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「高い」買い物は結果的に「安上がり」という逆説。約5年間VAIOを使い倒して分かった品質への投資の大切さ
~10%割引中!今買うならVAIO SX14-Rの新色「ファインレッド」がおすすめ
- 提供:
- VAIO株式会社
2025年12月8日 06:30
VAIOのモバイルノート「VAIO SX14」を使い始めてから5年以上経った。正確に言うと、1台目が5年11カ月で、2台目は4年2カ月だ。いずれも壊れずに今も元気に稼働し続けている。
筆者はPC Watchというニュースメディアの編集者なので当然取材にVAIO SX14を持って行くし、海外取材にも持参して記事を制作してきた。自宅、会社、出先など、さまざまな場所で酷使しているが、大きな故障にいたったことはなく、この記事もそのVAIO SX14で書いている。
かつてVAIOはソニーのコンシューマ向けブランドだった。今ではVAIO株式会社として独立し、頑丈で高品質なノートPCを主としてビジネスユーザー向けに日本の安曇野工場で作り続けている。VAIOはコンシューマよりもビジネス用途での需要が高く、スマートな見た目からは想像できないくらいタフなのだ。
でも「VAIOのノートって高いじゃん」と言う人は多い。筆者もそう思う。海外メーカーは同じようなスペックでも10万円くらい安く売っていたりするし、その差を見ると「VAIOを買ってみたいけど」と思いつつ尻込みしてしまうこともあるだろう。
しかし、長期間ノートPCを使い続けるなら、コスパの観点からもVAIOを文句なしにおすすめできる。実際に5年以上使い続けている筆者が言うのだから間違いない。「高い」部分はそれだけ品質にコストが掛かっていることの証左でもあり、長い目で見れば十分に元を取れるものだ。慣れ親しんだPC環境は移行するのが面倒だし、長く使えたほうがいいに決まっている。そこにも投資することを考えるべきなのだ。
ここでは、そんな筆者イチオシのVAIOのモバイルノートのどんなところがいいのか、そして今買うならどの機種がいいのかを話していきたい。
ニッチなニーズをないがしろにしないVAIO
いきなりだが、筆者が選べるノートPCのメーカーはかなり限られる。なぜなら英語配列のキーボードを愛用しているからだ。
なので、VAIOを選んだ理由はブランドが好きとかではなく、単純に英語配列を注文時のカスタマイズ(BTO)で選べたからだった。この前に使っていた別メーカーのモバイルノートでは、なぜか勝手にスリープから復帰するというトラブルが起きており、国内メーカーで修理に出しやすく、品質の良さそうなVAIOにしてみようというくらいの考えであった。
なお、日本では英語配列キーボードのノートPCは圧倒的に売れないそうだ。市場を見れば想像に難くないし、実際にVAIOの中の人もそう言っていた。
壊れていないのになぜ2台目があるのか?
VAIO SX14を世代別に2台持っている理由も書いておきたい。
筆者が最初に買ったVAIOノートは、2020年1月発売のVAIO SX14(第2世代)である。そして2021年10月からはVAIO SX14(第4世代)を使い続けて今にいたっている(ちなみに現行は第7世代)。いずれも発売日から使っており、前者は5年以上、後者は4年以上もの付き合いになる。
2台目となる第4世代のVAIO SX14を購入したのは、最初に買った2020年モデルが壊れたからではなかった。この2020年モデルから2021年モデルにいたるまでの時期はちょうどモバイルノートへのUSB PD対応が進み、それに伴ってかVAIO SX14の筐体が設計変更。USB Type-Cポートの位置が見直され、より使いやすくなったからだった。
ちなみにVAIO SX14は、14型の画面を備えた1kg前後の軽量モバイルノートだ。VAIOの中ではハイエンドクラスに位置づけられており、高価ではあるが人気のモデルと言える。実際に法人用途での導入事例も多いそうだ(法人向けは「VAIO Pro PK」という名称)。
筆者は仕事柄、VAIO SX14を外に持ち出すことが多いので、USB PD充電器を使えることは大きなメリットだった。第2世代のVAIO SX14のType-Cポートは右側面の真ん中という、マウスが使いにくくなるなどといった嫌な位置に置かれていたのだ。
2021年モデルではタッチパッドが大きくなったりといった、さまざまな改良が施されていた。そんなわけで、2年も経たないうちに使い勝手が向上した2021年モデルを導入したのだ。しかし2020年モデルは売ったりせずに、サブ機として残しておいた。これはこれで後々助かることになる。
そのため、メインで使っているのは4年の付き合いになる第4世代VAIO SX14だ。だいぶ古くはなったが、筆者のようなテキスト入力が主体の仕事では力不足になることは少ない。Webカメラを動作させて、リモートでミーティングをしながらの仕事も難なくこなせている。
VAIOのPCには「VAIOの設定」という独自ユーティリティが用意されているが、そこで診断できるバッテリのパフォーマンスも「正常」と表示されており、「良好」からの劣化は見て取れるものの、そこは4年以上の歳月を考えれば致し方ないところだろう。ちなみにVAIOにはバッテリ交換サービスが用意されている。
「VAIOの設定」では、バッテリを満充電させずに80%までに留めるといった制限を設けて寿命を延ばすといったことができる。筆者はこの機能を使っていたので、バッテリの劣化があまり進まずに済んでいるのだと思われる。
この後は、5年以上のVAIO SX14ユーザーとして、VAIOについてどういった点がおすすめできるのか挙げていこう。
【VAIOのいいところ①】直販ストアのカスタマイズが柔軟
まずは取っ掛かりとなる部分の購入に関してだ。
PCを買う際に、仕様をカスタマイズできるからという理由で、メーカー直販で買う人は多いだろう。筆者の2台のVAIOノートも直販のVAIOストアで購入した。
VAIOストアの良いところは、カスタマイズが分かりやすいところだ。もちろんほかのメーカーでも同じようにやっているところはあるが、プロセッサやメモリ容量、ストレージ容量などを選択できるのがいい。メーカーによってはスペックごとに個別にモデルを用意しているところもあるが、構成を変えられなかったりするので「この機能だけ変更したいなぁ」みたいなことが起きてしまう。
筆者が特にオプションで欠かせないと思うのは、5Gや4G LTEの無線WAN機能だ。スマホのテザリングやフリーWi-Fiを使えば、ノートPCをネットに接続することはできるが、それにはひと手間かかる。無線WAN機能があればその手間はなくなり、画面を開いてすぐにネットにつながる快適さは、一度経験してしまうと離れられなくなるほどである。
また、保証は標準で3年となっており、そこからさらに4年に延長したり、落下・水ぬれ・火災・落雷などの偶発的な事故もサポートする「VAIOストアパソコンあんしんサポート」にも加入できる。下記のセクションでも書いているが、これのおかげで筆者は無償修理を受けている。プラス1万円くらいになるものの、ケチらずに入りたいオプションだ。
【VAIOのいいところ②】国内修理で戻りが早い
実は筆者のVAIO SX14(2021年モデル)は、一度壊れたというか、破損したことがある。以下の写真にある通り、ディスプレイのベゼル部分が欠けてしまったのだ。
最初は小さなヒビくらいだったのだが、そのうち盛大に欠けてしまい、内部の無線LANのアンテナ線が見えるようになってしまった。さすがにこれはまずいと思い、修理に出すことにした。
なお、VAIO SX14の天板は頑丈なカーボンで作られているが、ディスプレイ側のベゼルは樹脂になっている。これは金属だと都合が悪いアンテナの特性が主な理由だ。
おそらくちょうどこの部分に何かが当たるなどして、ダメージが入っていたのかもしれない。そして普段の通勤ではノートPCをバッグに入れているが、最寄りの駅までは自転車を使い、そのバッグを自転車カゴに入れているので、何度も振動が伝わった結果、欠けるまでにいたったのだろう。
幸いなことに、筆者の手元には最初に2020年モデルのVAIO SX14があったので、こちらに作業環境を移し、修理依頼を出すことにした。
どれくらい時間がかかったかと言うと、2023年の3月3日(金曜)にWebサイトのフォームから修理依頼を出し、3月5日に回収業者に引き渡し、それから3月17日に修理完了の通知。3月18日に完璧に修理されて手元に戻ってきた。手を離れてから2週間弱というところ。その間、進捗状況はWebサイトで逐次分かるようになっているので、今どうなっているのかが分かってヤキモキせずに済む。
2週間弱という日数は、工場の稼働状況や故障箇所にもよるが、パーツ交換を行なう場合としては比較的早いほうだろう。VAIOは長野県安曇野市に本社工場があるので、ここに送られて修理が行なわれている。国内のそれも所在のはっきりしたVAIOの工場で、きちんと修理されていると分かるのはとても安心感がある。そして筆者は「VAIOパソコン3年あんしんサポート」に加入しており、保証期間中だったので無償修理だった。
なお、VAIOは修理だけでなく、サポートセンターも国内で運営しており、Webフォーム、電話、チャットでの問い合わせができる。
【VAIOのいいところ③】ガチな開発者たちへの信頼感
PC Watchでは、VAIOの新製品が出たときなどによくVAIOの開発者インタビューを載せている。筆者はライターと一緒にそうしたインタビューに同席することが多いのだが、これがいつも楽しい。なぜならVAIOの開発者たちの真剣さが伝わってくるからだ。
VAIOでは、シャーシ設計や無線アンテナなどといったハードウェアを設計をしている部署、そしてソフトウェアを開発している部署など、さまざまな部署があり、それぞれが日々研究開発を行なっている。
分かりやすいのは以下の記事で、最新のVAIO SX14-Rについてのインタビューだ。天板と底面に採用された軽量かつ高剛性の新素材「熱可塑性カーボン」や、ソフトウェアに関する部分など、各部署が連携して完成を目指しているのが分かる。
こういったインタビューで筆者がもったいないなと思うのは、その場で語られたことをそっくりそのまま読者のみなさんにお見せできないことだ。
実際の場は和気あいあいと話が進み、時にソニー時代の昔話に脱線などしつつも、製品開発における苦労や工夫をみなさんが熱く語ってくれる。そこでは外に出せないような情報もサービスでしゃべってくれたりするので楽しい。現場で開発をしている人から話を聞けるのはとても刺激的である。
こういう人たちがVAIOを作っているんだなと知れることで、製品に愛着も湧くというもの。VAIOは公式Webサイトの「開発ストーリー」でそういった開発秘話を掲載しているが、これは宣伝のための脚色されたものではなく、実際の取り組みを真摯に紹介している。話はおもしろいし、VAIOのノートPCに対する見方が変わるので、ぜひ読んでみてほしい。
【VAIOのいいところ④】頑丈さが担保された品質試験
PCの耐久性はCPU性能などと違い、一番分かりにくいところである。多くのメーカーが「頑丈」であることを製品説明で謳っているが、MILスペックに準拠していると言われても正直ピンと来ない。頑丈さを試すために壊すわけにはいかないし、ユーザーは実際に使用することでしか実感し得ないのが難しいところだ。
ただ、VAIOではこういった品質試験の模様を公開しており、どのような事故を想定した負荷をノートPCに与えているかが分かる。筆者は実際にその品質試験の一部を見学したこともあり、その様子は以下の記事に詳しく書かれている。
VAIOは品質試験を外部の業者に振るのではなく、実際に自社工場で実施している。品質保証課という部署まで設け、専門のエンジニアが耐久性を日々研究しているのだ。これらの試験の様子をつまびらかにしているのも、頑丈さに自信がある証拠と言えるだろう。
今買うなら「VAIO SX14-R」がおすすめ
これから仕事などでゴリゴリに使うノートPCを購入しようと考えているなら、筆者のおすすめはハイエンドの14型モバイルノート「VAIO SX14-R」だ。VAIO Zは終売してしまったので、現状ではこれが最上位に位置する。併売されているVAIO SX14はそのワンランク下の製品ということになる。
特に11月21日に出たばかりの新カラー「ファインレッド」はかなりカッコイイ。光沢感がありつつ、若干暗めに見える上品なレッドになっており、悪目立ちしないのがポイント。VAIO SX14-Rでは、標準的なブラック系だけでなく、ディープエメラルドといっためずらしいカラーも含めて全5色が用意されており(ALL BLACK EDITIONなど特別モデルは含まず)、1つの製品でこれだけの個性を出せるのは国内製造ならではといったところ。
VAIO SX14-Rは、筆者が使用しているVAIO SX14と見た目は似ているが、仕様面はかなり違っている。簡単にまとめると以下のような違いがある。
インターフェイスの構成が違う
VAIO SX14-Rでは、筐体側面の左右奥側にUSB Type-C(Thunderbolt 4)が用意されている。これらのポートはUSB PDとDisplayPort Alt Modeをサポートしており、USB充電器や外部モニターにつなぐ場合に重宝する。
VAIO SX14については、これが右側にしかないため、使用する場所によってはケーブルがギリギリ届かないといった事態が起きがちだ。VAIO SX14-Rならその問題がないというわけである。
バッテリで大・小が選べる
VAIO SX14-Rでは、標準バッテリだけでなく、オプションで大容量バッテリを選ぶことができる。負荷時で大体3時間は長持ちするようなので、モバイル利用が多いユーザーなら増量しておきたい。これでモバイルバッテリを持ち歩く必要もなくなるはずだ。
画面が16:10で縦に広い
VAIO SX14-Rのディスプレイのアスペクト比は16:10で、VAIO SX14の16:9よりも縦に広い。具体的には標準の解像度なら前者は1,920×1,200ドットで、後者は1,920×1,080ドットとなる。
なお、ファインレッドでは唯一グレア(光沢)パネルのタッチ操作対応液晶を選べる。解像度も2,560×1,600ドットと大きくなっているのも特長だ。
Web会議向け機能が強い
VAIO SX14-Rは近年では欠かせないWeb会議向け機能を充実させている。
その1つは「AIノイズキャンセリング」機能だ。VAIO SX14-Rには、天板の上部側面に2個のマイクが実装されており、これは多少位置は異なるもののほかの機種でも同じだが、ここからさらにUSBなどがある右側面部分にもう1個マイクが搭載されている。
この3つ目のマイクが装備されていることにより、自分の声なのか、対面の相手の声なのかを判別できるようになっており、リアルな出席者とオンラインでの出席者がいるようなハイブリッドな会議においても、オンラインの相手に違和感なく声を伝えられるのだ。
以下の動画は過去に検証したものになるが、筆者のVAIO SX14(2021年モデル)を比較対象とし、VAIO SX14-RのAIノイズキャンセリングの効果を試したものとなる。
このほかにも、場所によっては顔が暗く映りがちなWebカメラについて、暗い画像と明るい画像を合成する「HDR明るさ補正」や、4つの画素の感度をひとまとめに上げることで暗所でのノイズを減らすピクセルビニング、画角の自動調整などといった機能もあり、オンライン会議でありがちな欠点を減らすことができる。
CPUのグレードが高い
VAIO SX14-Rでは、IntelのHシリーズという高性能なモバイル向けプロセッサを選べるが、VAIO SX14はUシリーズという省電力なモバイル向けプロセッサになっている。
当然Hシリーズのほうが高い負荷を要する作業に強いので、性能を求めるならVAIO SX14-Rにしたほうがいい。加えて、VAIO SX14-Rでは64GBのメモリや2TBのSSDを選ぶことも可能だ。
現状の多くのビジネスPCでは32GBのメモリと512GBのSSDがあれば十分だ。筆者の2台目のVAIO SX14そのスペックで使い続けている。とはいえ、モバイルノートで高性能や大容量を必要とする需要も少なからずあり、それがニッチだとしても構成として選べるのはありがたいところだ。
4、5年前のノートPCとの歴然とした性能差
最後に、筆者のVAIO SX14と最新のVAIO SX14-Rの性能を比較して、4~5年でどれくらいの性能差が出ているのか確認していこう。それぞれのスペックは下記の通りだ。
| VAIO SX14(2020年モデル) | VAIO SX14(2021年モデル) | VAIO SX14-R | |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i7-10710U (6コア/12スレッド) | Core i7-1195G7 (4コア/8スレッド) | Core Ultra 7 155H (16コア[Pコア6/Eコア8]/低電力Eコア2) |
| メモリ | 16GB | 32GB | 64GB |
| SSD | 256GB | 512GB | 1TB |
| ディスプレイ解像度 | 1,920×1,080ドット | 1,920×1,080ドット | 2,560×1,600ドット |
| OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro |
PCMark 10
まずはシステムの性能を比較するPCMark 10だが、当然ながら最新モデルのVAIO SX14-Rが圧倒的に優位なスコアとなった。
グラフの項目にあるPCMarkは、各項目を踏まえての総合スコアで、EssentialsはWebブラウジングなどの動作、Productivityはオフィスアプリの動作、Digital Content Creationは写真・動画編集やエンコード、そしてGamingは3Dゲームにおける性能を示している。
詳しく見ると、特に2020年モデルのVAIO SX14はグラフィックス性能が極端に低いことが分かる。なにせCore i7-10710UのGPUの実行ユニットは24基、Core i7-1195G7は96基なので当然と言える。ちなみにCore Ultra 7 155Hはアーキテクチャが異なるが、参考までにXeコアを8基(実行ユニットは合計128基)搭載する。5年前のPCだと、グラフィックス性能がかなりキツイことが分かるだろう。
3DMark
3DMarkで実行したのは、内蔵GPU向けのベンチマークである「Night Raid」だ。
上で述べた通り、2020年のVAIO SX14とそれ以降とでグラフィックス性能の差が大きく開いてしまっている。VAIO SX14-Rのように今時のGPUを搭載していれば、カジュアルな3Dゲームを遊べるくらいには性能が向上しており、GPUの進化を感じられる。
Cinebench 2024
CPUのマルチコアとシングルコアの性能を測定するCinebench 2024では、マルチコアならVAIO SX14-Rが2021年モデルの1.44倍、2020年モデルの1.91倍となった。16コアと多数のコアからなるCore Ultra 7 155Hの恩恵が出ているのが分かる結果だ。
一方で、シングルコアの性能だと順に1.19倍、2倍となった。シングルコアの性能であれば、2021年モデルのCore i7-1195G7とそれほど差を付けられておらず、がんばって戦えている印象だ。2020年モデルは2倍差なのでかなり大きく離されている。PCの買い替えサイクルは4~5年と言われているように、5年も経つと如実に差が出るようになった好例だ。
PCMark 10 バッテリテスト
バッテリ駆動時間を見るために、PCMark 10 バッテリテストのModern Officeを実行した。名前の通り、オフィスワークにおける作業でバッテリがどれだけ持つのかを見るベンチマークだ。
もちろん、2020年モデルと2021年モデルのVAIO SX14はバッテリが劣化しているので、あくまで参考程度として見てほしい。
2020年モデルは3時間44分しか持たず、明らかにバッテリが劣化してしまっている。一方で2021年モデルは4年経っているが9時間43分も動いており、大きな劣化を感じさせない。おそらく2020年モデルのほうは筆者の使用率が極端に下がり、完全放電した状態で使わずに放置していた期間があったので、劣化が進んだのだと思われる。
そして驚きの結果となったのはVAIO SX14-Rだ。なんと18時間46分も動いていた。しかも解像度は2,560×1,600ドットと高く、消費電力が大きいにもかかわらずだ。
VAIO SX14-Rはバッテリが劣化していないとはいえ、Coreシリーズの省電力性の高さが現れている。もちろん、消費電力の大きな5G通信を使うなど、状況によってこれほど延びない可能性はある。とはいえ、モバイルノートとしての能力は相当高いことが分かっただろう。
なお、今回は大容量バッテリを搭載するモデルで検証している。長時間の作業をする場合は、オプションで大容量バッテリを選択することをおすすめしたい。
以上、VAIO SX14ユーザーの目線で、筆者がVAIOノートについておすすめできるところや、最新モデルのVAIO SX14-Rについて語ってきた。
筆者のVAIO SX14は、仕事用に四六時中使っているだけでなく、プライベートなときでもなんだかんだでバッグに入れて持ち歩いている。そのため、休日を含めて使わない日はないくらいの使用頻度だ。
それだけ酷使していても、今も使い続けられているのは、保証体制がしっかりしていることと、国内製造で品質管理が徹底されているVAIOならではなのだろう。確かにVAIOのノートPCは高めの価格に設定されてはいるが、ぼったくっているわけではなく、それだけのコストをかけた品質だからなのだ。
もし、ノートPCの購入を検討していて、頑丈なものを末永く使っていくことを考えているなら、VAIOのホームページを覗いてみるのはどうだろうか。筆者のような愛用者が増えてくれるとうれしい。
超お得な10%オフキャンペーンが開催中
VAIOは2025年12月18日の午前9時59分まで「VAIOストア 秋冬キャンペーン2025」を開催している。ここで紹介したVAIO SX14-Rを含め、下記のモデルが最大10%オフで提供中なので、お得に買える今のうちに購入を検討したいところだ。
- VAIO SX14-R(VJS4R18)
- VAIO S13(VJS1368)
- VAIO F14(VJF1428)
- VAIO F16(VJF1628)
※VAIO F14/F16|ディズニーモデルは対象外




















































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