イベントレポート
NVIDIAがDLSS 4.5発表。6倍動的マルチフレーム生成機能をGeForce RTX 50でサポート
2026年1月6日 14:30
米NVIDIAは1月5日(現地時間)にオンラインイベント「GEFORCE ON」を開催し、CESに合わせて発表する一般消費者向けの新技術などに関して説明を行なった。この中で、超解像技術「DLSS」の最新版となる「DLSS 4.5」を発表した。
DLSS 4.5ではトランスフォーマーエンジンを利用した第2世代の超解像エンジンがサポートされるほか、最大6倍の動的マルチフレーム生成機能がサポートされ、DLSS 4の4倍のものよりもフレームレートが向上することになる。
GeForce RTX 50シリーズでサポートされる動的MFGが最大4倍(190FPS)から最大6倍(240FPS)に引き上げられる
NVIDIAのDLSSは、いわゆる超解像技術と呼ばれる、GPUがレンダリングするフレームは低解像度に抑えておき、超解像技術を利用して解像度を引き上げる技術になる。レンダリング時の解像度を下げることで、GPUのレンダリングエンジンへの負荷を減らすことができるため、フレームレートを引き上げることなどが可能になり、より快適にゲームをプレイできる。
利用するにはゲーム側の対応が必要だが、DLSSは多くのAAAタイトルのゲームでサポートされるようになってきており、人気の機能の1つといえる。
DLSS 4は、GeForce RTX 50シリーズ(Blackwell世代)と一緒に発表されたDLSSの新バージョンで、トランスフォーマーエンジンと呼ばれる最新の生成AIのモデルを利用した超解像エンジンに加え、動的マルチフレーム生成機能(動的MFG機能)が導入され、従来よりも超解像時のクオリティや画面表示の滑らかさなどが向上している。
このDLSS 4に対応したタイトルは増え続けており、NVIDIAによればすでに250を超えるゲームやアプリが対応。2025年にリリースされた上位20位までの人気ゲームのうち80%がDLSS 4をサポートしているという状況だ。
今回NVIDIAが発表したDLSS 4.5はそのDLSS 4の改良版という位置づけで、トランスフォーマーエンジンを利用した超解像エンジンが第2世代になり、より周囲の状況などを正確に理解したスムーズな超解像が行なえるようになっているという。
また、動的MFG機能が進化し、最大4倍(190FPS)まで中間フレームを生成できるようになっていたのが、最大6倍(240FPS)まで中間フレームを生成可能になった。これにより、DLSS 4に比べてフレームレートを引き上げることが可能になり、240Hzのゲーミングモニターなどでより滑らかなゲーム表示が可能になる。
ゲームタイトル側の対応が必要になるが、同時にNVIDIA Appsの中で有効にすることも可能で、その場合は400を超えるゲームタイトルでDLSS 4.5が利用できるようになるという。
なお、DLSS 4.5の機能を利用するには最新のNVIDIA GPUが必要になる。第2世代のトランスフォーマー超解像エンジンを利用するには、GeForce RTX 20シリーズ以降のRTX GPUが必要で、最大6倍のMFG機能を利用するにはGeForce RTX 50シリーズが必要になる。


















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