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ウィンドウ切り替えのイライラを解消。どんなアプリも常に最前面に表示できる方法
2026年7月28日 07:49
Windowsで複数のウィンドウを開いて作業を行なう時に、内容を確認したいウィンドウがほかのウィンドウに隠れてしまい、ウィンドウを切り替えるのが面倒。そう感じたことはないだろうか。そこで今回は、特定のウィンドウがほかのウィンドウに隠れず常に表示する方法を紹介する。
PowerToysの「Always On Top」でアプリを最前面に固定
Windowsで複数のウィンドウを同時に開いて表示する場合、現在アクティブなウィンドウを最も上に表示する、というのが標準仕様となっている。そのため、アクティブなウィンドウに重なっているほかのウィンドウは、アクティブなウィンドウの下に隠れ、重なった部分が見えなくなってしまう。
アクティブなウィンドウの下に隠れているウィンドウの内容を確認するには、確認したいウィンドウをアクティブにすればいいが、いちいちウィンドウを切り替えるのは面倒だ。
たとえば筆者の場合、ある製品のスペック表を作成する場合など、その製品のWebページに記載されているスペック一覧を確認しながらExcelで作成しているが、Excelへの入力時にWebページがExcelなどのウィンドウで隠れてしまい、ウィンドウの切替が面倒と感じることがある。
このほかにも、Web会議中にWeb会議アプリのウィンドウが隠れないようにしたい、イラスト作成中に参考資料を常に見えるよう表示しておきたい、といったように、作業を行なうアプリのウィンドウが一部隠れてもいいので、特定のウィンドウを常に上に表示したままにしたい、と感じることは読者のみなさんも経験があるのではないだろうか。
もちろん、複数のウィンドウが重ならないように配置すればそういった問題は発生しないが、ディスプレイサイズや解像度の制約から難しい場合も少なくない。
そういったときに活用したいのが、Microsoftが提供しているWindowsのシステムユーティリティ「Microsoft PowerToys」に用意されている「常に最前面に表示(Always On Top)」機能だ。こちらを利用すれば、指定したウィンドウを常に最上位に表示でき、ほかのウィンドウに隠れることがなくなる。
PowerToysの入手方法はいくつかあるが、最も簡単なのがMicrosoft Storeから入手する方法だ。Microsoft Storeを開いて「PowerToys」を検索すればすぐに見つかるので、「インストール」をクリックするだけだ。このほか、GitHubのリリースページからダウンロードしてインストールする方法もある。
Always On Topの設定方法
インストールが完了したら、PowerToysの「ようこそ」メニューが起動する。ここで、左ペインの「Always On Top」をクリックし、右ペインのAlways On Topの下方「設定を開く」をクリックすると、Always On Topの各種設定が行なえる。
PowerToysを直接起動した場合には、左ペインの「ウィンドウとレイアウト」をクリックし、その中の「Always On Top」をクリックすればいい。
標準では、Always On Topの機能は無効となっているので、「常に手前に表示」の右にあるトグルスイッチをクリックしてオンにすることで機能が有効となる。
Always On Topが有効となると、特定のウィンドウをアクティブにした状態でショートカット「Windows」+「Ctrl」+「T」を入力すると、効果音が鳴り、そのウィンドウが常に最上位に表示されるようになる。同時に、常に最上位に表示するように指定したウィンドウには、標準でターコイズ色の縁取りが表示される。
Always On Topを有効にしたウィンドウは、当然ながらほかのウィンドウをアクティブにして重ねても、隠れることなく常に上に表示される。
Always On Topを有効にした場合に鳴る効果音やウィンドウの縁取りは、変更が可能。効果音自体の変更はできないが、鳴らすか鳴らさないかを変えられる。
縁取りは、ウィンドウの周囲に縁取りを表示するかどうかだけでなく、色や幅などを設定できる。
縁取りの色は標準ではターコイズが設定されており、フルカラーで自由に変更可能。こちらは認識しやすい色を設定すればいいだろう。
幅は1~30の間で設定でき、標準では15となっている。この縁取りはウィンドウの外側に追加され、幅が太いとそれだけ表示領域を無駄に消費することになる。標準だとやや太いという印象で、筆者は個人的に、認識しやすさとのバランスで5~7程度がちょうどいいと感じた。
Always On Topを有効にしたウィンドウは、透明度の変更も可能。標準では隠れているウィンドウは見えないが、10段階で透明度を変更することで、重なっている下のウィンドウが透けて見えるようになる。特定のウィンドウを常に最上位で表示したいが、隠れている下のウィンドウの内容もある程度把握したいという場合に便利な設定だ。
ウィンドウ透明度の変更はショートカットでも変えられる。透明度を高める場合は「Windows」+「Ctrl」+「-」、透明度を下げる場合は「Windows」+「Ctrl」+「;」を入力する。
設定メニュー最下部では、Always On Topを除外するアプリを登録できる。こちらに登録したアプリではAlways On Topを有効化できず、常に最上位に表示する対象に選べなくなる。常に最上位に表示する必要のないアプリを登録しておけば、不用意にAlways On Topが有効になることを防げる。
このほか、ゲームモードが有効な場合にはAlways On Topを有効にしない設定や、ウィンドウのタイトルバーを右クリックして表示されるコンテキストメニューに「常に手前に表示」を追加し、そちらからも有効・無効を切り替えられるようにするといった設定も可能だ。
複数同時に有効化できるが、重なると隠れるので注意
Always On Topを有効にできるウィンドウは1つだけに限らず、複数のウィンドウに対して同時に有効化が可能だ。その場合、有効にしたすべてのウィンドウが、通常のウィンドウに隠れることなく表示される。
ただし、Always On Topを有効にしたウィンドウ同士が重なった場合には、その中のアクティブなウィンドウが上に表示されることになる。つまり、Always On Topを有効にしていても、ほかのウィンドウに隠れてしまう場面が存在するわけだ。とはいえ、こればかりは当然の挙動であり、複数のウィンドウでAlways On Topを有効にする場合には注意したい。











































