イベントレポート
ASUS、Ryzen AI Max+ 395搭載ゲーミングタブレットなど展示
2025年1月14日 09:48
CES 2025にてASUSがブースを出展。Ryzen AI Max+ 395搭載のゲーミングタブレット「ROG Flow Z13」や、GeForce RTX 50シリーズ搭載ビデオカードなどの新製品を展示していた。
ゲーミングPC関連
ゲーミングPCでは、13.4型タブレットの最新モデル「ROG Flow Z13」が展示されていた。キーボード着脱式の2in1ながら、CPUにRyzen AI Max+ 395を採用し、CPU内蔵GPUとして高性能なRadeon 8060Sも搭載することで、高い処理性能を発揮する。
2,560×1,600ドットのROG Nebulaディスプレイを備えるほか、改良型ベイパーチャンバーや第2世代Arc Flow Fanによりエアフローを改善し、冷却性能も高めた。
加えて、外付けGPUボックスの「ROG XG Mobile」も新型が登場。GPUを最新のGeForce RTX 5090 Laptop GPUへアップグレードするとともに、インターフェイスをThunderbolt 5に変更。一方で、アクティブブリッジMOSFETを採用することなどにより、小型軽量化も図っている。
コンパクトなゲーミングPC「ROG NUC」も2025年モデルが展示されていた。CPUはモバイル向けCore Ultraシリーズ2 HX(Arrow Lake-HX)、メモリは96GB、GPUはGeForce RTX 5080 Laptop GPUを最大で搭載する。ストレージはPCIe 5.0 SSDにも対応し、最大2枚内蔵できる。ケースはつまみネジで開閉が可能。
そのほか、「ROG Zephyrus」シリーズ、「ROG Strix」シリーズのゲーミングノート、デスクトップの「ROG G700」ゲーミングモニターなどの新製品も展示されていた。
また少し変わったデバイスとして、新型ゲーミングWi-Fiルーター「ROG Rapture GT-BE19000AI」も並べられていた。世界初のNPU内蔵AIゲーミングルーターを謳っており、AIを活用して、遅延やパケットロスなどの低減、広告やトラッカー、悪意あるサイトのブロックといった機能を提供する。トライバンドWi-Fi 7に対応。
ビデオカード
ビデオカードエリアでは、GeForce RTX 50シリーズ搭載製品や、Radeon RX 9070 XT搭載製品が展示されていた。GeForce RTX 5090搭載カードでは、水冷仕様の製品も用意されている。
Zenbookシリーズなどの新製品も
Zenbookをはじめとした、そのほかの各種PCシリーズ製品も展示されていた。
「Zenbook A14」は、Snapdragon Xプロセッサ搭載の14型モバイルノート。最大45TOPSのAI性能のNPUを内蔵し、バッテリ駆動で最大32時間の動画再生が可能。独自素材のセラルミナムを使用しており、約980gの軽量設計も特徴としている。
2画面ノート「Zenbook DUO」の新型は、CPUがCore Ultra 9シリーズ2に強化され性能が向上。着脱式キーボードとキックスタンドを組み合わせて、クラムシェル、縦置きや横置きの2画面などさまざまな形態で利用できるデザインは踏襲している。ディスプレイサイズが14型で、最大3K/120Hz OLED 2枚構成となる。
そのほか、天面にカラーE-Inkを備えたCore Ultraシリーズ2搭載ミニPC「NUC 14 Pro AI+」や、31.5型6K(6,016×3,384ドット)IPSパネルを採用したThunderbolt 4対応モニター「ProArt Display PA32QCV」なども展示されていた。