イベントレポート

Acer、GeForce RTX 40搭載ゲーミングノートや800Rの湾曲ゲーミングモニター

Swift Go 16

 台湾Acerは4日(現地時間)、第13世代CoreやGeForce RTX 40シリーズを搭載したノートPC「Swift」、「Aspire」や、ゲーミングノートPC「Predator」、「Nitro」シリーズを一斉発表した。

Swiftシリーズ

 高性能なSwiftシリーズは、OLEDディスプレイを採用した「Swift Go 16」、「Swift Go 14」、GeForce RTX 4050 Laptopを搭載した「Swift X14」、薄型軽量筐体の「Swift 14」を用意する。

 このうちSwift Go 16は3,200×2,000ドット、Swift Go 14は2,880×1,800ドットの高解像度パネルを採用。また、第13世代Core Hプロセッサ、Movidius VPU搭載、9.5時間の長時間駆動、Evoプラットフォームの準拠が特徴。米国ではそれぞれ6月と5月に発売し、価格は799.99ドル、849.99ドルから。

Swift Go 14

 Swift X 14は第13世代Core Hプロセッサを搭載し、オプションでGeForce RTX 4050 Laptopを選択可能。また、2,880×1,800ドット表示/120Hz/DCI-P3 100%/DisplayHDR TrueBlack 500認証のサポートが特徴。米国では4月発売、価格は1,099.99ドルから。

Swift X 14

 Swift 14は第13世代Core Hプロセッサを搭載しながら14.95mmの薄型筐体や1.2kgの軽量性を実現。2,560×1,600ドットまたは1,920×1,200ドット表示対応の液晶を選択できる。米国では3月発売、価格は1,399.99ドルから。

Swift 14

Aspireシリーズ

 Aspireシリーズでは、最高でCore i7-13700やIntel Arc AシリーズGPUを搭載可能な32型液晶一体型デスクトップ「Aspire S32」、第12世代Core i5/i7搭載の27型液晶一体型デスクトップ「Aspire S27」を用意。いずれもWi-Fi 6Eをサポートする。米国では第1四半期に発売し、価格はそれぞれ1,699.99ドル、1,199.99ドルから。

Aspire S32
Aspire S27

 ノートPCとしては、第13世代CoreやGeForce RTX 2050を搭載可能な「Aspire 5」と、Core i3-Nシリーズプロセッサを搭載した低価格な「Aspire 3」シリーズを展開する。それぞれ17型、15型、14型を用意し、米国では3月~4月に発売される。価格はAspire 5が549.99~699.99ドル、Aspire 3が349~449ドル。

Aspire 5 17型モデル
Aspire 5 15型モデル
Aspire 5 14型モデル
Aspire 3 17型モデル
Aspire 3 14型モデル

Predator

 ゲーミング向けのPredatorシリーズはノートPCが「Helios 18」と「Helios 16」の2モデル。いずれも第13世代Core i9/i7 HXプロセッサや、GeForce RTX 4080 Laptopが搭載可能。また、最大32GBのメモリや最大2TBのSSDを選択できる。北米での販売時期は前者が4月、後者が3月で、価格はそれぞれ1,599ドル、1,699.99より。

 Helios 18は1,920×1,200ドット/165Hzまたは2,560×1,600ドット/165Hz、240Hz、250HzミニLEDパネルが選択可能。1,000ゾーンローカルディミングの対応が謳われている。

 Helios 16は2,560×1,600ドット表示対応で、リフレッシュレートは165Hz、240Hz、または250Hz駆動ミニLEDパネルとなっている。AUOのAmLED技術を採用し、DCI-P3 100%や100万:1のコントラスト比が謳われている。

Helios 18
Helios 16

 ゲーミングモニターとして、3,440×1,440ドット/240Hz表示対応で曲率800Rを実現した45型モデル「Predator X45」および2,560×1,440ドット/240Hz表示対応の27型「Predator X27U」を用意する。米国では第2四半期に発売し、価格はそれぞれ1,699ドル、1,099ドルより。

Predator X45
Predator X27U

Nitro

 メインストリームゲーミング向けのNitroシリーズは「Nitro 17」と「Nitro 16」の2ラインナップを展開。米国では3月に発売され、価格はいずれも1,199.99ドルより。

 両製品ともに第13世代CoreやGeForce RTX 40シリーズGPUを搭載し、最大32GBのメモリや2TBのSSDを搭載可能。Nitro 17はフルHD表示対応/144Hzまたは165Hzパネル、もしくはQHD対応/165Hz駆動パネルを採用。Nitro 16は従来から5%広いWUXGAまたはWQXGA解像度となった(165Hz)。

Nitro 17
Nitro 16

 このほか、第12世代Coreプロセッサを採用したChromeOS搭載小型PC「Chromebox CXI5」や、これを背面にドッキングできるWebカメラ付きの24型のフルHDモニター「Add-In-One 24」も展開する。米国では第1四半期に発売し、価格はそれぞれ289.99ドル、799.99ドルより。

Chromebox CXI5
Add-In-One 24