イベントレポート

MSI、Core i9-12900HX搭載ノートを6月7日に発表へ

Titan GT77

 MSIは、台湾COMPUTEX TAIPEI 2022のオンラインで新製品を展示。このうちCore i9-12900HXを搭載するフラグシップのゲーミングノート「Titan GT77」シリーズを、6月7日に開かれるバーチャルイベント「MSIology: Ahead of the Curve」で発表することを予告した。

 Titan GT77では、オーバークロック可能なCore i9-12900HXを搭載するほか、MSI独自のクーラーを搭載し、性能を最大限に引き出すとしている。また、多数の機能を搭載し、快適なゲーミング環境の実現を謳う。これ以外の仕様は公開されておらず、6月7日の正式発表が待たれる。

 このほかCOMPUTEXで展示する新製品は以下の通り。

MAG Trident S

MAG Trident S

 「MAG Trident S」はRyzen 7 5700Gを搭載した容積2.6Lの小型デスクトップ。独自の「MSI APP Player」と呼ばれるAndroidエミュレータを搭載し、モバイル向けゲームがプレイできるほか、30日間の「Xbox Game Pass Ultimate」が付属し、クラウド経由でゲームをプレイできる。

 メモリは最大64GBまで拡張可能で、2基のPCI Express 3.0 M.2 SSDスロット、2.5インチベイを備える。AMDのFedelity FX Super Resolution対応ゲームでは、ネイティブ解像度でレンダリングするものと比較し、2.4倍のフレームレートを実現できるとしている。

 チップセットはAMD B300で、インターフェイスはUSB 3.1×3(うち1基はType-C)、、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、HDMI 2.0出力、DisplayPort 1.4、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2、音声入出力を搭載する。電源は120W ACアダプタ。本体サイズは334.7×185.4×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.42kg。

GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X 24G

GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X 24G

 「GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X 24G」はフラグシップの「SUPRIM」シリーズに属するGeForce RTX 3090 Tiビデオカード。「TORX FAN 4.0」や8本のヒートパイプ、銅製ベースプレートなどを採用したTRI FROZR 2Sクーラーを採用。RGB Mystic Lightによるライティングも搭載する。

WS WRX80

WS WRX80

 「WS WRX80」はRyzen Threadripper PROシリーズに対応したワークステーション向けのマザーボード。14層のサーバーグレードPCBを採用。メモリは8チャネルで、最大DDR4-4400に対応。7基のPCI Express 4.0スロットも備える。

 電源は11ダイレクトフェーズの105A SPSを採用。また、2基のM.2 SSDスロット、2基のU.2、8基のSATAポートを搭載。インターフェイスはUSB 3.2 Gen2 x2 Type-C、Wi-Fi 6E、10Gigabit Ethernet、AST2600によるBMCなどを搭載する。

そのほか

  • SPATIUM M480 2TB PLAY SSD - 最大転送速度が7,000MB/sのM.2 SSD
  • VIGOR GK71 SONIC - Kailhスイッチ採用のメカニカルゲーミングキーボード
  • Modern AM242/AM272 - Windows Helloによる顔認証対応の一体型PC
  • MEG 342C QD-OLED - 量子ドットとOLEDを採用した34型ゲーミングモニター。1,800Rの21:9パネル採用
SPATIUM M480 2TB PLAY SSD
VIGOR GK71 SONIC
Modern AM242/AM272
MEG 342C QD-OLED