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Apple、4年ぶりの刷新で従来より5倍速くなった新「Mac mini」

Mac mini

 Appleは30日(米国時間)、ニューヨークで新製品発表会を開催し、久しぶりのリフレッシュとなる「Mac mini」を発表した。本日より予約開始し、11月7日に発売する。国内での価格は税別89,800円から。

 Mac miniが最後に登場したのは2014年10月で、じつに4年ぶりのリフレッシュとなる。第4世代Coreプロセッサから第8世代プロセッサへとジャンプし、最小構成で4コアのCore i3、上位のカスタマイズでは6コアのCore i7が搭載できるようになった。従来と比較して、複数のアプリケーションで3倍~5倍前後の性能を発揮する。

新Mac miniの内部
複数のアプリケーションで従来の3倍~5倍の性能を達成

 メモリは最小は8GBで、オプションでは16/32/64GBも選択可能。ストレージもPCI ExpressベースのSSDとなり、128GB~2TBまでを搭載できるようになった。ストレージの最大速度は3.4GB/sとなっている。加えて、同時発表のMacBook Airと同様、T2セキュリティチップを備える。

 インターフェイス周りも大きく強化されており、Thunderbolt 3ポートを4基搭載。また、有線LANもGigabit Ethernetに加えて、10Gigabit Ethernetに変更可能となっている。このほか、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、USB 3.1×2、HDMI 2.0、音声入出力も搭載する。

 本体サイズは197×197×36mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.3kg。同時発表のMacBook Airと同様、100%再生アルミニウムを採用する。