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オンライン麻雀「Maru-Jan」、ハッシュ値で「牌操作がないことの証明」について解説

 シグナルトークは12月18日、運営22年目を迎えるオンライン麻雀「Maru-Jan」において、ハッシュ値を用いた「牌操作がないことの証明」について解説した開発者コラムを公開した。

 今回公開されたコラムは、「対局中に牌が操作(変更)され、特定のプレイヤーが有利になっているのではないか」という長年のユーザーからの疑念に答えたものだ。

 証明の仕組みは、開局時の牌山データから生成/公開されたハッシュ値を、ユーザーが対局前に確認/保存するというもの。対局終了時に公開される牌山データから再度ハッシュ値を算出し、開局前の値と一致すれば、対局中に牌山が変更されていないことが証明できるとしている。

 ただし、この手法で証明できるのはあくまで「配牌完了後(ハッシュ公開後)に、牌山が意図的に変更されていないこと」である。「牌山を生成する瞬間」に特定のプレイヤーに有利な牌操作を行なう、いわゆる「積み込み」の検証まではカバーしていない点には留意が必要だ。

牌操作がないことの確認方法