2022年4月5日 13:00
デジタルサイネージメーカーのサイバーステーション株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:福永 泰男、以下 当社)は、4月4日に中国電力(以下、同社)がプレスリリースいたしました「完全自立型EVシェアリングステーション実証事業(※1)」(以下、同実証)において、当社デジタルサイネージシステム「デジサイン」のご提供と、実証設備のエネルギー状況を表示するためのデータ連携に係る技術協力をいたしましたのでご報告いたします。
同実証は、環境省が提唱する“ゼロカーボン・ドライブ”の実現を目指し、電力系統から完全に分離・独立したソーラーカーポートと蓄電・制御システムを一体化した、太陽光発電電力のみで運用するEVステーションに、中国電力のカーシェアリングサービス(「eeV」)を組み合わせた世界初(中国電力調べ)の取り組みです。
当社は、同実証設備に、大型55インチのIP66(防水防塵)に対応した屋外用ディスプレイに映像再生装置デジサインSTBと公衆回線サービスを組み込んだ「デジサイン屋外ディスプレイモデル」を設置し、同実証設備のエネルギー状況のモニタリングやeeV利用拡大等のプロモーション、さらにはNHKのニュースや天気等の地域情報の配信などで付加価値を提供します。本実証設備とサイネージシステムとのデータ連携には、デジサインが有するAPI(※2)を活用することで短期間(2週間)でのご提供を実現しました。
当社は、デジタルサイネージの提供を通じて、脱炭素社会の実現とカーボンニュートラルに取り組む企業のエネルギー等の見える化に貢献してまいります。
※1 「完全自立型EVシェアリングステーション」実証事業の開始について
~ゼロカーボン・ドライブの実現を目指します~
URL: https://www.energia.co.jp/press/2022/13864.html
※2 APIとはアプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の略称です。一言で表すと、ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのことを指します。
【サイネージのコンテンツ画面】
【導入写真】
導入写真(1)
【デジサインとは】
当社のデジサインは日本国内では、金融機関、小売業、商業施設などの「店舗販促」の活用から、ホテル等の宿泊施設のお客様への「案内看板」、その他、大手や中小企業を中心として従業員への「社内通達・情報共有」の活用など、お陰様で発売以来、様々な業種で「40,000ライセンス」以上の企業様にご利用いただいているクラウド型のデジタルサイネージサービスです。さらに、デジサインではコンテンツバンクサービスという「ニュース、地域情報、天気予報、防災情報」などの様々なコンテンツ提供をおこなっており、システムだけではなくコンテンツなども合わせて幅広いご提案をおこなっております。
参考(デジサイン): https://digisign.jp
【データ連携についての機能】
デジサインは、様々なデータと連携がとれるようAPIやデータ連携機能を提供しております。今回のようなエネルギーデータのファイルをデジタルサイネージ機器(STB)のフォルダに格納(コピー)し、APIをセットしたテンプレートをデジサインに設定することで電力やエネルギーデータの配信がおこなえます。HTMLやJavaScriptの知識があればどなたでも設置が可能で、短期間でのシステム連携がおこなえ、低コストでの構築が可能となります。
【会社概要】
サイバーステーション株式会社
代表者 : 代表取締役社長 福永 泰男
本社 : 石川県金沢市西念1丁目2番26号
資本金 : 8,000万円
事業内容: デジタルサイネージ、システム開発
URL : http://www.cyberstation.co.jp