2021年9月14日 13:00
マトリクス株式会社は、空気感染(エアロゾルを含む)対策に有効な卓上型空気清浄機の改良版新製品「シクローネ2」を2021年9月15日(水)に販売開始いたします。
当社では、全国の飲食店からの強い要望をうけて、アクリル板の欠点を補える卓上型空気清浄機「シクローネ」を2021年2月にリリースしました。
圧倒的な風量でウイルスを希薄化させる事が好評で、全国の飲食店を中心に、大学病院や国立の研究所まで広く導入が進みました。
【「シクローネ」の特徴】
・空気清浄機能(風速2m/sの強力吸い込みで、フィルターを使って空気を浄化)
・エアーカーテン機能(風速10m/sで空気の壁を作りアクリル板のように遮る)
・紫外線(UV-C)とオゾン(紫外線をフィルターに照射し減少させる)
・顔に近い部分で気流を作ることで、より効率的に空気をきれいにできる
・モバイルバッテリー(12V出力対応)で稼働できる
購入したお客様より、音が気になる場面で、風量をすこし下げられる静かな空気清浄機に改良してほしいとの要望があったため、このたび、風量調整が可能な機構を追加し、リリースすることとなりました。
WHOやアメリカCDCをはじめ、日本の研究者からの声明でも、「空気感染」というワードが多数出てきております。
この空気感染に対して、空気清浄機をうまく活用することが命題であり、アクリル板では感染を逆に拡大させてしまうという研究結果も出ております。
デルタ株の拡大に手詰まり感もある中、日本の技術でこれらの課題を解決できるものとして、アクリル板の代わりに使用できるシクローネは、まさに対策の本命といえます。
このような技術で、全国の感染拡大を少しでも抑えることができればと願い開発しており、製造も日本で行っております。
【「シクローネ2」概要】日本製
対面時にテーブルの中間に置くことで、お互いの呼気やエアロゾルなどを効率よく吸い込み、ウイルスなどをフィルターやUV-Cで不活性化し、きれいな空気でエアーカーテンを形成し、見えない間仕切りが出来ます。
サイズ(本体) : 縦 125mm 幅 200mm 厚さ 50mm(ボックスティッシュサイズ)
重量 : 700g(本体)
電源 : ACアダプタによる電源供給12V2Aもしくはモバイルバッテリー
フィルター : 静電気帯電フィルター(0.1μmの飛沫までキャッチ)
フィルター寿命: 1か月で交換
電気料金 : 0.3円/1時間(8時間稼働で、1日2.4円)
製造 : 日本製
URL : https://matrix.theshop.jp/
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/274515/LL_img_274515_5.jpg
ティッシュボックスとの大きさ比較
【第三者機関の評価】
当社では、第三者機関の評価として、青森県産業技術センター八戸工業研究所と八戸工業高等専門学校 機械・医工学コースの沢村教授との共同研究による評価を進めています。
流体が専門の沢村教授による評価によると、
・「標準モード」で、324L/分と、人間の呼気の約42倍の空気を処理できること。
・「弱」モードで、80L/分と、人間の呼気の約10倍の空気を処理できること。
・排気は無秩序な拡散はせず、対面方向や横方向にも行かず、上昇気流のみを作り出し、天井付近にうまく誘導させる事で換気扇に排気が誘導できること。
が確認されました。
これにより窓を開けたり、換気扇をかけるという室内換気に影響を与えること無く人間の呼気をうまく排出する事が分かりました。(アクリル板だと室内換気を阻害する恐れがある)
【販売に関して】
販売開始 :2021年9月15日
生産予定 :2021年9月より月産1,000台(受注数により10,000台まで増加可能)
販売予定価格:42,900円(税込)
【卓上型空気清浄機の重要性について】
卓上型空気清浄機は床置きの空気清浄機と違い、人間の口や鼻に近い位置で吸い込むことで、より効率的に吸い込んで処理することが可能です。
また、排気をうまく活用し、エアーカーテンを作り出すことで、アクリル板のような遮蔽を作り出しています。
特にデルタ株において、エアロゾルに対処するには、アクリル板では難しいと様々な研究者からの声が上がっており、手詰まり感があると聞きます。
「空気感染」対策が急がれる中、このような対策は非常に有効であると考えられます。
■会社概要
商号 : マトリクス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 高松 輝賢(たかまつ てるまさ)
所在地 : 青森県弘前市早稲田2-8-9
設立 : 2015年12月
事業内容: 医療系コンサルティング 感染対策製品の開発
医療系機器の試作開発
URL : http://www.matrix55.jp/