続してたが、それもできなくなる。いずれもUSBポートに代替えデバイスを接続すれば可能とはいえ、ないと地味に不便。T2セキュリティチップ搭載は新しい部分だ。

 サイズは197×197×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.3kg。筐体自体は従来モデルと同じ、ただし色がシルバーではなく、スペースグレイになっている。

 税別価格は下位モデルで89,800円から、上位モデルで122,800円から。そして今回の構成では276,800円となる。これまでMac miniは下位モデルが5万円程度とお手軽感があったのだがそれがなくなり、内容を考慮しても正直高いと思うのは、筆者だけではないだろう。

前面。右下に電源LEDのみ。Mid 2011/Late 2012/Late 2014は右上にあった
背面左から電源ボタン、AC入力、Gigabit Ethernet、Thunderbolt 3×4、HDMI、USB 3.1×2、3.5mmオーディオ出力
Mac mini Mid 2011とのツーショット。筐体サイズは同じで色違い
Mac mini Mid 2011と背面の違い。Mid 2011のUSBは2.0(Late 2012以降は3.0)。懐かしのIEEE 1394がある。電源ボタン、AC入力、Gigabit Ethernetは同じ位置に。Late 2018の放熱用スリットは大き目

 筐体は従来モデルと同じサイズ/デザインでコンパクト。色だけスペースグレイに変わっている。重量も約1.3kgと軽い。ただ旧モデルの時に買ったMagic KeyboardやMagic Mouse、Magic Trackpadなどは色が合わなくなる。気になる人は気になるだろう。

 付属品は電源ケーブルのみ。以前はHDMI→DVI変換ケーブルも入っていたがなくなっている。

 上はAppleのロゴ、下は蓋があるものの、Mid 2011/Late 2012などとは違い、回して外せる機構にはなっていない。前面は右下に電源LED。Mid 2011/Late 2012/Late 2014は右上にあったので位置が変わっている。リアは、電源ボタン、AC入力、Ethernet、Thunderbolt 3×4、HDMI、USB 3.1×2、3.5mmオーディオ出力を配置。シンプルになった分、放熱用のスリットは大きくなった。

 またMid 2011との比較写真からも分かるように、電源ボタン、AC入力、Gigabit Ethernetは同じ位置にある。これはスタック(縦に積み上げたり、横に並べたり)してサーバー的に使う時、そのまま交換可能なよう、配慮したと思われる。

 振動、ノイズや発熱も後述するベンチマークテストを動かした程度ではまったく気にならないレベルに収まっている。直ぐ熱を持つ旧モデルと比べ、TDPが65Wの割にうまく熱処理できているようだ。

 旧モデルと筐体が同じなので、あまり変わったように見えないが、ご覧のようにリアのインターフェイスが一新、とくにThunderbolt 3×4は圧巻だ。オーディオ入力/光デジタル出力、SDカードスロット、Thunderbolt 1 or 2(Mini DisplayPort)、IEEE 1394など、なくなった部分を使っていなければ、そのまま置き換えるだけで交換できる。

パッケージもコンパクト。このサイズで重量約1.3kgなので、自宅と仕事場間を持ち歩くユーザーもいるとのこと。確かにそれぞれの場所でディスプレイとHIDデバイスがあれば可能なサイズ/重量だ

基本爆速だが、CPUの割にGPUのバランスが悪い!?

 OSはmacOS Mojave。初期起動時は10.14だったが、執筆時点では10.14.1が出ているためアップデートする必要がある。また従来OSのアップデートはAppストア経由だったが、Mojaveからは設定/ソフトウェア・アップデートへと変更になっている。

 Mojaveのセールスポイントの1つは「ダークモード」対応だ。ご覧のように黒ベースのテーマにシステムごと変更される。ただし、アプリはアプリ側の対応が必要だ。現在不都合があり配信停止中のWindows 10 October 2018 Updateでも同様の機能を搭載したが、比較するとMojaveの方が断然カッコよく、この辺りはやはりAppleの方がセンスがいい(笑)。

ライトモード
ダークモード
ダイナミックにすると時間に応じて背景の明るさが変わる
AppストアのUIが変わった
従来OSアップデートはAppストアからだったが、Mojaveから設定/ソフトウェア・アップデートへと変わった

 システムの詳細は、このMacについて/システムレポートで見ることができる。機種IDはMacmini8,1となった(Mid 2011はMacmini5,2)。BluetoothはBroadcom製、EthernetはAppleのIDだ。

 SSDはNVMExpressに「APPLE AAD AP1024M」とあり、リンク速度は8.0GT/s。Thunderboltはバス0と1があり、それぞれ2つずつで計4ポート対応。USBは3.1、オーディオはMac miniスピーカーのみ(ヘッドフォンを挿せばヘッドフォン出力も表示される)。入力や3.5mmジャックとコンボだった光デジタル出力はなくなっている。個人的には少し残念な部分となる。

 グラフィックスはIntel UHD Graphics 630。今回はHDMI/フルHDで試用したが、仕様的には、最大3台のディスプレイ(Thunderbolt 3経由で接続した4,096×2,304ドット/60Hzのディスプレイ2台と、HDMI 2.0経由で接続した4,096×2,160ドット/60Hzのディスプレイ1台)や、最大2台のディスプレイ(Thunderbolt 3経由で接続した5,120×2,880ドット/60Hzのディスプレイ1台と、HDMI 2.0経由で接続した4,096×2,160ドット/60Hzのディスプレイ1台)にも対応。別売りでThunderbolt 2(Mini DisplayPort)、DVI、ミニD-Sub15ピン出力やHDMI-DVIアダプタも用意されている。

 余談になるが、eGPUに対応直後のHigh Sierraから、DisplayLink(USB 3.0接続のディスプレイアダプタ)が使えなくなっていたが、Mojaveからは使えるように戻っている。USB 3.0だから遅いわけでもなく、YouTubeなどはフレーム落ちなしで普通に再生可能。遅延も感じない。これによりさらに画面数を増やすことが可能だ。

ハードウェアの概要
Bluetooth
Ethernetカード
NVMExpress
Thunderbolt
USB
オーディオ
グラフィックス
ストレージ
メモリ

 ベンチマークテストは、プロセッサ/GPU関連はGeekbench 4、ストレージ関連はCrystalDiskMarkに似ているAmorphousDiskMarkを使用した。

 また、Geekbench 4に関しては、手持ちのMac mini Mid 2011、Mac mini Late 2012に近いMacBook Pro 13 Mid 2012、同じくMac mini Late 2014に近そうなThinkPad X240と、従来モデルっぽいのも用意。加えて筆者のメインマシン、Core i7-7700/AMD RX560搭載機のスコアも掲載する。Geekbenchのサイトには多くのスコアが載っているので、興味のある人は合わせてご覧いただきたい。

Mac mini Late 2018 CPU Single/Multi 5,987/26,508
Mac mini Late 2018 Compute/OpenCL 24,480
Geekbench 4
CPU(Single)CPU(Multi)Compute(OpenCL)
Mac mini Mid 2011
Core i5-2520M(2.5GHz/3.2GHz, 2C4T), AMD Radeon HD 6630M
2,8745,8733,326
MacBook Pro 13 Mid 2012/Mac mini Late 2012相当
Core i7-3520M(2.9GHz/3.6GHz, 2C4T), iGPU
3,5816,9416,136
ThinkPad X240/Mac mini Late 2014相当
Core i5-4300U(1.9GHz/2.9GHz, 2C4T), iGPU
3,1195,60510,495
Mac mini Late 2018
Core i7-8700B(3.2GHz/4.6GHz, 6C12T), iGPU
5,98726,50824,480
MyPC
Core i7-7700(3.6GHz/4.2GHz, 4C8T), AMD RX560, ただしメモリはDDR4/2133MHz
5,42618,69166,222

 結果はご覧のとおり。面白いようにクロック差だけスコアが伸び、iGPUは世代が新しいものほどスコアが伸びている。

 いずれにしても同社が発表会の時に提示した「複数のアプリケーションで従来の3倍~5倍の性能を達成」は間違いない。と言うよりプロセッサやGPUが4世代も違えば当たり前だ。

 Late 2014相当のThinkPad X240のスコアがイマイチなのは、ベースクロックが1.9GHzとほかと比較して低めなのと、メモリがシングルチャネル作動になっているためだ。X230まではデュアルチャネルだったが、X240から現在のX280までは、スロットが1つしかなくシングルチャネル作動となる。当然iGPUの場合、グラフィックス性能にも影響する。

 注目はMac mini Late 2018と筆者のメインマシン。プロセッサはちょうど1世代違いのi7-8700B対i7-7700。GPUはiGPU対dGPU。Singleに関しては誤差の範囲でほぼ同じ、Multiに関しては12スレッド対8スレッドで、スレッド数が多いMac miniの勝ち。グラフィックスはさすがにiGPUは比較にならずdGPUの圧勝……となった。

 やはり、予想どおりプロセッサの割にGPUが弱い(と、言っても普通の用途なら問題ない)。さらなる性能を求めるなら、Thunderbolt 3経由の外部GPU Boxを接続することになる。Thunderbolt 2とは違い、Thunderbolt 3なら、PC用の汎用品も使えるので、前者よりは安上がりのはずだ(とは言えまだ筐体だけで5万円ほどする)。

 eGPUはMojaveになってからNVIDIAのWeb Driverがなかなか対応せず(どうもMetalへ舵をきったのがOpenCL/GL/CUDAメインの同社にとっていろいろある感じだ)、ドライバをOSに内蔵しているAMDのRX系をお勧めしたい。旧機種との互換性から、Kepler世代のGPUならOSにドライバを内蔵しているが、iGPUでUHD Graphics 630からわざわざコストをかけてeGPUにするまでもないだろう。

AmorphousDiskMark

 基板直付けのSSDはさすがにNVMeだけあって爆速になっている。ただ本体内に高価な1TBを内蔵せずに、外部にThunderbolt 3経緯でも接続可能なので、内部の容量は予算に応じて選べば良さそうだ(ただ情報によると128GBだけ遅いそうなので要注意)。

 さて、冒頭に書いたMac mini Mid 2011、さすがにSandy Bridgeで7年も昔のマシンなので、壊れてくれれば諦めもつくが、数年前にCPUファンを交換&大掃除してからは絶好調。現在もメモリ16GB、ストレージはSSD 480GBを乗せて運用中だ。Lionからのアップデートの積み重ねでさすがに気持ち悪いこともあり、この春、ストレージを再フォーマットしてHigh Sierraを新規で入れ直した。もしもの時用にMacBook Pro 13 Mid 2012(16GB/SSD 500GB)@Mojaveも控えている。

 このようなMid 2011は、すでにサポート切れで、Mojaveも非対応機種(無理無理動かすパッチもある)で動かないが、ネットやテキスト中心の処理なら速度的に全く問題ないレベル(Google Octaneも2万近いスコア@Chrome)だ。また仮に引退させても、これだけのものを放置するのはもったいない気がする。

 そしてその間、メインマシンはCore i5-6600/8GB/iGPUからGT1030を経て、Core i7-7700/16GB/AMD RX560となり、Geekbench 4の結果を見る限り、パワーだけならあえて新型Mac miniを買わなくてもいい状況になってしまった。

 加えて昔と違って、WindowsでもMacでも動くアプリや環境が増え、秀丸など「どうしても使いたい!」のはEasyWineで、そしてShareMouseを使えば、Magic MouseのスムーズさをWindowsをスレーブにして共有でき、両OS間でコピペも可能(もともとこれらをしたくて、macOS上でParallels Desktopを使いWindowsを動かしていた)……など、当時から状況も大きく変わった。筆者にとって長すぎた春(?)だったようだ。

 Mac miniの購入は、今後、「絶対欲しいなにか」か、「なくては困るなにか」があれば、またその時、考えることにしたい。


 以上のようにApple「Mac mini Late 2018」は、4年ぶりにモデルチェンジ、第4世代Haswellから一気に第8世代Coffee Lakeへ進化したMac miniだ。

 予算に応じてCore i3の下位モデル、Core i5の上位モデル、そしてカスタマイズでCore i7が選択でき、メモリは8GBから最大64GB、ストレージは全てSSDで128GBから最大2TBまで……と、かなりハイスペックにすることもできる。Thunderbolt 3×4も圧巻だ。

 プロセッサパワーの割に、GPUの性能が低いのは気になる点だが、どれを選んでもMid 2011/Late 2012/Late 2014より圧倒的なパワーを持つのは間違いない。価格帯は少し上がってしまったものの、長らく待ち望んでいた旧Mac miniユーザーにお勧めしたい。