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JAXA、ソニックブームを抑えた小型超音速旅客機のコンセプト画像を公開

ロバスト低ブーム設計技術を適用した小型超音速旅客機のコンセプトイメージ(出典: JAXA)

 JAXAは1月19日、ソニックブームを抑える「ロバスト低ブーム設計技術」を適用した小型超音速旅客機のコンセプトイメージを公開した。同技術の飛行実証などを進める「Re-BooTプロジェクト」の一環で作成されたもの。

 超音速飛行中の航空機の周囲では、急激な圧力変動によって衝撃波が生じ、地上に伝わって大音量の騒音として観測される。この騒音はソニックブームと呼ばれ、超音速旅客機の実現における大きな障壁となっている。

 JAXAが研究開発を進めているロバスト低ブーム設計技術は、ソニックブームが聞こえる範囲内の全域でその低減を図る技術。これまでにJAXAが開発した技術と比べ、巡航中の飛行経路直下だけでなく、加速時や飛行経路の側方など、より広範囲でソニックブームが低減できる点を特徴としている。

 Re-BooTプロジェクトでは今後、無人の実証機を使った飛行実験や、本技術を実機に適用した概念機体の設計を計画しており、これらの成果を超音速機の国際的な騒音基準作りに役立てることも目指しているという。

小型超音速旅客機のコンセプトイメージ(出典: JAXA)
小型超音速旅客機のコンセプトイメージ(出典: JAXA)
小型超音速旅客機のコンセプトイメージ(出典: JAXA)
小型超音速旅客機のコンセプトイメージ(出典: JAXA)