2022年12月5日 09:30
株式会社ゴードーソリューション(本社:静岡県浜松市、代表取締役:熊谷 弘之、以下「ゴードー」と記載)は、IoTによる工場の見える化システム『Nazca Neo Linka(ナスカ・ネオ・リンカ)』をバージョンアップし、カメラで撮影したリアルタイム映像と録画した過去の映像を遡って再生できる新機能「Video Recorder」を12月5日にリリースします。
Nazca Neo Linkaは、社内のパソコンやスマホからリアルタイムに工場の稼働状態を確認できる製造業向けIoTシステムです。工作機械やPLCなど生産設備の稼働情報をはじめ、作業者工数・ワーク情報など、生産にかかわる様々なデータを自動取得してWEBブラウザ上に表示します。
この度、株式会社システム・ケイ(本社:北海道札幌市、代表取締役:鳴海 鼓大、以下「システム・ケイ」と記載)が提供するネットワークカメラ映像管理システム『SK VMS』とのAPI連携により、工場や生産設備に設置したカメラの映像を『Nazca Neo Linka』の画面上から確認できるようになりました。
人材不足など製造現場が抱えている課題を解消しながら生産性を高めていくには、業務の自動化・半自動化による効率化と、実績に基づく正確な稼働管理は不可欠です。設備から自動で取得した実績データに加え、実際の加工状況を映像で確認することにより、離れた場所からでも的確な状況把握とトラブルの原因究明を可能にし、場所に縛られない効率的な働き方を実現します。
【新機能のご紹介】
■リアルタイム映像表示・過去の録画映像再生
カメラで撮影したリアルタイムの映像をNazca Neo Linka画面上から素早く確認できます。また、録画した過去の映像を遡って再生可能です。画面下のタイムラインをクリックするだけで、リアルタイム映像画面からそのまま録画映像を再生することができます。
■アラーム映像の一覧表示
アラーム発生時の録画映像をまとめて一覧表示し、ピンポイントで再生できます。工場全体のアラーム映像を時系列で一覧表示できるほか、設備ごとの映像も一覧表示できるので、万が一の時も素早く該当する映像を再生して詳細な状況を確認できます。アラームの直前から再生できるので、アラームが発生した瞬間を逃しません。
【今後の展望】
映像のAI解析を得意とするシステム・ケイとの協業により、将来的には顔認識による工数情報取得や物体検出による加工数カウントなど、さらなる技術展開を目指してまいります。
【参考】
■SK VMSについて
SK VMSは、システム・ケイが開発・販売するネットワークカメラ映像管理システムです。拡張性と耐障害性が高いシステム構築が最大の特長で、ネットワークカメラ(IPカメラ)などからのライブ映像を検出・設定・録画・検索・共有します。
1. システム構成イメージと価格
Nazca Neo Linkaは、生産設備や各種センシング機器からのデータ自動取得と稼働監視機能をベースに、稼働管理・原価管理・加工生産管理など必要な機能を段階的に拡張できます。
■システム構成イメージ
■新機能 Video Recorder(SK VMS連携)価格(税込) ※1 ※2
・ソフトウェア :435,600円
・保守・サポート:年間43,560円
・SK VMS :オープン価格
※1:Video Recorderの利用には、MonitorおよびOperation Managerの導入が必要です。詳しくはお問い合わせください。
※2:撮影に必要なカメラなどのハードウェアと導入作業費が別途必要です。
【参考】
■Nazca Neo Linka 価格(税込)
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/335894/LL_img_335894_5.png
【参考】Nazca Neo Linka 価格
※1:接続に必要なハードウェアと導入作業の費用が別途必要です。
※2:最小契約単位は1年からとなります。
※3:NCプログラム送受信用ソフト「NAZCA5 DNC」と連携することにより、Nazca Neo Linkaの画面上で、NCプログラムの通信操作が可能になります。「NAZCA5 DNC」の価格と詳細については、ゴードーのホームページをご覧いただくか、お問い合わせください。
2. リリース日
2022年12月5日
3. 販売目標
年間10社への導入
4. その他
・Nazca Neo Linkaの詳細はこちら( https://www.godo.co.jp/product/nazca-neo-linka/ )
・SK VMSの名称およびそのロゴは、株式会社システム・ケイの登録商標または商標です。
・サイボウズ、kintoneの名称およびそのロゴは、サイボウズ株式会社の登録商標または商標です。