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10分で組み立て可は本当?→試したら5分でできました。電動昇降デスク「E7 Click」【PC Watch Recommendation】

~PC環境を劇的に変えるFlexiSpot製の電動昇降デスクがさらに進化!

 指先1つで上げ下げして、座ったときに最適な高さにすることも、スタンディングデスクにすることも可能な電動昇降デスク。フレキシブルなデスクワークをサポートしてくれる、PC Watchとしても強くお勧めするアイテムだが、弱点が1つだけあった。それは「組み立てが大変」ということだ。

 購入して組み立ててみないと分からないところではあるのだけれど、たいていの製品は2名以上での作業が推奨されている。まだ導入したことがない人でも、それを聞けばなんとなく「大変そうだな」というのがイメージできるのではないだろうか。

 そんなところへ、FlexiSpotがキラー商品ともいえる新しい電動昇降デスク「E7 Click」を投入してきた。作業の大部分を1人でこなすことができ、しかも組み立てにかかる時間はわずか「10分」という触れ込みだ。

 本当にうたい文句の通りなのだろうか?実際に組み立ててみて、同時にその作業をノーカットで動画に収めた。ぜひとも皆さんの目で真相を確かめてみてほしい。

これまでの電動昇降デスクの弱点とは?

 デスクは大型家具であり、昇降機能があってもなくてもネット通販で購入すると一般的にはパーツの状態で届けられる。ユーザーが説明書を読みながら組み立てるか、メーカーや配送業者が提供している組み立てサービスなどを利用して、配達員に作業してもらって完成、ということになるだろう。

デスクはたいていパーツで届く
箱に綺麗に収められている
コントローラと付属工具も

 組み立て手順の難易度自体は高くない。だが、特に電動昇降デスクとなると頑丈に作られているため、1つ1つのパーツが重く、1人での作業は推奨されないのが通常だ。2人以上でパーツを持ち上げたり、支えたりする必要があり、ねじ留めにも力がいる。1、2時間格闘してやっと出来上がったときには全員疲労困憊、なんてことも珍しくない。

箱から取り出したパーツ類。1つ1つはそこそこ重い

 その分、電動昇降デスクが完成し、無事動作したときには達成感が得られるのも確かだ。とはいえ、特に女性だと体への負荷は大きいし、どれだけ時間がかかるか読めないため、仕事が忙しいと導入タイミングがつかみにくい。梱包も大きく、保管場所を考えるといつ購入するべきか迷いやすいだろう。

 そういった「苦労話」を事前に聞いていてなかなか導入の決断ができなかった、という人もいるかもしれない。しかし、新製品のE7 Clickはこれまでとは違う。電動昇降デスクの組み立てに関わる課題を完全に解決したモデルになっていて、ほとんど1人で作業できるうえ、手間がかからず体力が必要な場面もないのだ。

組み立てを楽にする独自の工夫と10分組み立てチャレンジ

 なぜ最小限の労力で組み立てられるのか。E7 Clickに盛り込まれている工夫をいくつか挙げると下記の通りだ。


    E7 Clickの構造上の工夫
  • パーツの一部があらかじめ天板に取り付けられている
  • ねじの代わりにレバーなどを使って固定する仕組み
  • ねじ留めする箇所が最小限(ドライバーを使う部分は2箇所のみ)

 従来のFlexiSpotの電動昇降デスクは、天板と脚、そのほか金具などのパーツは最初はすべてバラバラになっていて、それらを主にねじ留めして組み立てる形になっていた。

 パーツが重く持ち上げるのに力がいるのに加え、取り付け位置を細かく調整しながらねじ留めしていく必要もあり、腕力・握力も求められるわりとハードな作業だ。体力に自信がない人にはやや厳しい仕様だったといえる。

 しかしE7 Clickは、そんな労力は必要ない。最初から天板にフレームが取り付けられており、その分の手順が減っている上に、位置合わせもねじ留めも不要。最初はそのフレームに支柱をはめ込んで固定することになるが、ここもねじ留めは不要で、大きなレバーで「ガチャン」とロックするだけだ。

最初から天板にフレームが取り付け済み
フレームにあるレバー
これを起こして……
支柱を差し込んだら……
レバーを元に戻せば装着完了
もう1本の支柱も同じように装着

 続いて支柱に脚を載せて固定する際も、やはりねじ留めはナシ。樹脂パーツを付属のハンマーで2、3回打って叩き込むだけなので、体力的な負担はほぼゼロだ。注意すべきは、誤って指を打ってしまわないようにすることくらいだ。

支柱に脚を載せて……
この溝に樹脂パーツを軽くはめ込み……
付属ハンマーで2、3回叩いて押し込めばOK

 ねじ留めが必要になるのは、昇降操作を行なうコントローラの取り付け箇所のみ。それも最初から天板に鬼目ナットが埋め込まれているので、力を込めることなしにねじを回して、しっかり固定可能だ。

ねじ留めが必要なのはコントローラだけ
鬼目ナットが埋め込まれているので、ねじ込むときに力は必要ない

 あとは今までの電動昇降デスクと同様、ケーブル類を数本配線するだけ。最後にデスク全体をひっくり返すところはもう1人協力者がいた方が何かと安全ではあるが、これまでの製品に比べれば作業量は極小で、体力面の負荷は劇的に減っていると実感した。

ケーブル類を装着
カバーをかぶせて見た目すっきり
必要に応じて傾きを微調整できるパーツやキャスターを取り付けよう
完成!

 そして「10分で完成」という触れ込みが実際のところどうだったのかというと……答えは下にある動画でご確認いただきたい。

FlexiSpotの電動昇降デスク「E7 Click」を実際に組み立てたら5分で完成した

 ご覧の通り、10分どころかその半分の5分ちょうどで完成させることができた。パーツを梱包から出して作業しやすいように並べていたこと、事前に説明書を読んで作業手順を頭に叩き込んでいたこと、といった「事前準備」はあるが、それを差し引いたところで10分もかからないはずだ。

組み立ては簡単でも従来モデル同等のスペックと利便性

 FlexiSpotの電動昇降デスクは、どのモデルも基本的な機能はほぼ共通としつつ、デザインや大きさ、耐荷重、カスタマイズの範囲などが異なる多彩なラインアップが用意されている。

 今回のE7 Clickはそれらの中ではコンパクト方向に寄せたモデルで、天板サイズは120×60cmと140×70cmの2種類、カラーと素材の組み合わせも4パターンに絞られている。

E7 Clickの販売ページ。カスタマイズ幅はほかの製品ほど広くないが、一般的なデスクワークのニーズには十分

 といっても、120cm幅や140cm幅は仕事用デスクとしては標準的なサイズなので、よほど大きな天板が欲しい、というのでない限りほとんどのユーザーのニーズを満たしてくれるはず。耐荷重も110kgと十分すぎるほど頑丈といえる。

 昇降範囲は高さ63.5~128.5cmで従来モデルと同等。高さを記憶する4つのプリセットも同じで、ワンプッシュするだけで記憶した高さにスムーズにセットできる。コントローラ横にスマホなどを充電するのに便利なUSBポートが設けられているところも変わらない。

最低高さは63.5cm
最高は128.5cm
座ってもよし、立ってもよし
充電に使えるUSBポートも装備

 また、モニターアームやチェア、引き出し、ケーブルトレーといったアクセサリも注文可能で、自分なりのカスタマイズを楽しむこともできる。

モニターアーム「MA6」があるとモニターの配置の自由度がアップ
体型などに合わせて各部のきめ細かな調整が可能なチェア「C7 Pro2」
ロッキング機能でリラックスすることも

 本製品は簡単・短時間で組み立てられるのがウリだが、配達員が代わりに組み立ててくれる「家財おまかせ便」の利用ももちろんOK。組み立て後の不要な梱包材を引き取ってくれるので、手間を極力減らしたい人にはそちらもおすすめだ。

FlexiSpotの新スタンダードになるか

 E7 Clickは「組み立てが楽になった」という点が最大の特徴。基本スペックは従来モデルを踏襲しており、電動昇降デスクらしい使い勝手の良さを存分に体感できる。時にはスタンディングで健康的にデスクワークするなど、新しい仕事スタイルを実現しやすいのも利点だ。

 以前から電動昇降デスクが欲しかった。でも組み立てがしんどそうだし、1時間も2時間も「DIY」をしたくない……というあなたに、10分以内に完成するE7 Clickはベストな1台だろう。ねじ留めを大部分排した仕組みは今後のFlexiSpotの新スタンダードにもなりそうで、それを先取りできるという意味でも真っ先に購入候補に入れておきたい電動昇降デスクといえる。