3Dゲームが新次元へ、見ようとしたところに視点が動く技術

　3Dゲーミングがいよいよ新次元に突入する。それがアイトラッキング技術の応用だ。

　人間の視線を検出するアイトラッキングセンサーの開発を行なっている企業“Tobii EyeX”が、このほどYouTubeへ動画を投稿した。これによると、Ubisoftから発売されている暗殺アクションゲーム「アサシンクリード ローグ(Assassin's Creed Rouge)」で、Tobii EyeXの技術を採用したSteelSeries製アイトラッキングセンサー「SENTRY」をサポートすることが明らかになった。

　アサシンクリードのゲーム内で、画面内の任意の部分に視線を移すと、SENTRYがそれを検知し、そこが画面の中心になるよう自動的に視点が移動する。これにより、従来のようにマウスで視点移動をしなくても良くなり、視点操作がより自然になる。

　マウスでの視点移動操作がネックで、FPSなどになかなか馴染めなかったゲーマーにとって、本技術は大きな変革をもたらせるだろう。なおSENTRYは現在国内では販売されていないが、米国では199.99ドルで販売されている。