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電動昇降デスクはクリエイター生命を守るアイテムだ!創作活動を支えるFlexiSpot製デスクの「E7H」の強み
~年に1度のブラックフライデーセール実施中でPC Watch専用クーポンも提供中!
- 提供:
- FlexiSpot Japan株式会社
2023年11月24日 06:30
オフィス勤務で長時間デスクワークしている話はよく耳にする。しかし、もっと過酷なのはマンガ家かもしれない。「スリルな彼女」などの作品を手がけるマンガ家の北上諭志氏は、朝起きてから夜寝るまで、絵を描くためにほとんど1日中デスクに向かっている。週刊連載中の締め切りに追われていた時期は、「トイレに行くとき以外はずっとデスクにかじりつく」ほどのハードな日々が続いたのだとか。
そんな毎日を送っていれば、身体に異変が起きるのも当然のこと。北上氏によれば、無理がたたって肩こりや腰痛に悩まされ、創作活動がままならなくなった経験もあるという。しかし、それを軽減する方法もある。使う人の体格に合わせて自在に高さ調整を行なえる電動昇降デスクだ。
今回はFlexiSpotの最新電動昇降デスク「E7H」と、多機能オフィスチェア「C7 Air」を北上氏に実際に試していただき、マンガ家にとってどんなメリットが得られる製品なのか語っていただいた。
そしてもう1つ大事なのが、11月24日から27日までFlexiSpot公式サイトにて、最大30%引きとなるブラックフライデーセールが開催中。対象製品は多数あるが、今回紹介するE7Hは通常6万1,600円のところ、15%引きの4万3,120円、C7 Airは通常3万9,800円のところ、20%引きの3万1,840円で販売中。
加えて、PC Watchの読者向けに専用のクーポンコード「impress5」を用意した。セール期間中、こちらを利用することで、さらに3千円引き(1万円以上の購入時に利用可能)となる。この記事を読んで電動昇降デスクを買いたいと思ったら、いまがチャンスだ!
長時間座り続けた結果、激しい腰痛が襲う
アシスタント時代、師事していた著名マンガ家の「寝食を惜しんで原稿に向かう姿」を目の当たりにし、クリエイターとして休むことなく絵を描き続けることの大切さを学んだと話す北上氏。そうしたこともあり、たとえ締め切り間近の仕事がないタイミングでも、デスクに向かって手を動かすことは同氏の習慣になっている。必然的に毎日、長時間にわたって座りっぱなしとなり、身体のあちこちにダメージが蓄積されていく。
以前週刊連載をしていたときには、あまりの多忙さにデスクから離れられない日も少なくなかったという。座りっぱなしが健康に良くないことは自覚していたため、1時間に一度は立ち上がるようにタイマー設定していたものの、特に締め切りが近くなると、そのわずかな時間すらも惜しくなり、結果、座って作業するのがつらくなるほどの激しい腰痛に襲われた。
しかし、いくら腰が痛くても締め切りは待ってくれないため「1コマでもいいから先に進めなければならない」。今度は反対に立ったまま、普通のデスクに前屈みになって作業する方が「まだマシ」な状態になった。しばらくして腰痛が引いてきたら座って作業し、痛みが強くなったらまた立ち上がる。その繰り返しで効率は明らかに低下し、マンガ家としての活動に著しい支障があった、と振り返る。
マンガ家仲間の間で「椅子だけはきちんとしたものを選ぶべき」との教えがあったため、仕事で使う椅子にはある程度気を使っていたものの、それでも腰痛は避けられなかった。もはや職業病だが、腰を守ることはマンガ家の「命」を守ることでもあると言えるだろう。
一般的なデスクワークと異なる作業スタイルが腰痛の原因か
長時間の座り仕事による腰痛を、どうすれば防げるのか? 1つの原因として考えられるのは、絵を描くというマンガ家の作業に北上氏の使うデスクが合っていなかったのでは、ということだ。
北上氏のワークスタイルは、デスク上に直立させたディスプレイを見つめながらキーボードをタイプする一般的なデスクワークとは異なる。平置きに近い状態でデスクに置いた紙や液晶ペンタブレット、あるいはiPad Proなどのタブレット端末にスタイラスペンで描くというスタイルで作業することが多い。そのため姿勢が前傾気味になることは避けられないのだ。
世の中の多くのオフィスデスクは、標準的な体型の大人が座って使用するのに適しているとされる「高さ72cm前後」で設計、固定されている。しかし、マンガ家にとってその高さは必ずしも最適とは言えない可能性があることが分かった。絵を描くというやや特殊な作業、かつ使用するアイテムがマンガ家それぞれで異なり「描きやすい姿勢」が変わってくることも考えると、1人1人にパーソナライズ可能なデスクが求められるタメだ。
椅子の高さ調整でデスクを相対的に低くしたり高くしたりすることも可能ではある。けれど、その範囲は決して広くない。デスクを高く、または低くして使いたいがために椅子を極端に上げ下げしてしまうと、今度は足が伸びきったり折り曲げたりして座らざるを得ず、別の不都合が出てくるのが問題となる。
耐荷重アップ&見た目にこだわった新しい電動昇降デスク「E7H」
そこで北上氏に試していただいたのが、高さ調整をきめ細かく、自在に行なえるFlexiSpotの電動昇降デスクE7Hと、多機能オフィスチェアのC7 Airだ。
2023年9月に発売された「E7H」は、従来のFlexiSpotの電動昇降デスクがもつ基本的な機能を引き継ぎつつ、耐荷重を160kgに向上させてさらなる堅牢さを実現した。さらに付属品の追加でよりスタイリッシュな使い方が可能になっている。
基本性能を紹介すると、E7Hはスチール製の太い脚部をもち、左右それぞれに電動ユニットを内蔵することで安定した昇降が可能。コントローラーのスイッチに軽く触れるだけで滑らかに動作し、床から天板下まで63.5~128.5cmの範囲でミリ単位の高さ調整ができる。通常のデスクと同じように座って使えるのはもちろん、スタンディングデスクとしても使えるわけだ。
高さは4つまで記憶しておける。座った時に最適な高さや、立った時に最適な高さ、あるいは異なる用途で適切な高さに合わせた時も、ワンタッチでそれぞれの記憶した高さに戻せる。また、コントローラーには充電専用のUSBポートが設けられており、スマートフォンやタブレットなどを手間なく充電できるほか、誤ってボタンを押してしまったときに動作しないようにするロック機能、デスク下に人や物があることを検知してそれ以上下がらないようにする障害物検知機能もある。
付属品には新たにマグネットカバーが追加された。これは、天板裏面に取り付ける制御ユニットやケーブル類を覆って隠せるものだ。天板下でPCや周辺機器のケーブル類を整頓できるケーブルトレイと両面ファスナー、スマートフォンの充電ケーブルなどを留めておけるゴム製のケーブルクリップも付属する。最初からスタイリッシュな見た目で使い始められるようになっているのだ。
姿勢を正せるだけではない、マンガ家ならではの電動昇降のメリット
そんなE7Hを試した北上氏がまず最初に感動した点が、スムーズに昇降し、ミリ単位で調整して、ピタッと狙った高さで止められること。電動昇降デスクに対しては「高さを数段階でしか調整できない」という先入観があったそうだが、柔軟かつ正確に、安定性高く調整できるE7Hを見て電動昇降デスクに対するイメージが大きく変わったようだ。
続いて、iPadとApple Pencilでマンガを描くという北上氏のスタイルから判断し、一般的な72cmから2cmだけ高くした状態にした。すると、「いつもよりすごく描きやすいです! たった2cmでこんなに楽になるなんて……」と驚いた様子。逆にその「たった2cm」は、通常のオフィスデスクでは調整が難しかったり、不可能だったりするもの。これまで椅子の高さ調整で無理矢理合わせていた北上氏だが、デスクのわずかな上げ下げで期待以上の効果が得られることを実感していた。
もちろん使い続けるうちに、もうちょっと高くする、あるいは低くする方がより身体への負担が少なくなりそう、と感じることもあるかもしれない。その意味でも、指先1つで簡単に昇降させられ、即座にベストポジションを探れるE7Hの利点は大きい。
高さ調整が簡単に行なえる機能は、マンガ家ならではの他のメリットもあると北上氏は話す。たとえば、できるだけ心がけているという1時間ごとに立ち上がって姿勢を変えるという動作。これには座り続けて腰痛になってしまうのを防ぐ効果だけでなく、姿勢とともに作品に対する見方をほどよくリセットできる効果もある。
特にマンガのネーム(セリフや下描き)を考えているときには、新たなインスピレーションを得るきっかけにもなる。スタンディングデスク状態にして立ったままでも作業を続けられるため、多忙な日であっても時間が無駄にならない。
時にはアシスタントを仕事場に呼んで共同作業したり、勉強会などで一時的に自分のデスクを使ってもらったりすることもある。そんな場面でも、E7Hなら体格が大きく異なる人にも最適な高さに素早く調整でき、しかもメモリ機能で元に戻すのも簡単だ。
連載を抱えるマンガ家だと、多数のアシスタントでローテーションを組むためデスクの共用は珍しくなく、そういったケースでもE7Hがあれば全員が適切な姿勢で仕事できる。最近はアシスタントもリモートで作業するパターンが増えているとはいえ、かけ出しの頃に与えられた作業場のデスクが合わず、それで腰を痛めてしまった経験もある同氏には、どんな人にも合わせやすい電動昇降デスクのありがたみが一層身に染みるようだ。
椅子への腰掛け方と各部の調整も重要なポイント
FlexiSpotは昇降デスクが中心的商品だが、デスクとセットで使う各種周辺アイテムも取りそろえている。その1つが椅子だ。体に負荷をかけずデスクワークをするには、当然いい椅子が必要となる。いい椅子というの条件には、座り心地や耐久性などもあるが、電動昇降デスク同様、ユーザーの体格に合わせて高さなどを細かく調節できることが必須となる。
今回利用したC7 Airでは、さまざまな部分が調節可能。まず座面は47.5~56cmの間で調節できる。加えて、前後の位置も6cmまで、そして前傾角度も調節できる。座面の高さは、深く腰掛けた状態でかかとが床につき、膝の角度が直角になるくらいがちょうどいい。
そしてデスクワークでは、アームレストの高さも重要。アームレストに前腕を置いた時、肩が自然な角度になり、肘が直角になるくらいがちょうどいいとされる。本製品は4Dアームレストを備えており、上下に加え、前後の位置や左右の角度まで調節できるので、ベストフィットなポジションにセットできるだろう。
腰を支えるランバーサポートが大きくせり出しているのも特徴。特に絵描き作業では前傾姿勢となる。この時、自然と腰が背もたれから離れてしまいがちで、これが腰への負担となるが、本製品では前傾姿勢でもランバーサポートが腰を支えてくれるので、腰への負荷が軽減されるのだ。この部分も、出具合を調節できる。
このほか、ヘッドレストの高さや、リクライニング(90~128度)の調節も可能。背もたれは通気性に優れたメッシュ素材となっており、長時間作業でも蒸れにくい。
電動昇降デスクに、多機能オフィスチェアのC7 Airも組み合わせることで、「腰痛防止だけでなく日々の疲労を軽減してくれる効果もあると思います」と北上氏は見ている。中でも腰部分を支える「ランバーサポート」は、同氏が以前から使用している椅子も備えているもので、身体の負担を軽くするのに有効なアイテムであることは実証済み。高い通気性で長時間座り続けても不快感が少ないのも自分好みだとした。
広々とした天板、オプションアクセサリーには細かい気配りも
マンガ制作に2台のiPad Proを駆使し、卓上で本など紙の資料を参照することもあれば、デスクトップPCのモニター2台を使ってゲームをすることもある北上氏としては、「広々と使えるかどうか」もデスクに求める大事な要素の1つ。
特に本や紙の資料はデスク両側にどんどん積み上がっていくため「デスクの横幅はあればあるだけいい」。狭いデスクを使っていたときは、マンガ制作とゲームとでいちいち配置を変えるのにも手間がかかるため、息抜きにゲームをしようと思っても、配置変更の面倒さに「やっぱり今日はやめよう」となることもよくあったのだそうだ。
そうした点でもE7Hには強みがある。デスクの天板サイズは最大3種類、幅120/140/160cmが用意されており、素材やカラーも豊富なパターンから選択可能。今回北上氏に試していただいたのは幅140cmだったが、広さとしては「申し分ない」とのこと。奥行き方向も70cmと余裕があるため、「マウスの可動域が広げられるし、フリースペースもたくさん取れる」。絵を描くときはタブレットを手前に持ってきて、PCを使うときは代わりにキーボードを手前にしてタブレットを奥に置く、といった機材入れ替えの手間も最小限だ。
FlexiSpotの電動昇降デスクは天板がオプション扱いのため、天板のみ別途手配して組み合わせるてもいい。最大200×80cmの天板に対応することから、「横幅はあればあるだけいい」という北上氏の将来ニーズにも応えてくれるだろう。
ちなみに、FlexiSpotの製品販売ページにある写真ではそうなっていないが、実際の天板は手前側が軽く傾斜して角が丸みを帯びており、奥側は壁にぴったりくっつけてもPCのモニターケーブルなどを通せる切り欠きが設けられている。とりわけ手前側の傾斜について北上氏は、「実はここが一番うれしい。絵を描くときに腕を載せる場所なので、角があると痛くなってしまうけれど、今回使った天板は絶妙に斜めになっていて角もなく、当たりが優しいので長時間の作業でも快適」とし、「職人向けの隠れた気遣いですかね」と付け加える。
他のオプションアクセサリーには天板から吊り下げて固定できる「卓下式引き出し」や「有孔ボード」もあり、デスク上で散らかりがちな小物の整理にも役立つ。引き出しについては天板との間に広めの隙間が設けられており、その引き出し上面には滑り止めになるシートが張られているため、北上氏は「気軽に物を置いておけるのが気に入った」とのこと。「Apple Pencilをよくどこかに置き忘れてアシスタントに呆れられるんですけど、それも防げるでしょう」と苦笑いしていた。
コックピットのようなカスタマイズ性が仕事のモチベーションにもなる
FlexiSpotの電動昇降デスクとチェアの総合的な機能・性能について、北上氏は「身体に痛みが出にくく、長時間作業しても疲れにくい。そうすれば次の日も元気に仕事ができるから効率は間違いなく上がる。これは金額以上の価値があるな、と思いましたね」と評価。「個人的にはコックピットというか、秘密基地的なデスクが理想。モニターアームや引き出し、有孔ボードなどのアクセサリーで自分らしくカスタマイズできるE7Hにはそういう雰囲気もあります。1年365日、ほとんど毎日デスクに向かっているわけですから、せっかくならこういう自分だけのコックピットみたいな場所で仕事したいものです」と熱く語っていた。