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Raspberry Pi Picoを使った「たまごっち」風ゲーム

Picotamachibi

 ロボット開発者のケビン・マカリア氏は、マイコンボード「Raspberry Pi Pico」およびMicroPython言語を使った「たまごっち」風のバーチャルペット専用ゲーム機「Picotamachibi」の詳細をブログで公開した。GitHub上でMicroPythonのソースコードおよびケースの3D設計ファイルも公開している。

 同氏は1990年代後半に大流行したたまごっちが大好きだったと言い、MicroPythonとRaspberry Pi Picoを使ってプログラミングするに至った。なお、制作したのは2021年頃だったようで、各種コード公開も2022年より行なっている。

 同氏のブログの説明では、フレームバッファの仕組み、Bit BLTの仕組み、アニメーションの定義、アイコンの設計、各ソースコードの内容、各クラスやメソッドについて説明されており、初めてゲームプログラミングをするユーザーの参考にもなる内容が盛り込まれている。

 今回使用したパーツはRaspberry Pi Pico(Wでも対応可能)、タクトスイッチ3つ、ワイヤーおよびはんだ、128×64ドットのOLEDディスプレイ「SSD1306」、ユニバーサル基板のみで、25ポンド(約4,600円)程度で製作できたという。