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スマートフォン向けPHRサービス「ドクターコネクト」の経口免疫療法における活用について

株式会社CEホールディングス(東証スタンダード)のグループ会社で、電子カルテシステムを中心とした医療システム開発とシステム構築受託を行う株式会社シーエスアイ(本社:札幌市白石区。代表取締役社長:新里 雅則。)は、スマートフォン向けPHRサービス「ドクターコネクト」の経口免疫療法における活用をあいち小児保健医療総合センターの協力、監修の下に開始しましたのでお知らせいたします。

経口免疫療法とは、食物アレルギーを持つ患者に対する非薬物療法のことで、医療機関にて患者の状態に応じて安全な摂取量を評価した上で、自宅にて少量の対象食物を日々摂取し、段階的に摂取量の増加を図るなどして治癒を目指してゆくものです。
しかしながら、特に小児に対象の多い本治療分野においては、保護者による適切な日々のサポートと、摂取量の増減に関する日々の記録や担当医師との連携など、とかく負担になることが多く、かつ担当医師側でもこうした患者側の正確な状態把握とエビデンスに基づいた最適な治療方針の提示が難しいといった課題があります。

こうした経口免疫療法の現場の課題に対して、スマートフォンによる患者の状態入力をデジタル化、患者ごとの特性や日々の状態に応じた入力画面を生成することで、患者の入力作業を最小化、更には担当医師側もいつでもその状況を把握する事を可能にすることで、都度適切な治療方針の設定と提示に繋がるなどの効果検証をあいち小児保健医療総合センターとの協力、監修の下に開始しました。

今後は一定期間の検証を重ねた上で、経口免疫療法分野におけるエビデンス確保に向けた取り組みとして、関係学会や有識者による評価、診療報酬算定対象としてのプログラム医療機器認定等の事業具体化を図ってまいります。

画像1:
ドクターコネクトの活用

(注1)
患者向けのアプリケーションサービスで、患者が自身の健診情報やアレルギーを含む体調管理情報を簡易に入力、電子記録として本人や家族が正確に把握し、診療の際にも担当医師に伝達可能にすることを目的としています。
(注2)
「からだメモ」に対応する医師向けのアプリケーションサービスで、患者が入力した情報を診療前に参照するとともに、医師個人向けに自動生成された診療メモを用いることによって、患者管理業務の負荷を軽減することを目的としています。

【あいち小児保健医療総合センター概要】
所在地: 〒474-8710 愛知県大府市森岡町七丁目426番地
代表者: センター長 伊藤 浩明
URL : https://www.achmc.pref.aichi.jp/

【株式会社シーエスアイ 会社概要】
所在地 : 〒003-0029 札幌市白石区平和通15丁目北1番21号
代表者 : 代表取締役社長 新里 雅則
事業内容: 医療システム開発、システム構築受託
URL : https://www.csiinc.co.jp

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