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海外のBTOパソコンメーカー、GeForce RTX 3090を4枚使った怒涛のベンチマーク公開

(出典:Puget System)

 海外のBTOワークステーションメーカーPuget Systemは、GeForce RTX 3090を4枚挿した場合のベンチマーク結果をホームページ上で掲載している。

 10月23日現在、1枚だけでも20万円を軽く超えるハイエンドビデオカードのGeForce RTX 3090だが、4枚同時に挿して動かしたらどうなるのか、興味があるユーザーも少なくないだろう。テストでは、GIGABYTEの外排気ファン採用の「GeForce RTX 3090 TURBO 24G」が4枚使われた。

 ただ、ベンチマークはゲームではなく、レンダリングを行なう「OctaneBench 2020.1.5」、「V-Ray Next 4.10.06」、「RedShift 3.0.28」、ビデオ編集の「DaVinci Resolve」である。ただ、4基のGeForce RTX 3090を使った場合、1,600W電源の上限を超えてしまうため、1枚あたり300Wに制限した場合の結果と、電源を2つ使った場合の結果を同時に掲載している。

 ベンチマーク結果を見ればわかるとおり、OctaneとV-Ray Nextでは性能は枚数に応じてリニアに向上している。RedShiftの向上幅は少なめだが伸びはあり、DaVinci Resolveでは4枚の意味がそれほどないという結果となった。

 その一方で電力消費はなかなかインパクトのあるもので、電源1台では1,500W、電源2台では1,700W超となっている。騒音はそれなりに大きいが、温度は思ったほど高くもない印象だ。