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パナソニック、2-in-1をやめて軽量化した「Let'snote MX3」クラムシェルモデル
(2014/6/19 13:13)
パナソニック株式会社は、2-in-1製品として発売されている「Let'snote MX3」をクラムシェルモードに特化した設計とすることで軽量化したモデルを、法人向けに7月15日より発売する。価格はオープンプライス。
液晶パネルを360度回転させることでクラムシェルとしてもタブレットとしても使えることが特徴のLet'snote MX3を、クラムシェルモードのみでしか使えない設計へとヒンジを変更したモデル。また、タブレットモードへ変形しないことから、ディスプレイもタッチ非対応となった。
そのメリットとして軽量化され、DVDスーパーマルチドライブ搭載の標準モデル同士の比較で、2-in-1モデル(CF-MX3JDCTS)の約1.178kgに対し、クラムシェルモデル(CF-MX3LGCTS)は約1.07kgとなる。さらに、光学ドライブレスモデルもラインナップされ、重量は約1.01kgとなっている。カーボン強化マグネシウムを採用し、60mm落下試験や100kgf加圧振動試験をクリアした“頑丈設計”は継承する。
キーボードは「Let'snote SX3」と同等となり、2-in-1タイプのMX3よりも縦方向のピッチがやや広い16mm。横方向のキーピッチ19mm、キーストローク2mmのリーフ型キーボードを採用する。
ラインナップは、DVDスーパーマルチドライブ内蔵/WWANなしの標準モデル、DVDスーパーマルチドライブ内蔵/WWAN(Xi/LTE)対応モデル、光学ドライブなし/WWANなしモデルをラインナップ。標準モデルはOffice Home and Business 2013プリインストールモデルも用意される。パナソニックストア法人向けサイトの直販価格は標準モデルが193,700円(税別)から。
全ラインナップ共通でCPUがCore i5-4310U(2GHz、ビデオ機能内蔵、vPro対応)、メモリ4GB、SSD 128GB、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応12.5型IPS液晶を搭載。OSはWindows 8.1 Pro Update(64bit、Windows 7 Professionalへのダウングレード権含む)またはWindows 8.1 Proからのダウングレード権を使ったWindows 7 Professional(32bit)。
インターフェイスはIEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Gigabit Ethernet、SDカードスロット、フルHD対応Webカメラ、USB 3.0×2、ミニD-Sub15ピン、HDMI出力、音声入出力。
バッテリ駆動時間はJEITA測定法2.0で約10時間、JEITA測定法1.0で約15時間。本体サイズは301.4×210×21.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.01~1.09kg。