イベントレポート
【開幕直前レポート】2013 International CESが1月8日より開幕
(2013/1/7 11:06)
ITおよび家電関連の展示会として世界最大規模の「2013 International CES」が米国時間8日から11日の会期で開催される。
会場は例年通り、LVCCとThe Venetianだが、これまで会期直前にThe Venetianで行なわれてきたプレス向けのイベントやカンファレンスが、場所をMandalay Bayに移し、The Venetianでは今回、一部展示も行なわれている。
なによりもPC業界という視点から見た時にもっとも大きな変化は、これまで15年に渡ってMicrosoftのトップが行なってきた開幕前日の基調講演を、今年はQualcommが行なうことだろう。
QualcommがMicrosoftの座を取って奪ったわけではなく、予告されていた通り、Microsoftが2012年を持ってCESへの出展と基調講演を終了したことによるものだが、その代わりをQualcommが務めるというのは、コンシューマ市場での話題の主役の座がWindowsからAndroidへと移り変わったことを象徴しているようにも見える。
現在、現地時間の1月6日だが、すでに報道向けに一部の企業が製品を持ち寄って展示する「Unveiled」が開かれる。ここではPC関連メーカーの数は少ないのだが、いつも新製品を公開するLenovoが出展予定で、ThinkPadやIdeaシリーズの新製品公開に期待がかかる。
その後、NVIDIAもある程度の規模の発表会を行なう予定。内容はまだ不明だが、少なくともPCやタブレットなどに関連するものだろう。
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