やじうまPC Watch
ゆりかもめで25年間使われた「PC-9801NS/A」が米沢へ里帰り
2020年9月15日 11:04
NECパーソナルコンピュータの公式Twitterにおいて、ゆりかもめでメンテナンス用に25年間使われたノートパソコン「PC-9801NS/A120」が、生まれ故郷である米沢工場に“里帰り”したことが報告された。
前回ゆりかもめが公開した写真では詳細型番か不明であったが、今回のNEC PCの写真で、1994年1月に発売された、486SX 33MHzおよび120MB HDDを搭載した「PC-9801NS/A120」であることが明らかとなった。
このほかの仕様は、メモリが3.6MB、液晶が640×400ドット表示対応のCFLサイドライトつき8.9型モノクロ(8段階)、FDD、OSが日本語MS-DOS Ver5.0A-H。オプションでCPUをi486DX2(50MHz)、メモリを19.6MBに拡張可能。
インターフェイスは、TypeII PCカードスロット、アナログRGB(ミニDIN 10ピン)、バスマウス、パラレルポート(ハーフピッチ36ピン)、シリアルポート、拡張バスコネクタ。バッテリ駆動時間は約1.1~1.2時間、本体サイズは316×254×53.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。
写真では山形弁のコメントも添えられており、「お帰りなさい」と暖かく迎え入れている。
#ゆりかもめ様で運行の安全を守るため働いていた「PC-98💻」が、役目を終えて生まれ故郷の米沢工場に帰ってきました。
— NECパーソナルコンピュータ (@necpc_pc)September 14, 2020
おかえりなさい🙇♂️ そしてご苦労様でした。ゆっくり休んでください。
ゆりかもめ様(@yurikamome_info)、これまで大切に使ってくださり、ありがとうございました🙏#NECPC#PC98pic.twitter.com/J4GQqsKHUk