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東芝、法人向けPC/タブレットとのセット販売でMVNOサービスに参入

「dynabook Tab S80」

 東芝情報機器株式会社は9日、法人市場向けMVNOサービス「TIEモバイル」を開始した。同社のPC、タブレットやクラウドサービスと組み合わせた、企業への一括導入を狙う。

 NTTドコモの通信回線を用いたMVNOサービスで、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsでの転送に対応。通信容量に応じて1GB、2GB、3GB、5GB、7GBのプランが用意され、料金は1GB/950円(税別、以下同)から。このほかに、1回線ごとに開通手数料3,000円と、ユニバーサルサービス料が月額2円が課される。なお、通信容量を超えた場合は、通信速度が送受信とも200kbpsに制限される。

 同社では、TIEモバイルの導入に伴い、「dynabook Tab S80」、「dynabook VT714」といったLTEモジュール内蔵のPC・タブレットと通信回線、クラウドサービス「dynaCloud」、保守サービスを組み合わせ、初期設定サービス(キッティング作業)も含めたパッケージとしての提供を提案している。

「dynabook V714」

(多和田 新也)