PC Watchのキーボード黙示録

英語配列+バックリングスプリング一筋!【ライター大原雄介の場合】

このコーナーは、ライターや編集者愛用のキーボードについて語る短期リレーコラムです。

 筆者は101キー配列(英語)を愛用する。

 元々が英文タイプライター、次いで「PC-9801」を経てエンジニア時代にはDECの「VT100」とか「VT220」、「Sun 4 Type-4 Keyboard」などをずっと使ってきたから、もう指が英語配列に慣れている。

 DOS/Vマシンをメインに据えてからは、いろいろな101キーボードも色々使ってきたが、一番好みだったのがIBMのバックリングスプリング式のメカニカルキーボード「42H1292」であり、今はなき秋葉原のネオテックに42H1292を買い占めに行ったりした。

 ちなみにネオテックでは42H1292よりも、Lexmark製造の「52G9658」を強く勧められて2本ほど買ったものの、今ひとつ好きになれなかった記憶がある。

 なので、42H1292が入手困難になってからはUnicomp USAから個人輸入をしていたのだが、PS/2端子がマザーボードからなくなった & KVMスイッチを挟んでいる関係で、PS2/USB変換アダプタを挟んだら上手く行かなかった、という話をこちらに書いたが、最終的にKVMスイッチの問題だと分かったという話をこちらで触れている。

 その後KVMスイッチの利用そのものをやめた(ベンチマーク用の画面とキーボード/マウスを別に用意した)のだが、PS/2のままだと変換アダプタを挟まないといけないことに変わりはなかった。2010年に2枚購入した「Customizer 101」はPS/2接続だったが、この後継はもうPS/2は諦めてUSB端子のものに切り替えた。それが「Classic 101 White Buckling Spring USB」である。これも2枚購入しており、現在2枚目を使っている。

 ちなみにこの後継として「Classic 104 White Buckling Spring USB」をすでに2枚購入済で、今のClassic 101 White Buckling Spring USBが壊れたら入れ替える予定である。104キーを選んだ理由は、Windowsキーがないと不便なシーンが増えて来たからで、スペースキーが短くなるのがちょっと気に入らないが、そこは頑張って慣れることにしたいと思う。

メーカー/製品名Unicomp Classic 101 White Buckling Spring USB
使用PC機種名自作PC(Ryzen 7 7700X+MSI Pro B650-P WiFi/DDR5-5200 128GB/Radeon RX 6600+Radeon RX 570/Windows 11 Pro 24H2)
キーボード仕様メカニカル
キースイッチ(軸の種類)バックリングスプリング
キー配列英語配列
サイズ/キー数101キー
キーピッチ19mm
キーストローク深め
押下圧重め
打鍵音カチャカチャ
接続方式USB
筐体の色/素材白(薄いベージュ)
カスタマイズ箇所パームリスト併用、Microsoft製ctrl2cap併用
キーバックライトなし