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MSI ClawがXbox Full Screen Experienceに対応。メモリ節約やランチャー統合など

 MSIは、ハンドヘルドゲーミングPC「Claw」シリーズが、Microsoftの「Xbox Full Screen Experience」(以下Xbox FSE)に対応したと発表した。WindowsおよびXboxのアップデートを通して提供される。

 Xbox FSEは、コンソールゲーム機のようなインターフェイスを提供する機能。PC起動時から、コントローラでの操作に最適化された専用のUIが全画面表示で立ち上がる。

 本機能は「ROG Xbox Ally」シリーズのほか、Windows 11のプレビュー版向けに提供されていた。

 Xbox FSEでは、Xbox Game PassやSteam、Battle.net、Epic Gamesといった異なるプラットフォームでインストールされたゲームを、1つのライブラリに集約して利用できる。また、「MSI Quick Settings」機能がXbox Game Barに統合され、ゲームプレイ中にワンタッチでパフォーマンス設定やシステム電力の調整といったメニューを呼び出し可能になった。

 このほか、従来のWindowsデスクトップ環境と比較して、メモリ使用量を5%以上節約可能としている。これにより余剰リソースをゲーム処理に回すことで、フレームレートの向上といった効果が期待できるという。