西川和久の不定期コラム
ファーウェイ「P20」
~LEICAロゴが渋いダブルレンズカメラ搭載SIMロックフリースマートフォン!
2018年6月22日 06:00
ファーウェイ・ジャパンは6月11日、カメラに特化したPシリーズの新型モデル「P20」を発表、15日から販売を開始した。
編集部から実機が送られてきたので、P20のカメラによる作例とともに試用レポートをお届けしたい。
従来のカラー+モノクロセンサーに加えAI機能搭載
同社は、いろいろなスマートフォンのラインナップを揃えているが、Pシリーズはカメラに特化したモデルだ。2016年の初代P9から始まり、P10を経て、今回のP20で3代目に相当する。
今となっては一般的になったダブルレンズカメラを早い時期から採用し、加えて、カラー+モノクロセンサーのコンビネーション、LEICAとのコラボ……と、他社にはない特徴を持っている。
個人的に購入したことはないものの、全モデル、本誌のレビューに限らず、それなりの期間試用したこともあり、画質的にも同時期のiPhoneを上回っている印象で、スマートフォンの中では一番好きなカメラだ。おもな仕様は以下の通り。
ファーウェイ「P20」の仕様 | |
---|---|
SoC | Kirin 970 / オクタコアCPU(4コア2.36GHz A73+4コア1.8GHz A53)+i7コプロセッサ |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
OS | EMUI 8.1(Android 8.1ベース) |
ディスプレイ | 5.8型/2,244×1,080ドット(アスペクト比18.7:9) |
ネットワーク | IEEE 802.11ac対応、Bluetooth 4.2+LE(aptX/aptX HD/LDAC/HWA対応) |
SIM | Nano SIMカードスロット×2(デュアル4G/デュアルVoLTE対応) |
FDD-LTE | Band 1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/32 |
TDD-LTE | Band 34/38/39/40/41 |
WCDMA | Band 1/2/4/5/6/8/19 |
TD-SCDMA | Band 34/39 |
GSM | 850/900/1,800/1,900MHz |
インターフェイス | USB 3.1 Gen Type-C、NFC |
前面カメラ | 2,400万画素/F2.0 |
背面カメラ | 1,200万画素カラー/F1.8+2,000万画素モノクロ/F1.6 |
センサー | 加速度、環境光、近接、指紋認証、ホール、ジャイロ、コンパス、色温度、レーザー測距 |
サイズ/重量 | 約70.8×149.1×7.65mm(幅×奥行き×高さ)/約165g |
バッテリ | 3,400mAh、HUAWEI SuperCharge/急速充電対応: 5A/4.5V or 4.5A/5V |
カラーバリエーション | ミッドナイトブルー、ブラック、ピンクゴールド |
そのほか | USB-Cハイレゾイヤフォン、USB-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ、保護ケース、ACアダプタ、USB Type-C 2.0ケーブル付属 |
税別店頭予想価格 | 69,800円前後 |
SoCはオクタコアのKirin 970。4コア/2.36GHz Cortex-A73と4コア/1.8GHz Cortex-A53+i7コプロセッサで構成されており、P10に搭載していたKirin 960とは、ダイサイズ、GPU、消費電力、AI処理用の部分が異なっている。
メモリ4GB、ストレージ128GB、Android 8.1ベースのEMUI 8.1を搭載する。ただしmicroSDカードには非対応だ。
ストレージ容量が結構あるため、一般的には困らないとは思うものの、たとえば、メディアに音楽などを入れ使いまわしているようなケースには対応できない。ディスプレイは、5.8型/2,244×1,080ドット、標準設定では上部にノッチがあるので、18.7:9のアスペクト比となる。
ネットワークはIEEE 802.11ac対応無線LANとBluetooth 4.2 BLE。Bluetoothは、aptX/aptX HD/LDAC/HWAに対応する。Nano SIMカードスロットが2つあり、デュアル4G/デュアルVoLTE対応。対応バンドは表のとおりだ。
カメラは、前面2,400万画素/F2.0、背面1,200万画素カラー/F1.8 + 2,000万画素モノクロ/F1.6。
インターフェイスはUSB 3.1 Gen Type-C、NFC。3.5mmのヘッドフォンジャックはなく、付属のUSB-Cハイレゾイヤフォンでダイレクトに接続するか、USB-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを使って接続する。
USB Type-Cは、Displayport Alternate Modeに対応し、ディスプレイへ接続すると通常のミラー表示に加え、デスクトップ的に使えるPCモードを備えている。これについては後述しているので、参考にして欲しい。
センサーは、加速度、環境光、近接、指紋認証、ホール、ジャイロ、コンパス、色温度、レーザー測距を搭載。
バッテリは5A/4.5Vまたは4.5A/5Vの急速充電/HUAWEI SuperCharge(約30分で58%充電可能)に対応し、容量は3,400mAh。
本体色は、ミッドナイトブルー、ブラック、ピンクゴールドの3種類が用意されている。サイズは約70.8×149.1×7.65mm(幅×奥行き×高さ)、重量約165g。
税別店頭予想価格は69,800円前後で、内容を考慮すると、なかなかリーズナブルではないだろうか。
筐体はツヤありブラック。ガラスパネルとメタルフレームのコンビネーションで、なかなかカッコいい。重量は実測で166g。見た目と重さがマッチするため、持った時に重い印象はない。
前面は、パネル上部にノッチがあり、前面カメラなどを配置。下部には指紋センサーを搭載。ナビゲーションバーはソフトウェア式だ。
なお、工場出荷時で保護フィルムが貼られており、今回はそのまま試用/撮影している。
背面は、カメラを意識して、HUAWEIやLEICAのロゴが横位置に並び、その横に背面カメラがある。内側がカラー、外側がモノクロだ。左側面にSIMスロット、下側面にType-Cとスピーカー。右側面に音量±ボタンと電源ボタンを配置。
付属品は、保護ケース、USB-Cハイレゾイヤフォン、イジェクトピン、USB-C to 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ、USB Type-C 2.0ケーブル、ACアダプタ。3.5mmヘッドフォンジャックがないのは残念だ。
5.8型2,244×1,080ドットのTFTディスプレイは、明るさ、コントラスト、発色、視野角すべて良好。高品質パネルが使われている(ただし、それでも最大輝度はiPhone Xの方が明るい)。もちろんタッチもスムーズだ。カメラに関しては、別途記述したので参考にして欲しい。
ノイズや振動はもちろん皆無。発熱はカメラを連続使用するとそれなりにあるが、他機種と同レベル。とくに問題はない。
サウンドはDolby Atoms対応。モノラルだが、筐体サイズの割に鳴りっぷりが良い。バッテリベンチマークテストで、50%出力にして鳴らしていたところ、結構煩かった。サイズがサイズなので低音は望めないものの、中域中心でそのままでもそれなりに聴けるサウンドだ。
イヤフォン接続時も傾向は変わらず、このクラスとしては、安心して音楽が聴けるのはポイントが高い。この点は初代P9とは大きく印象が異なる部分だ(カメラは良かったが、サウンドはイマイチだった)。
カメラについては後述するが、総合的に非常に良く出来ており、コストパフォーマンスは抜群。満足度の高いスマートフォンに仕上がっている。
驚きの高画質とAIのコンビネーションで最強のスマートフォンカメラ
カメラは前面2,400万画素/F2.0、背面1,200万画素カラー/F1.8+2,000万画素モノクロ/F1.6のダブルレンズカメラだ。
写真からも分かるように、P20ではロゴも含め横位置で横並びのレンズ配置に変更。よりコンパクトカメラを意識したデザインになっている。LEICAのロゴは伊達ではなく、レンズはもちろん、発色など細部までコラボしている。
資料によると、1,200万画素カラーセンサーは1/2.3インチと大型で、1.55μmの画素サイズだ。これはiPhone Xより25%大きい面積とのこと。加えて、背面に色温度センサーを搭載しているので、正確なホワイトバランスを得ることができる。
実際iPhone Xで同じシーンを撮影すると(とくにミックス光の場合)、明らかにP20の方が適切な色となる。
カメラの撮影モードは、アパーチャ、夜間、ポートレート、写真、ビデオ、プロ、その他。その他には、スロー、パノラマ、モノクロ、ライトペインティング、HDR、コマ抜き、フィルタ、3Dパノラマ、ウォーターマーク、文書スキャン、ダウンロードが含まれている。
そのほかの各モードでは使える機能が変わるものの、例えばモノクロでは、アパーチャ、ポートレート、プロと言った通常と同じモードを備えている。
ただし、個人的にモノクロを結構使うため、メニューに入っていると切替が面倒。できれば、ストロボオン/オフなどと同じ、上部のバーにモノクロスイッチが欲しかった。
アパーチャは、ダブルレンズカメラで距離情報を得て、ピントの前後が自然にボケる機能だ。また、ギャラリーアプリの編集で、後からピントの位置やボケ味も調整可能だ。
ポートレートも「ボケる」という意味ではよく似ているが、3Dポートレートライティングや美肌エフェクトが使え、また背景なども彩度高めになり、見栄えする仕上がりとなる。ただし、後からピントの位置やボケ味は調整できない。前面カメラも自撮りを考慮してか、同じ傾向の写りとなる。
プロモードは、ISO: 50~3200、シャッタースピード: 1/4,000~30秒、露出補正: ±4、AF: AS-S/AF-C/MF、ホワイトバランス: 各種プリセットに加え2,000~7,000K固定の設定が可能だ。
設定は、解像度: 20M/12M/9M/8M、ビデオ: UHD 4K/FHD+/FHD/HD。ただし、アパーチャやポートレートモードは12M固定。
RAW現像(プロのみ/DNG)、GPSタグ、ウォーターマークを自動追加、マスターAI、カメラグリッド、ミラー反射(前面カメラのみ)、タイマー、音声シャッター、スマイルキャプチャ、音量ボタンの設定、ウルトラスナップショット。モードによって設定可能な項目は若干異なる。ビデオは、960fpsのスーパースローモーションに対応する。
話は少し前後するが、ポートレート以外は標準/鮮明な色/ソフトな色のフィルム(発色?)の種類を設定できる。写真からも分かるように、標準以外は色が濃くなり、彩度も高めだ。
作例はすべて標準で撮影しているが、合いそうな被写体があれば、切り替えてみるもの面白そうだ。
本機固有のAI機能は、シーンに応じて、猫、フード、グループ写真、自然な色彩、クローズアップ、夜景、文字、草木、ポートレート、犬、花火、青空、花、舞台/ライブ、日の出/日の入り、雪、滝、ビーチを認識し、自動的にカメラを最適な設定にする。
カメラに詳しく、理屈が分かっていれば、プロモードや発色などを手動で調整すればいいのだが、シャッターを切るだけで同様の設定をしてくれるのだから、非常に便利だ。
作例は、写真、アパーチャ、モノクロ織り交ぜての28点掲載する。触ったのは、必要に応じて露出補正を行なった程度(といっても数枚だが)。ほぼカメラにお任せのシャッターを切っただけとなる。
時期が時期で天気が悪く、明るい写真が少ないのはお許し頂きたい。夜景の中には、シャッタースピードが遅い(秒単位)ものも含まれるが、AI手振れ補正が効いており、手持ちでも問題なく撮れている。
撮影時の反応などは十分高速で問題なし。なにより驚くのはこの写り。単にシャッターを切るだけで、これだけ写れば、瞬発力が必要な被写体以外なら、これでOKではと思えるほど。アパーチャのボケ具合やモノクロの雰囲気もすごく良い。
作例には掲載していないが、試用期間中、友人に会った時など、試しで撮ったりしたが、iPhoneとは違い、ポートレートモードは標準の画角で撮れるため、テープル対面の友人も改めて距離を取る必要もなく、自然に背景をボカすことができ、かつこの写り。欲しくなってしまったのは言うまでもない(笑)
セットアップ
初期設定は、Wi-Fiのみ/SIMなし、Googleアカウント、HUAWEIアカウント、パスワード設定など端末保護はスキップして行なった。データのインポートもなしで新規扱い。ざっくり終わるまで10画面だった。全画面掲載したが、とくに難しい部分はない。
指紋と顔の登録は、パターン、PIN、パスワードのいずれかを設定した後に行なえる。指紋の登録は中央付近と端を登録するありがちなパターンだが、センサーが長細いので、ちょっと手間がかかるだろうか。
顔の登録は数秒だ。メガネありで登録したが、認証はメガネの有無に関係なく瞬時に行なわれる。
デュアルSIM管理は、DSDS対応の一般的なものだ。APNも有名どころは登録されており、選ぶだけで完了する。
こなれたAndroid 8.1ベースのEMUI 8.1
初期起動時のホーム画面は3画面。通知パネルや壁紙/ウィジェット設定も従来通り。画面分割も機能する。ストレージの空きは116GBだった。
本機固有としては、設定/画面/ノッチによるノッチのON/OFFと、設定/システム/システムナビゲーションによるナビゲーション3種類の設定だ。
後者は標準でソフトウェア式。つまり画面内にあるが、画面外ナビゲーションボタンを選ぶと、指紋センサーが替わりとなり、画面からナビゲーションボタンがなくなる。その分、若干ではあるが広く使えるようになり便利だ。
操作としては指紋センサーをタップで戻る、長押しでホーム、左右どちらからかのスワイプでタスク一覧となる。
アプリは、「端末管理」、「テーマ」、「音楽」、「ビデオ」、「ヘルスケア」、「Playストア」、「メール」、「設定」、「ギャラリー」、「時計」、「カレンダー」、「ファイル」、「メモ帳」、「ヒント」、「Facebook」、「ウィルスバスター」。
Googleフォルダに、「Google」、「Gmail」、「マップ」、「YouTube」、「ドライブ」、「Play Music」、「Playムービー&TV」、「Duo」、「フォト」、「ドキュメント」、「スプレッドシート」、「スライド」。ツールフォルダに、「天気」、「電卓」、「音声レコーダー」、「懐中電灯」、「ミラー」、「HiCare」、「コンパス」、「バックアップ」、「Phone Clone」、「ダウンロード」、「Translator」、「Quik」。お勧めフォルダに、「Amazon Assistant」、「Booking.com」、「Instagram」、「Messenger」。ドックに、「電話」、「連絡先」、「メッセージ」、「Chrome」、「カメラ」。
一般的なものばかりなので、とくに説明の必要はないだろう。ほとんど無駄もなく、分かりやすいプリインストールだ。
ウィジェットは、「天気ウィジェット」、「画面ロック」、「オプティマイザ」、「カレンダー」、「ギャラリー」、「連絡先」、「スプレッドシートの新しいスプレッドシート」、「スライドの新しいプレゼンテーション」、「時計」、「ドキュメントの新しいドキュメント」、「ドライブ」×2、「ヘルスケア」、「Google」、「メール」、「メモ帳」、「マップ」、「音楽」、「設定のショートカット」、「電源管理」、「Booking.comホテル」、「Chrome」、「Gmail」、「Gmailのラベル」、「Google Play Music」、「Musicプレイリスト」。
エフェクトは、「デフォルト」、「パースペクティブ」、「スクイーズ」、「ボックス」、「フィリップオーバー」、「回転」、「ページ」、「風車」の設定ができる。
PCモード
画面出力は、USB Type-C/DisplayPortケーブルを接続するだけでディスプレイへの出力が可能になり、Galaxyのように別途Dock(DeX Station)を必要としない分、便利かつ安価に環境を作れる。
モードは、一般的なミラー表示と、デスクトップ的に使えるPCモードの2種類。PCモードに関しては、以前同社の「Mate 10 Pro」をご紹介したときと、大きく変わっていない(AI機能で手軽に超高画質。ファーウェイのデュアルカメラ搭載6型スマホ「Mate 10 Pro」)。
このモードになると、スマートフォン側の画面はタッチパッドへ、モニタ上は見慣れたWindowsライクなデスクトップになる。画面キャプチャをご覧いただければ、大枠の機能は分かるだろう。
この時、アプリ側の作りによって、1)アイコンが表示されず作動しない、2)スマートフォン用の縦長のウィンドウ/リサイズ不可、3)タブレットのように横長のウィンドウ/リサイズ不可、4)フルスクリーン/リサイズ不可、5)リサイズ可能なウィンドウ……と、5つのパターンとなる。
同社のプリインストールアプリの多くは3のパターン、Twitterアプリは作りが良いのか5のパターンだ。いずれにしても動きさえすれば、動作も速く、Officeなども含め、ちょっとした作業であればPCは不要かも? と思える環境だ。
テストで「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード - 日本語」を接続したが、複数のIMEも含め問題なく作動する。
ただ、良い点ばかりではなく、以前の「Mate 10 Pro」と状況が異なり、Chromeが全画面のみ、FacebookやInstagramがアイコンも出ず動作しないなど、悪化した部分もある。
基本アプリ側の問題なので、同社には罪はないものの、GalaxyのDeXではこのような問題は発生しない(ただしIMEがSamsung日本語入力固定になる)。もう一歩完成度を高めて欲しい部分だ。
AnTuTu Benchmarkは20万超え、バッテリ駆動は約13時間
ベンチマークテストは簡易式だが、「Google Octane 2.0」と「AnTuTu Benchmark」を使用した。Google Octaneは11,289、AnTuTu Benchmarkは206,740で、ランキングは21位だった。
Google Octaneは1万超えれば合格レベル、AnTuTu Benchmarkは現在トップ10が21~26万。それ以降は団子状態なので、20万超えればハイエンドと言って差し支えない。
バッテリ駆動時間は、Wi-Fi接続、音量と明るさ50%でYouTubeを全画面連続再生したところ、約13時間で電源が落ちた。このクラスとしては十分な駆動時間だろう。
ここからは完全に与太話になるが、筆者はこのP20が非常に気に入っている。が、購入はできない。なぜなら、おサイフケータイに未対応だからだ。普段スマートフォンを複数持ちしないため、スマートフォンは全部入り(地デジ/ワンセグは不要)の必要がある。
実際作例を撮影する時は、iPhone XとP20を2台持ちしていたものの、嵩張り非常に不便だった。
そうすると、おサイフケータイ対応で、かつ同じ以上の写りが期待できる上位モデルの「P20 Pro」となるが、こちらはdocomoだけの取り扱いなのがネック。筆者は現在iPhone Xを24回分割払い中だからだ。
もうすぐ機種変してから半年経つので、機種変自体は可能であるものの、P20へ機種変すると、iPhone Xの月々サポートがなくなり、さらにP20 Pro(-月々サポート)分が上乗せされるダブル払いとなり、月額で結構な金額が増える。
この先、2年内にさらなる後継機種が確実に出るだろうし、どうしたものかと考え中だ。もちろん一括で払える予算もない(笑)。
以上のようにファーウェイ「P20」は、AI対応のKirin 970、5.8型/2,244×1,080ドットのパネル、4GB/128GB、DSDS、LEICAとコラボしたダブルレンズカメラなど、ハイエンドに相応しい内容になっている。
その割に、69,800円前後と比較的安価で、コストパフォーマンスは非常に高い。
唯一、おサイフケータイ非対応な部分が残念ではあるものの、カメラ好きなユーザーだけでなく、逆に写真が苦手なユーザーにも使って欲しい1台と言えよう。