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JAXAベンチャー、「宇宙ビッグデータ米」販売開始

 JAXAベンチャーの株式会社天地人は、株式会社神明、株式会社笑農和との協業で栽培/収穫を行なってきた「宇宙ビッグデータ米」の販売を12月1日より順次開始した。神明の直営店である「米処穂 東京日本橋人形町店」、「米処四代目 益屋」に加え、JAXA関連グッズを取り扱う「宇宙の店」にて販売している。

 宇宙ビッグデータ米は、笑農和が持つ富山県内の圃場から、地球観測衛星のデータを活用した天地人の持つ土地評価システム「天地人コンパス」で、収穫量が多くよりおいしく育つ可能性のある場所を選定。笑農和の技術「paditch」により、スマホを使って水の自動管理などを行なった。

 天地人では、初めての米栽培ながら、収穫量やおいしさは基準値以上を満たせたとしており、今回の販売に至ったという。2022年は規模を拡大しての栽培を予定しており、同社では将来的な米の生産効率化などにも繋がるとしている。