2021年10月1日 09:30
福岡県嘉麻市の株式会社かまは、4年前から本格的に取り組み始めたスマートシティ化プロジェクトで、嘉麻市に特化したアプリと連携した下記の2つのサービスを開始いたします。
1. 独自の宅配サービス「おつかい便」のリリース
2. 地域通貨「かまししポイント(かまpo)」のリリース
すでに同社は、嘉麻市内の様々なサービスを利用できる「かまししちゃんアプリ」を開発し、本年6月よりユーザーへリリースしています。
今回開始となる2つのサービスもこのアプリを使って利用ができます。
■おつかい便
令和3年11月1日サービス開始予定。
かまししちゃんアプリに登録されている嘉麻市内の地域ポイント取扱店で、買い物をした商品を自宅まで届けるサービス。
かまししちゃんアプリを入れたスマホがあれば注文から決済まで完結するため、店舗まで足を運ぶ必要がなく、通販感覚で買い物が楽しめます。
アプリより注文が入った商品は、地域のスタッフが配送員として各取扱店へ集荷・利用者へ配送を行い、支払方法は現金の他、地域ポイント、PayPayなどが可能です。
コロナ禍で外出を控えている、仕事や家事で忙しく買い物に行く時間が取れない、車を持たない人や重たい荷物が持てずに思うように買い物ができない、といった市民のお困りごとと、地域のお店のユーザー・リピーター獲得の問題を同時に解決できる仕組みとなります。
■かまししポイント(かまpo)
本年8月より、嘉麻市在住のマイナンバーカード取得者に向けて「カマデポ」という地域ポイントを配布し、試験的に地域ポイントの運用を行いました。
今後は「かまししポイント(かまpo)」と名称を変えて運用を継続いたします。
かまししポイントは、以前から運用している紙媒体の地域ポイント「かまししスタンプ」と同様、嘉麻市内の地域ポイント取扱店で利用ができます。
1ポイント1円、1円単位で利用が可能で、且つ、ポイントを利用した購入で本来付与される10倍のポイントが付与される仕組みです。
■「最先端な田舎」へ!消滅可能性都市と言われた嘉麻市の4年間の取り組み
嘉麻市の人口は年々減少傾向にあり、2021年現在3万6千人で、2000年から現在までの20年でなんと約3割も減っています。
このままでは10年・20年後には就労人口が足りなくなり、行政サービスが受けられなくなり、破綻の危機に直面しているかもしれません。
消滅可能性都市にも名前が入り、若者離れが止まらない嘉麻市をどうするべきか。
そこで、同じ危機感を持つ市民同士と団結して市民会社を設立し、「最先端な田舎」を目指し、この4年間取り組みを進めてきました。
そして現在、地域専用アプリの開発・地域ポイント運用・地域通貨・アプリでの宅配サービスが現実のものとなりました。
最先端な田舎に嘉麻市が近づいています。
4年前は雲を掴むような目標だったものが、今ここまで来ているのです。
4年でここまで嘉麻市を変化させることができましたが、まだたった4年です。
これからも、スマホ一つで誰しもがどんなサービスも利用できる、暮らしやすい「最先端な田舎」を目指していきます。
【会社概要】
会社名: 株式会社かま
所在地: 〒820-0202 福岡県嘉麻市山野875-2
代表者: 代表取締役社長 有田 栄公
URL : https://kama.co.jp
■かまししちゃんアプリプラットフォーム 関連ウェブサイト
かまししちゃんアプリ ホームページ : https://kamapo.jp
嘉麻市の特産品産直サイト かまチョク: https://kamashishi.com