編集部・ライターの今年“これ買った”!

VAIOのモバイルモニターを購入。実はデスクトップPCで大活躍

このコラムは、編集部員やライターがこの1年を振り返り、実際に買って「良かった!」と思う製品を簡単に紹介するコーナーです。
VAIO Vision+ 14(直販価格5万4,800円)

 「モバイルモニター」は、その名前からして持ち運ぶことを想定された製品だが、デスクトップPC環境でもかなり役に立つ。据え置きのモニターを使っているデスクトップPCユーザーなら、追加でモバイルモニターを置いてみてはいかがだろうか?15型前後の小さい画面サイズだったとしても、使い勝手は格段に向上する。

 筆者は「VAIO Vision+ 14」という14型で1,920×1,200ドットのモバイルモニターを購入したが、これが大活躍している。14型で世界最軽量の約325gを謳っており、実際に手に持ってみるとプラスチック板のように軽い。そのため、当初はノートPCのサブモニターとして、持ち運び用に購入したのだが、これが自宅でも大活躍している。

自宅では37.5型のウルトラワイドモニターをメイン画面にし、VAIO Vision+ 14をサブモニターとして使用している。記事を作るにあたり、メイン画面に縦3分割で情報を、サブ画面にテキストエディタや画像を表示させている

 上の写真の通り、筆者はモニターの下にVAIO Vision+ 14を置いて作業している。VAIO Vision+ 14にはテキストエディタを置いて記事の執筆・編集をしており、37.5型のウルトラワイドモニターにはテキストを書くためのWebサイトの情報、PDF資料、Slackといったウィンドウを配置している。

手前にキーボードを置けばノートPCで画面を見ているのとさほど変わらない使用感

 もともとはモバイルモニターの位置にノートPCを置いて作業をしていたわけで、これがただモバイルモニターに置き換わっただけ。とはいえ、デスク上で仕事をしながらご飯を食べたりもするため、結構ものを動かしていた。これが億劫でノートPCを置かなくなったのだが、代わりに軽量かつ場所を取らないモバイルモニターを置くことで、ものを動かすことの面倒さは、キーボードを動かすだけという最小限に緩和された。

Type-Cを2基備えており、パススルー充電に対応
背面に輝度調節ボタンがある

 もちろん、VAIO Vision+ 14のモバイルモニターとしての使い勝手も良好だ。VAIO Vision+ 14の真骨頂はノーとPCの上に画面を置く、縦型のデュアルモニターを構築できること。これは付属のカバー兼スタンドを活用するだけでいい。

 モバイルモニターを使ったことがあるなら分かると思うが、ノートPCの左右どちらかに置くと結構場所を取るし、モバイルモニターのほうを見るときに顔を若干動かすことになって案外使いづらい。これを縦置きにすると、視線を上下に動かすだけで済むので非常にラクチンだ。

 これを読んでちょっと興味が湧いたなら、デスクトップ環境でも役立つモバイルモニターの導入を検討してみてほしい。安いものなら1万円を切るものが用意されていて、金銭的なハードルは高くない。