やじうまPC Watch

ゆりかもめで25年間使われた「PC-9801NS/A」が米沢へ里帰り

 NECパーソナルコンピュータの公式Twitterにおいて、ゆりかもめでメンテナンス用に25年間使われたノートパソコン「PC-9801NS/A120」が、生まれ故郷である米沢工場に“里帰り”したことが報告された。

 前回ゆりかもめが公開した写真では詳細型番か不明であったが、今回のNEC PCの写真で、1994年1月に発売された、486SX 33MHzおよび120MB HDDを搭載した「PC-9801NS/A120」であることが明らかとなった。

 このほかの仕様は、メモリが3.6MB、液晶が640×400ドット表示対応のCFLサイドライトつき8.9型モノクロ(8段階)、FDD、OSが日本語MS-DOS Ver5.0A-H。オプションでCPUをi486DX2(50MHz)、メモリを19.6MBに拡張可能。

 インターフェイスは、TypeII PCカードスロット、アナログRGB(ミニDIN 10ピン)、バスマウス、パラレルポート(ハーフピッチ36ピン)、シリアルポート、拡張バスコネクタ。バッテリ駆動時間は約1.1~1.2時間、本体サイズは316×254×53.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。

 写真では山形弁のコメントも添えられており、「お帰りなさい」と暖かく迎え入れている。