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筐体刷新で世界最小13.3型ノートの座を死守した「New XPS 13」

デル「New XPS 13」169,980円~

 デルは1月26日、世界最小の13.3型ノートPCを謳う「New XPS 13」を発表、同日より販売を開始した。ベゼル幅4mmのフレームレスディスプレイを採用したNew XPS 13は、13.3型クラムシェルとして世界最小のフットプリントを実現。全面ディスプレイ感の強いデザイン性も本製品の魅力だ。

 本製品に盛り込まれた新コンセプトが「DELL CINEMA」。HDRによる鮮明な色彩を再現する「CinemaColor」、スタジオ品質の本格サウンドを提供する「CinemaSound」、映像や音楽に最大の帯域幅を割り当てるストリーミング技術「CinemaStrem」により、究極のシアター体験を提供するという。

 また4コア8スレッドの第8世代(Kaby Lake R)のCore i5/i7プロセッサーを採用するとともに、改良された冷却機構、新開発のパワーマネージメントシステム「Dell Power Manager」により、性能面も期待できる1台に仕上げられている。

CPU、メモリ、ストレージ、ディスプレイ、カラーの異なる9モデルを用意

 New XPS 13には、CPU、メモリ、ストレージ、ディスプレイ、カラーの組み合わせが異なる9モデルがラインナップされている(2月11日時点)。CPUは第8世代のCore i5-8250U(1.6~3.4GHz)またはCore i7-8550U(1.8~4GHz)、メモリは8GB/16GB(LPDDR3-1866 SDRAM)、ストレージは256GB/512GB/1TB(PCIe NVMe M.2)、ディスプレイは13.3型フルHD液晶/4K液晶となる。

 カラーはプラチナシルバー&ブラックまたはローズゴールド&アルペンホワイトが用意されているが、カスタマイズはできない。

 そして今回新色としてパームレスト側にグラスファイバーを採用したローズゴールド&アルペンホワイトが追加されているが、フルHDディスプレイ搭載モデルと1TB SSD搭載モデルに用意されているのはプラチナシルバー&ブラックのみだ。9モデルの詳細スペックについては下記の表を参照してほしい。

左が新色のローズゴールド&アルペンホワイト、右がプラチナシルバー&ブラック
【表1】New XPS 13のラインナップ一覧(※2月11日調べ)
New XPS 13プレミアムNew XPS 13プレミアム・4KタッチパネルNew XPS 13プレミアム・4Kタッチパネル・ローズゴールドNew XPS 13プラチナNew XPS 13プラチナ・4KタッチパネルNew XPS 13プラチナ・4Kタッチパネル・ローズゴールドNew XPS 13プラチナハイエンド・4KタッチパネルNew XPS 13プラチナハイエンド・4Kタッチパネル・ローズゴールドNew XPS 13プラチナハイエンド・4Kタッチパネル
OSWindows 10 Home
CPUCore i5-8250U(1.6~3.4GHz)Core i7-8550U(1.8~4GHz)
GPUIntel UHD Graphics 620(300MHz~1.10GHz)Intel UHD Graphics 620(300MHz~1.15GHz)
メモリLPDDR3-1866 SDRAM 8GBLPDDR3-1866 SDRAM 16GB
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe M.2)512GB SSD(PCIe NVMe M.2)1TB SSD(PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ13.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット、166ppi、タッチ非対応)13.3型4K液晶(3,840×2,160ドット、331ppi、タッチ対応、輝度400cd/平方m)13.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット、166ppi、タッチ非対応)13.3型4K液晶(3,840×2,160ドット、331ppi、タッチ対応、輝度400cd/平方m)
通信IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.1
インターフェイスUSB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応、電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort×1)×2、USB 3.0 Type-C(電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort)、microSDカードリーダー×1、ヘッドセットジャック×1、Nobleロックスロット×1、HDWebカメラ(720p)
バッテリ容量52WHr
バッテリ駆動時間約19時間46分約11時間12分約19時間46分約11時間12分
本体サイズ/重量302×199×7.8〜11.6mm(幅×奥行き×高さ)/約1.21kg
セキュリティWindows Hello対応赤外線カメラ、電源ボタン一体型指紋認証センサー
Microsoft Officeなし(カスタマイズ可能)
カラープラチナシルバー&ブラックローズゴールド&アルペンホワイトプラチナシルバー&ブラックローズゴールド&アルペンホワイトプラチナシルバー&ブラックローズゴールド&アルペンホワイトプラチナシルバー&ブラック
価格169,980円165,733円184,980円209,980円234,980円259,980円
クーポン適用価格144,483円165,733円157,233円178,483円199,733円220,983円

 主要スペック以外で注目しておきたいのが、ディスプレイの仕様とバッテリ駆動時間。タッチパネル対応なのは4Kディスプレイのみ。またバッテリ駆動時間は、フルHDディスプレイ搭載モデルが約20時間、4Kディスプレイ搭載モデルが約11時間と大幅な差がある。どちらも利用スタイルを大きく左右する要素なので、慎重に選んでほしい。

筐体全面刷新でさらに小型・薄型化、インターフェイスも変更

 New XPS 13には新設計の筐体が採用。従来モデルより最厚部で約3.4mmの薄型化が達成されており、本体サイズは302×199×7.8〜11.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.21kgだ。

 本体はアルミブロックから削り出され、パームレスト部はプラチナシルバー&ブラックにカーボンファイバーが、ローズゴールド&アルペンホワイトに編み込みグラスファイバーが採用されている。正直手に持ったときズシリと重たく感じられるが、そのぶん剛性の高さが印象的だ。なおローズゴールド&アルペンホワイトの編み込みグラスファイバーには、日焼け防止UVカット加工と防汚加工が施されている。

 New XPS 13をほかのノートPCと比べたさいにもっとも違いを感じるのが狭額縁ディスプレイ。従来モデルで5.2mmだったところを今回のモデルでは4mmまで狭められており、全面ディスプレイ感がさらに強まっている。ほかのノートPCと並べて見ると、それらが野暮ったく感じられるほどだ。

 筐体周りにおける大きなトピックがインターフェイスの刷新。New XPS 13のインターフェイスは、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応、電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort×1)×2、USB 3.0 Type-C(電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort)、microSDカードリーダ×1、ヘッドセットジャック×1、Nobleロックスロット×1、HD Webカメラ(720p)という構成に変更された。

 つまり、従来モデルから電源アダプタ端子、USB 3.0 Type-A端子が廃止され、Thunderbolt 3対応USB 3.1 Type-CとUSB 3.0 Type-C端子に統合。そしてSDカードリーダがフルサイズからmicroSDに変更されたわけだ。個人的にはUSB 3.0 Type-A端子とフルサイズSDカードリーダは残してほしかったところだが、薄型化を実現するためには変更せざるを得なかったのだろう。

 冷却機構も大幅に改良されている。排熱パイプとファンをデュアル構成にすることで冷却効率を向上。また排熱パイプの一部を、空気より熱伝導率が低く、薄型で自由に変形できる「GORE Thermal Insulation(熱絶縁フィルム)」で覆うことにより、高負荷時でもシステムに低温に保つとのこと。また本体内部を通過させずに熱を直接排出することで、システム表面の温度を下げつつ、性能も向上させているという。その効果はベンチマークで確認してみよう。

下がヒンジ部。本体天面にはDELL、本体底面にはXPSのロゴがステンレスのパーツではめ込まれている
下がヒンジ部。従来モデルは認証情報が金属ラベルに隠されていたが、New XPS 13ではレーザーで刻印されている。またゴム足は本体色に合わせられている
本体前面。中央は電源ランプで、使用中に白く光る。4つの穴はデジタル・アレイ・マイク
本体背面
右側面。左からスピーカー、microSDカードリーダ、USB 3.0 Type-C(電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort)×1、ヘッドセットジャック
本体左側面。左からNobleロックスロット、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応、電源オフUSBチャージ機能、DC入力、DisplayPort×1)×2、バッテリ・ゲージ・インジケータ、スピーカー
左側面の小さなボタンを押すと、バッテリ・ゲージ・インジケータが光ってバッテリの残量を確認できる
ディスプレイ面
HD Webカメラ(720p)とWindows Hello対応赤外線カメラはディスプレイ下部に内蔵されている
キーボード面。電源ボタンは指紋認証センサー一体型
同梱物一覧。左上からACアダプタ、電源ケーブル、本体説明書、USB-C to USB-Aアダプタ、USB-C to USB-Aアダプタ説明書
プラチナシルバー&ブラックモデルにはブラック、ローズゴールド&アルペンホワイトモデルにはホワイトのACアダプタが同梱されている。ACアダプタのコード長は実測約180cm、電源ケーブルの長さは実測約90cm
ACアダプタの仕様は、入力100-240V~1.3A、出力5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/2.25A、容量は45W
USB-C to USB-Aアダプタ。長さは実測約13cmと携帯しやすいサイズだ
本体の重量は実測1,220.5g。カタログ値(1.21kg)よりわずかに重かった
ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測237.5g
システム情報
主要なデバイス
初回起動時のディスク情報。空き容量は201.81GB
「powercfg /batteryreport」コマンドを実行したところ、DESIGN CAPACITYは51,999mWh、FULL CHARGE CAPACITYは49,400mWhと表示された

CPU単体のスコアは良好、総合ベンチは振るわず

 それでは早速性能をチェックしてみよう。

 今回は総合ベンチマーク「PCMark 10 v1.0.1457」、「PCMark 8 v2.8.704」、3Dベンチマーク「3DMark v2.4.4180」、CPU/OpenGLベンチマーク「CINEBENCH R15」、ゲーミングPCベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.0」、バッテリベンチマーク「BBench」を実施してみた。

 比較用には第7世代Core i7プロセッサーとの性能差を見るために、平澤寿康氏が計測した「Surface Pro 2017年モデル」のスコアを流用している。

 下記が検証機の仕様とその結果だ。

【表2】検証機の仕様
New XPS 13(超高パフォーマンス設定)Surface Pro 2017年モデル
CPUCore i7-8550U(1.8~4GHz)Core i7-7660U(2.5~4GHz)
GPUIntel UHD Graphics 620(300MHz~1.15GHz)Intel Iris Plus Graphics 640(300MHz~1.1GHz)
メモリLPDDR3-2133 SDRAM 8GBLPDDR3-1866 SDRAM 8GB
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe M.2)512GB SSD(PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ13.3型、3,840×2,160ドット(331ppi)12.3型、2,736×1,824ドット(267ppi)
OSWindows 10 Home 64bitWindows 10 Pro 64bit
【表3】ベンチマーク結果
New XPS 13(超高パフォーマンス設定)Surface Pro 2017年モデル
PCMark 10 v1.0.1457
PCMark 10 Score35203530
Essentials6,9756,715
App Start-up Score7,9099,160
Video Conferencing Score7,0285,298
Web Browsing Score6,1066,241
Productivity5,4616,210
Spreadsheets Score6,6197,591
Writing Score4,5075,081
Digital Content Creation3,1092,864
Photo Editing Score3,6693,541
Rendering and Visualization Score2,0651,741
Video Editting Score3,9683,811
PCMark 8 v2.8.704
Home Accelarated 3.03,3643,373
Creative Accelarated 3.04,8734,897
Work Accelarated 2.04,0524,342
Storage5,0235,008
3DMark v2.4.4180
Time Spy435502
Fire Strike Ultra286-
Fire Strike Extreme532-
Fire Strike1,131-
Sky Diver4,7905,103
Cloud Gate9,0538,642
Ice Storm Extreme49,726-
Ice Storm62,710-
CINEBENCH R15
OpenGL52.60 fps65.46 fps
CPU637 cb417 cb
CPU(Single Core)167 cb157 cb
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
1,280×720ドット 標準品質(ノートPC)4,522(快適)4,466
1,920×1,080ドット 標準品質(ノートPC)2,477(普通)3,244
3,840×2,160ドット 標準品質(ノートPC)723(動作困難)-
SSDをCrystalDiskMark 6.0.0で計測
Q32T1 シーケンシャルリード3,389.496 MB/s-
Q32T1 シーケンシャルライト1,172.782 MB/s-
4K Q8T8 ランダムリード866.818 MB/s-
4K Q8T8 ランダムライト449.603 MB/s-
4K Q32T1 ランダムリード393.423 MB/s-
4K Q32T1 ランダムライト400.497 MB/s-
4K Q1T1 ランダムリード43.464 MB/s-
4K Q1T1 ランダムライト132.749 MB/s-
BBenchにより連続動作時間を計測(ディスプレイの明るさ40%)
バッテリ残量3%まで9時間28分42秒-

 第7世代Core i7を搭載するSurface Proと第8世代Core i7を搭載するNew XPS 13の間に期待していたほど性能に差がないというのが率直な感想だ。

 OS、ベンチマークソフトのバージョン、もちろんPC自体の設計が異なるのでイコール条件とは言えないが、大きな性能差が見られたのはCINEBENCH R15のCPUスコアのみ。今回のベンチマークでは、コア数スレッド数よりも内蔵グラフィックスの性能が高いほうが有利に働いたのだと思われる。

 さて今回は性能についてもう1つ検証を行なった。New XPS 13にはシステムの性能、騒音、温度を効率化するために「Dell Power Manager」という設定ユーティリティが用意されている。このユーティリティでは標準設定の「最適化」、システム表面温度を低温に保つ「低温」、ファン騒音を低減する「静音」、性能を最大限に引き出す「超高パフォーマンス」に設定可能だ。そこで各設定を選択したさいに、どのくらい性能が変化するのか、またシステム表面温度と騒音がどのように変わるかチェックしてみた。

Dell Power Managerには「最適化」、「低温」、「静音」、「超高パフォーマンス」の4つの設定項目が用意されている。またNew XPS 13はOS標準の機能で、電源モードを「推奨」、「高パフォーマンス」、「最も高いパフォーマンス」に切り替えられる。OS標準の電源モードは、バッテリ駆動時間を延ばすことを目的に搭載された機能だ
【表4】Dell Power Managerの熱設定ごとのCINEBENCH R15スコア(電源モードが「最も高いパフォーマンス」の場合)
最適化低温静音超高パフォーマンス
OpenGL40.08 fps39.78 fps39.40 fps52.60 fps
CPU404 cb405 cb403 cb637 cb
CPU(Single Core)138 cb143 cb139 cb167 cb

 熱設定ごとのCINEBENCH R15のスコアを見てみると、「最適化」、「低温」、「静音」はほぼ横並びで、「超高パフォーマンス」のみCPUは約1.58倍、OpenGLは約1.32倍のスコアを記録していた。動画の書き出しやRAW画像の現像など重たい処理を行なうさいには、できるだけ「超高パフォーマンス」を活用するべきだ。

 一方、低温、静音設定の恩恵も確認できた。Dell Power Managerを「低温」に設定した場合のキーボード面の最大温度は40.0℃、「超高パフォーマンス」に設定した場合のキーボード面の最大温度は49.9℃。Dell Power Managerを「静音」に設定した場合の騒音計の値は35.4dBA前後、「超高パフォーマンス」に設定した場合の騒音計の値は43.7dBA前後という結果だった。

 つまり「低温」に設定した場合にはマイナス9.9℃、「静音」に設定した場合にはマイナス8.3dBAの効果があったわけだ。性能よりも低温動作、静音動作が必要なシチュエーションで有効な機能であることは間違いない。

Dell Power Managerを低温に設定した場合のキーボード面の最大温度は40.0℃
Dell Power Managerを超高パフォーマンスに設定した場合のキーボード面の最大温度は49.9℃
ヒンジ部に放熱口が隠されている。熱気はヒンジ部に当たるのでもっとも表面温度が高くなる
Dell Power Managerを静音に設定した場合の騒音計の値は35.4dBA前後。筆者の部屋では無音でも35dBA前後の値を表示するので、New XPS 13自体の動作音はもっと小さいと思われる
Dell Power Managerを超高パフォーマンスに設定した場合の騒音計の値は43.7dBA前後

使い勝手は上質、2つの生体認証機能を搭載している点は高評価

 最後に使い勝手についてふれておこう。キーボードの打鍵感、タッチパッドのクリック感は上質な部類に入る。キーボードにはほとんどたわみなく、ダイビングボード構造のタッチパッドもカーソル操作、ジェスチャー操作でストレスは感じなかった。しいて難を挙げるとすればタッチパッドのクリック音が少々高い点が気になったぐらいだ。

 ディスプレイとサウンドの品質も非常に高い。今回の試用機が搭載している4Kディスプレイは、sRGBカバー率100%、コントラスト比1,500:1で、輝度は400cd/平方m。視野角は公表されていないが、45度ぐらいの角度から見ても十分な明るさで画像、映像を鑑賞できる。スピーカーは最大ボリュームまで上げても大きな破綻がなく、また左右側面手前にスピーカーが内蔵されているにもかかわらず、ディスプレイ付近から再生されているように感じられる。

 試用していて驚かされたのがマイク感度。4つのデジタル・アレイ・マイクを搭載したNew XPS 13は4.3m離れた距離からの音声認識機能が謳われているが、実際に4.3mの距離から声をはらずに呼び掛けても、コルタナとの音声応答が可能だった。よほど広い部屋でないかぎりはスマートスピーカー感覚で音声アシスタント機能を利用できる。

 Windows Hello対応赤外線カメラ、指紋認証センサー一体型電源ボタンによる生体認証機能も使い勝手は申しぶんない。2つの生体認証機能を標準で搭載している点は評価に値する。

 ただし指紋認証センサー一体型電源ボタンはつねにスタンバイしているわけではないので注意。電源ボタンを押してから、OSがスリープから復帰して、そのあとに指紋のスキャンが開始されるので、タイムラグがある。とは言ってもディスプレイを開けばNew XPS 13はスリープから復帰する。ディスプレイを開けたまま運用しないかぎりは電源ボタンを押すことはないので、一般的な使い方であれば不便を感じることはない。

キーピッチは実測19mm、キーストロークは1.3mm。長文を入力しても疲労の少ないキーボードだ
もちろんキーボードバックライトを内蔵。明るさは2段階に設定可能だ
4KディスプレイはsRGBカバー率100%、コントラスト比1500:1で、輝度は400cd/平方m。微妙な変化のグラデーションも美しく発色される
45度の角度から画面を見ても、明るさや階調が大きく減じることはない
4.3m離れた場所から普通の声で呼びかけても、コルタナと会話可能だ

クラムシェルノートPCの到達点の1つ

 New XPS 13はクラムシェルノートPCとして非常に完成度が高い。処理性能、サイズ、連続動作時間、画質・音質などが高い次元でバランスが取れている。インターフェイスをだいたんに刷新したことも、これから数年同じ筐体で販売していく主力製品とすれば合点がいく。クラムシェル型ノートPCの到達点の1つとして、自信を持ってすすめられる1台だ。