2022年4月1日 11:30
研究用理科学機器・分析測定機器の販売を手掛ける、メイワフォーシス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:福田 竜司)は、京都工芸繊維大学と研究設備に関する契約を締結し、2022年4月1日(金)、京都工芸繊維大学内に「表面解析技術ラボ」を開設いたしました。
当ラボは、京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス16号館内に開設し、メイワフォーシス取り扱いの表面解析装置ラインナップを設置した、最先端の分析前処理や高精度解析を行うことが出来るラボとなっております。
「表面解析技術ラボ」に設置する最先端機器は、新しい特性や機能を備えた物質の研究に欠かすことのできない、重要なツールの一つです。その様なツールは、一般的に高額であり、購入までには様々なハードルが存在します。メイワフォーシスの高機能な表面解析装置各種をご活用いただくことにより、最先端研究の貢献への一助となります。より多くの方にご活用いただき、最先端の研究をサポート致します。設置装置は以下となっております。
【設置製品】
◎「SEDE ソフトプラズマエッチング装置」
製品URL: http://www.meiwafosis.com/products/sede/sede_tokucho.html
親水化やクリーニングをダメージなく短時間で簡単に処理可能な、卓上のドライエッチャーです。サイズの大きいPDMSの接着なども可能です。
◎「DWS 3500P 多機能ダイヤモンドワイヤーソー」
製品URL: http://www.meiwafosis.com/products/well/well_tokucho.html
国内最多導入実績の卓上ダイヤモンドワイヤーソーです。10mのつなぎ目がないワイヤーでカットする為、断面精度は800番手の研磨と同等レベルです。
また、乾式カットも可能なため、水や油で変性してしまう試料のドライカットができます。酸化しやすい試料や脆い試料など多様な切断実績がございます。
◎「FS-1 マルチスペクトル・エリプソメーター」
製品URL: http://www.meiwafosis.com/products/ellipsometer/ellipsometer_tokucho.html
4色LED光源と特許取得の新MWE技術で短時間にサブモノレイヤーの極薄膜を高精度解析します。検出器に可動部位がなく、かつコンパクトな設計で、in situ測定も行えます。
【「表面解析技術ラボ」設立の背景・目的】
新しい特性や機能を備えた物質の研究において、物質材料表面の多角的な解析が必要不可欠となっています。特に、複合素材の断面観察、薄膜分析、膜厚コントロールなど、多くの材料の表面解析が盛んに行われています。
「表面解析技術ラボ」には、メイワフォーシスのラインナップにある最先端の表面解析装置を設置しております。この設備の装置を、より多くの方にご活用いただき、様々な応用研究の可能性を見出すことが、当ラボ設立の目的となっております。
「京都工芸繊維大学」と「メイワフォーシスの表面解析装置ラインナップ」の高度な連携で、科学技術で世界をよりよく変革するためのお手伝いをいたします。
拠点所在地等の詳細情報は、当社HPに掲載させて頂きます。
【京都工芸繊維大学と産学連携『表面解析技術ラボ』開設】
ニュースリリースURL: http://www.meiwafosis.com/techlabo/labo_surface_analysis.html
【メイワフォーシス株式会社について】
私どもメイワフォーシス株式会社は、「科学技術で、世界を変える」というミッションの基に、1968年に会社設立以来、研究用の理科学機器、精密分析測定機器、光学機器、電子機器など、米国、ヨーロッパを初めとする世界各国の優れた海外メーカーの製品や自社開発製品を全国の大学、試験場、企業、研究所など、幅広いユーザー層へ販売しております。
本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-14-2 KI御苑前ビル
代表者 :代表取締役社長 福田 竜司
設立 :昭和43年(1968年)10月7日
資本金 :5,000万円
事業内容 :研究機器自社開発、技術サービス業務/研究用精密科学機器、
精密分析測定機器、光学機器、電子機器等の輸入販売
※本ニュースリリースに記載されている内容は、発表日現在の情報です。製品情報、サービス内容、お問い合わせ先など、予告なく変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。