東芝、LTEモジュールも搭載可能なペン対応Windowsタブレット

「dynabook Tab S80」

　株式会社東芝は、ワコムと共同開発したアクティブ静電結合方式ペンを採用するWindowsタブレット「dynabook Tab S80」と「dynabook Tab S68」の法人向けモデルを12月下旬に発売する。

　基本的な仕様は先に発売された個人向けモデルと同じで、ペン側にもコントローラを搭載することで、タッチとペンの検出を同じコントローラで制御、電磁誘導方式に近い精度と2,048段階の筆圧検知に対応する。このペン向けアプリとして、最大1,000冊/1,000ページを利用できるノートアプリ「TruNote」や、内蔵カメラで撮影したホワイトボードなどを自動補正して記録できる「TruCapture」、音声解析により話者識別などを行なうこともできる録音アプリ「TruRecorder」などをプリインストールする。

　ラインナップは、1,280×800ドット表示対応10.1型液晶搭載の「dynabook Tab S80」と、1,280×800ドット表示対応8型液晶搭載の「dynabook Tab S68」の2機種。

　10.1型のdynabook Tab S80はBTOにより、下り最大100Mbps対応のXi(LTE)対応モジュールを搭載できるほか、スタンド機能も備える専用のBluetoothキーボードがオプションで提供される。

　両機種ともストレージは32GBまたは64GBから選択する。また、Office Home and Business 2013の有無も選択可能。

　共通の仕様はプロセッサにAtom Z3735F(1.33GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、Windows 8.1 Pro Update(32bit)、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、前面120万画素/背面800万画素カメラ、microSDカードスロット、Micro USB 2.0、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサーを装備。dynabook Tab S80のみMicro HDMI出力も備える。

　10.1型のdynabook Tab S80のバッテリ駆動時間は約7時間(JEITA測定法2.0)。本体サイズは約258.8×175×9.1mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約565g。

　8型のdynabook Tab S68のバッテリ駆動時間は約7.5時間(同)。本体サイズは約132×210.7×9.6mm(同)、重量は約395g。

「dynabook Tab S68」