やじうまPC Watch

ディズニーパーク、人が搭乗できるAvatarパワードスーツを開発

なんと指の動きまで着用者に連動する

 Disney Parks は7日、同社の運営するアトラクション内で運用予定のパワードスーツの様子を公開した。実際に人間が搭乗し二足歩行可能なもので、指や腕の動きに連動してマニピュレーターを動かすなど、SF映画さながらのできばえだ。映画「アバター」の環境をイメージしたアトラクション「Pandora- The World of Avatar」に22日より登場する予定だ。

 動作している様子がYouTube上に公開されているが、それを見る限りかなり精巧に作られている。開発に参画したWalt Desney Imagineeringのエンジニアによれば、映画製作会社から受け取った3Dモデルをもとにこのパワードスーツを製作したという。

 パワードスーツに類するものは研究や試作レベルでは各所で実現しており、Hondaの下半身への負担をアシストする「体重支持型歩行アシスト(HondaWebサイト)」などが知られている。しかし、商用施設で運用されているところが見られるほど身近なものではなかった(過去記事も参照 "動作拡大型外骨格「スケルトニクス・アライブ」登場")。

公式による動画(英音声)