イベントレポート
Patriot、防水防塵の「Kailh Box」スイッチ採用ゲーミングキーボードなど
2019年6月1日 09:57
Patriot Memoryは、COMPUTEX TAIPEI 2019に合わせて台北市内のホテルで記者説明会を開催し、今後投入する予定の新製品について紹介を行なった。
Patriotの製品は秋葉原などで見かけることが少なくなったが、Amazon.co.jpで販売を続けているとのこと。もともとはメモリ専業であったのだが、近年はゲーミングペリフェラルにも力を入れ製品展開をしている。
なかでも特徴的な新製品の1つが、「V765」と呼ばれるフルサイズのゲーミングキーボードで、同社としてははじめて「Kailh Box」スイッチを採用している。Kailh Boxスイッチは8,000万回押下の耐久性を誇るほか、IP65準拠の防水/防塵構造となっている。ただしキーボード全体としての防水防塵性はとくに謳われていない。種類としてはクリック感のある白軸と、リニアな赤軸の2種類を用意する。
磁石で着脱可能なパームレストが付属するほか、独立したメディアキーや音量/ミュートホイールなどを装備。キーはRGB LEDが搭載されており、10種類の発光パターンにカスタマイズ可能だ。日本向けに投入するさい、日本語配列化を行なうとしている。推奨小売価格は99ドル。
ゲーミングマウスは「V551」と「V550」の2種類を新規投入。前者はPixArtの6,200dpi光学センサーと8つのプログラマブルボタン、後者はPixArtの5,000dpi光学センサーと7つのプログラマブルボタンを搭載。左右ボタンには1,000万回押下に耐えるオムロンスイッチを採用。推奨小売価格はいずれも49.99ドル。
SSD新製品としては、PhisonのE12コントローラを採用したM.2接続でリード最大3,450MB/sの「VPN100 SSD」と、SMI 2258XTコントローラを採用したSATA 6Gbps接続でリード最大560MB/sの「P200 SATA III SSD」を用意。前者の価格は未定、後者は36.99ドルから299.99ドルまで(容量によって異なる。最大容量は2TB)。
また説明によれば、PCI Express 4.0 x4に対応したモデルも準備中としており、Ryzenの投入にあわせて近日中にも投入する予定だとした。