やじうまPC Watch

【速報】インプレスeスポーツ部、スマブラ企業対抗戦にて全21戦を0勝で終え無事死亡

 東京・中野のRed Bull Gaming Sphere Tokyoにて6日に開催された、Switch用ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の企業対抗戦「スマツク」で、インプレスeスポーツ部の部員全員が試合中に谷底に転落。全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。


 みなさん、こんにちは。PC Watch編集長兼インプレスeスポーツ部部長の若杉です。と言うことで、数時間ほど前に、スマツクというスマブラの企業対抗戦に出場。玉砕してきました。その負け方たるや、もはや優美。すがすがしさまである。というか、最終戦でうちの1人(若手女子)がわりと接戦を繰り広げていて、ワンチャン勝つかも? という状況だったんですが、

「若手ちゃん、頼むから負けてくれ……! 20敗1勝じゃ、中途半端で逆に記事にしにくいよ。後生だから、空気を読んで負けてくれ……!」

って心のなかで祈ってましたもん。なんなら、勝ちそうになったら、その子の椅子を蹴る準備もしてました。無事負けてくれて、ほっと心をなで下ろす部長。

 スマツクでは、同じ企業に所属する3人がチームを組み(試合ごとにメンバー交代可能)、予選は1ブロック8チームでの総当たり戦で、各ブロック上位4チームが決勝に駒を進めます。つまり、予選は3戦×7試合で21戦あるわけですが、1勝もせずの敗退は大会記録かも。

 そもそも、なぜ今回スマツクに参加したかというと、1カ月くらい前、うちの部員から「こんなイベントあるみたいですー」ってメールが来たんです。しかし僕はスマブラをやったことないどころか、Switchも持っていない。ので、そのメールはさらった無視してたわけですが、別の部員がその後、

「インプレスeスポーツ部なのに、出ないなんてありえないですよ! 教えるからやりましょうよ!」

みたいに発破をかけてくるわけです。そこまで言うならと、部長の意地でその日中にアマゾンでSwitch本体を注文。翌日受け取り、スマブラをダウンロード購入し、下準備を整えたわけですよ。そこで発覚したのが、残りの参加メンバー4人のうち、誰1人としてSwitchを持ってないという事実。

「YouTubeで結構対戦動画観てるんで、準備はできてます(ニカッ)」(某部員)。

 普段、感情をあらわにしない僕ですが、令和になってはじめて、怒りにも似た驚きを覚えましたね。

 試合で挨拶した相手チームの方も、

「いやぁ、時間がなくて、週に1~2度くらいしかプレイできなくて、やばいですよぉ」

とかおっしゃってた人ですら、インプレスeスポーツ部のほぼ全員がSwitchを持っていないと聞いて、例外なく引いてましたし。とりあえず、Switchは明日売りに行こうと思います。

 ちなみに、スマツク自体は、同じeスポーツのくくりではあるものの、僕が普段見ているSTREET FIGHTER V Capcom Pro Tourのプロによる試合とはまったく違い、みなさん和気藹々とプレイしていて、時折発生する珍プレイに笑いが絶えない、いいイベントでした。

会場はRed Bull Gaming Sphere Tokyo
試合の様子
我がインプレスeスポーツ部からは女性2名が参戦。ほかのチームでも女性の姿は意外に多く、子連れの方もいらっしゃる和やかなムードだった
こんな感じで全試合フルボッコ