トピック
元アイドルのスマホ女子にタブレットPCを使ってもらった。有機ELで9万円台のお手軽マシンが若い世代にウケた理由とは?
~ASUS「Vivobook 13 Slate OLED」体験記
- 提供:
- ASUS JAPAN株式会社
2022年1月14日 06:41
iPhoneやAndroidの登場によって爆発的に普及が進み、携帯電話のスマホ比率が90%を超えたという調査もあるほど生活に定着したスマホ。特に子供の頃からスマホに慣れ親しんでいる若い世代は、仕事もプライベートもPCを使うことなくスマホで済ませてしまう、という人も多い。
しかし、PCを媒体名に冠するPC Watchとしては、やはりスマホだけではなくPCの魅力も知ってほしいところ。そこで今回は、PCに慣れていない人でも手軽に使える「お手軽タブレットPC」をスマホ世代に体験してもらうことで、PCの魅力を若い世代に伝えながら率直な感想を聞く、という企画を実施することにした。
この企画に参加してくれたのは、女性アイドルグループ「lonely planet」の元メンバーで、現在は女優として活動している叶田明日菜さん。長い文章を書いたりする時はMacBookを使うこともあるが、基本的には仕事からプライベートまでのほとんどでスマホを使っているという、典型的なスマホ世代だ。
スマホ世代に使ってもらうのは着脱式2in1の「Vivobook 13 Slate OLED」
スマホ世代にも使える「お手軽タブレットPC」として今回選んだ端末は、ASUS JAPANの「Vivobook 13 Slate OLED」。キーボードが着脱式になっており、キーボード装着時はPC、キーボードを外すとタブレットとして利用できる、2in1タイプのノートPCだ。最新のWindows 11を搭載しつつ、価格は9万4,800円からとリーズナブルな点も特徴だ。
ディスプレイはフルHD(1,920×1,080ドット)で13.3型の有機ELを搭載しており、鮮やかなディスプレイで動画を楽しめる。音質面ではDolby ATMOS対応のクアッドスピーカーを積み、迫力あるサラウンドで映像に負けないエンタメ体験が可能だ。
背面は横置きと縦置きの両方に対応した着脱式スタンドで、動画を楽しむ時は横置き、書類を確認したり電子書籍を読む時は縦置きと、用途によって端末の向きを使い分けられる。さらに筆圧検知4,096段階の「ASUS Pen」にも対応しており、イラストを書いたり、書類にメモをしたりという手書き操作も行なえる。
これだけの機能を備えながら価格は10万円前後と、コストパフォーマンスに優れるのもVivobook 13 Slate OLEDの魅力。Pentium Silver N6000、8GBメモリ、256GB SSD(PCIe 3.0接続)のモデルは10万9,800円、Pentium Silver N6000、4GBメモリ、128GB eMMCのモデルは9万4,800円と、後者なら10万円を切る価格で入手できる。
それぞれOSは最新のWindows 11を搭載するが、後者の方はWindows 11 HomeのSモードとなっており、セキュリティを高めた仕様のため、アプリのインストールがMicrosoft Storeからのみとなる。とは言え簡単に解除でき、その方法をMicrosoftが提示している。なお、解除後に再びSモードに戻せないため、その点は注意が必要だ。
スマホより大きな画面で迫力ある動画を楽しめるのがお気に入り
明日菜さんのスマホの使い方は、動画やマンガなどエンタメ利用が中心。また、友達とのやり取りはLINEやInstagramのメッセージ機能がほとんどで、メールは仕事のやり取りで使う程度と、スマホが生活の中心になっている。
叶田明日菜さんが普段使うサービスやアプリは以下の通りだ。
- YouTube
- Amazon Prime Video
- ディズニープラス
- LINEマンガ
- サイコミ
- マガポケ
製品の基本的な説明は事前に行なったが、Vivobook 13 Slate OLEDを渡した後の細かな操作や使い方は本人任せ。試用期間も1週間程度と短い期間ではあったものの、明日菜さんは「 使ってみて自分で買いたくなりました 」というほど大満足だったようだ。
一番の理由はVivobook 13 Slate OLEDのディスプレイだ。普段はスマホで動画を見ているという明日菜さんだが、試用期間中はスマホではなくVivobook 13 Slate OLEDでずっと動画を見ていたという。
Vivobook 13 Slate OLEDのディスプレイは、画面の美しさで液晶よりも優れる有機EL(OLED)を採用しており、画面サイズは13.3型と、一般的なスマホと比べても倍以上の大きさ。明日菜さんが普段使っているiPhoneも有機ELディスプレイという点では同じだが、美しいだけでなく大画面の迫力に思わず引き込まれたという。
魅力的な映像体験には不可欠な存在でもある音響面でも、Dolby ATMOS対応のクアッドスピーカーから流れるサウンドの音質がとても良く、イヤフォンやヘッドフォンを使わずとも迫力あるサウンドを楽しめたそうだ。
背面のスタンドで手に持たず動画を鑑賞。大画面の縦表示で臨場感ある読書体験も
また、背面の無段階調節スタンドを使って好きな角度で映像を見られるのも明日菜さんが気に入ったポイント。「 スマホだと手で持って見なければいけないのですが、Vivobook 13 Slate OLEDは手に持たなくても映画を見られる、というのがよかったです 」。
大画面ディスプレイは映画だけでなくマンガを読むのには便利。マンガアプリはスマホ専用でPCでは見られないマンガアプリも多いのだが、そのぶん大画面で漫画を大きく読めるのはスマホにはないメリットだ。特にWebマンガに多く見られる縦読みマンガは、Vivobook 13 Slate OLEDの画面を縦にして読むことで、臨場感の高いマンガ読書環境を実現できる。
マンガを大画面で読むメリットの1つが、見開きをそのまま表示できるということ。最近では見開きを活用したマンガ表現も増えており、基本的に1ページしか表示できないスマホでは意味が伝わらなかったり、2ページに渡って描かれる絵の美しさを堪能できないこともある。その点Vivobook 13 Slate OLEDであれば、単行本と遜色ないサイズの見開きでコミックを読むことができる。
文字入力はフリックとキーボードを使い分け。タッチペン操作も便利
スマホが向いていると思われるSNSも、PCならではのメリットがあったと語る明日菜さん。普段からSNSの画像は自分で編集してから投稿するが、スマホだと画面が小さく編集が難しかったという。
一方、大画面のVivobook 13 Slate OLEDなら画像も大きく表示できるため、画像の細かなところまで編集できる。「 私は画像の編集にこだわるタイプなので、Instagramの投稿はVivobook 13 Slate OLEDで投稿する方が便利でした 」。
フリック操作に慣れているスマホ世代にとって、PCで文字入力がどの程度活用できるのか、という点も気になるところ。キーボード入力よりもフリック入力の方が入力スピードが速いという明日菜さんだが、Vivobook 13 Slate OLEDはスマホと同じフリック入力が使えることもあり、オプションのASUS Penを使ったフリック入力をすることで、ほとんど困ることはなかったという。
また、キーボードの文字入力はフリックとは違うメリットがあると語る明日菜さん。前述の通り入力スピードだけならフリックの方が速いのだが、キーボードはゆっくり入力することで自分の考えをまとめながら書けるため、詩や文章を考えたりするクリエイティブな作業についてはキーボードの方が向いているという。
コミュニケーション手段はSNSが中心で、メールは仕事でやり取りする程度という明日菜さんだが、Vivobook 13 Slate OLEDならFacebookやTwitterは公式アプリが提供されており、InstagramもPCからの利用に対応している。
とは言え、連絡手段としては常に持ち歩き、すぐに取り出せるスマホがやはり便利。そのため明日菜さんは、LINEやInstagramなどレスポンスの早さが求められる連絡はスマホ、じっくり考える必要がある仕事のメールやクリエイティブ作業はVivobook 13 Slate OLED、と使い分けていた。
今回は期間の関係で設定していなかったが、LINEのWindowsアプリを設定すればスマホの連絡もVivobook 13 Slate OLEDでできるようになり、さらに利便性も上がるだろう。
外出先にも気軽に持って行ける本体サイズと長時間駆動バッテリ
Vivobook 13 Slate OLEDがとても気に入り、自宅だけでなく外出時も常に持ち歩いていたという明日菜さん。Vivobook 13 Slate OLEDは、タブレット本体のみで約785gと1kgを大幅に下回る重量で(スタンドカバー装着時約1kg)、鞄の中に入れても持ち歩きやすく、外出先のカフェなどでさっと取り出して楽しめる。公称10時間(JEITA 2.0基準)を超えるバッテリ駆動時間は、外出先で取り出すだけなら十分な長さで、出かけている間にバッテリを気にすることはほとんどなかったという。
中でも明日菜さんが気に入ったのがキーボードの着脱機構だ。「 キーボードを付け外しできるのが、近未来感があって楽しい 」という明日菜さんは、映画を見る時にはキーボードを使わずスタンドを使って視聴するなど、2in1を使いこなしていた。
最近ダンスを練習している明日菜さんは、その練習にもVivobook 13 Slate OLEDを活用。動画の振り付けはいつもYouTubeを見て練習しているそうだが、スマホの画面だと小さくて何をやっているか分からない振り付けが、Vivobook 13 Slate OLEDなら画面も大きくてキレイなため「 このダンスはこういう振り付けなんだ! という感じで、スマホを使うよりもすごく分かりやすくなりました 」。
スマホ感覚でタッチ操作できるのがMacBookよりも便利
Vivobook 13 Slate OLED体験前はMacBookを使っていた明日菜さん。普段使っているスマホがiPhoneということで、同じメーカーであり画面や設定も似ているMacBookの方が使いやすいのでは、と思っていた筆者だが、実際に手にしてみるとVivobook 13 Slate OLEDの方が使いやすかったという。
その理由はスマホのようにタッチ操作ができることで、それはスマホのように操作できるということを意味している。また、キーボード付きでもMacBookと同等かそれよりも軽く、キーボードを外せばさらに軽量になるVivobook 13 Slate OLEDは、家の中はもちろん外出時にも気軽に持ち歩けるのが魅力的だったようだ。
筆者は職業柄PCの相談を受けることが多いのだが、iPhoneを使っている人に対しては画面や操作体系が似ていることから、MacBookをすすめることが多かった。しかし、実際に使う立場からすると、画面が似ていることよりタッチで操作できるWindowsタブレットの方が使いやすいのだ、という視点は、このインタビューで学ばせてもらった貴重な意見だった。
10万円前後の価格にも大満足。コスパ抜群でスマホ世代にもオススメのPC
短い試用期間のためVivobook 13 Slate OLEDで試すことはできなかったが、明日菜さんがもう少し時間があったらやってみたかったというのが音声の編集。普段はスマホで自分の音声を録音して編集しているとのことだが、画面が大きくて編集しやすく、外部マイクなどを使えばより高い音質で録音できるVivobook 13 Slate OLEDは、自分の仕事にも向いているのだという。「 まもなくソロライブがあるので、『歌ってみた』の加工をこれでやってみたいです 」。
最後にVivobook 13 Slate OLEDの値段について聞いてみた。その価格は9万4,800円からと10万円近いが、「 実際に使ってみてとても納得できる値段 」という感想が返ってきた。「 家のMacBookと交換してもいいな、と思うくらい気に入りました! 」。
普段からスマホ中心に生活しているスマホ世代にとっても、スマホのようにタッチで操作でき、スマホよりも大画面で高音質で、キーボードを装着すればPCとしても利用できるVivobook 13 Slate OLEDは、非常に魅力的だったようだ。
今回はエンタメ中心の利用だったが、Windows 11搭載のVivobook 13 Slate OLEDならWordやExcel、PowerPointといったドキュメント文書の作成も問題なく、仕事や大学の課題作成にも活用できる。多彩な特徴を持ちながら10万円前後で購入できるコストパフォーマンス抜群のVivobook 13 Slate OLEDは、スマホ世代はもちろんPCを活用する世代にもオススメできる1台だ。